SSブログ

KOOL & THE GANG『SOMETHING SPECIAL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたものであり、ファンキーなダンス・ミュージックを楽しく奏でてくれている。時代は'80'sになり、'70's終盤の世界的ディスコ・サウンドのブームも沈静化するようになったものの、ファンキーで明るく楽しいサウンドは、ディスコ・ミュージックと違った形で'80'sという時代に根付くことになった。また本アルバムは1981年のBillboard年間アルバム・チャートでは14位にランクインしているが、レギュラー・チャートでは最高位12位を記録するに留まっている。つまり、ロング・ヒットとなったのである。

収録されているのは以下の全8曲である。『Steppin' Out』『Good Time Tonight』『Take My Heart (You Can Have It If You Want It)』『Be My Lady』『Get Down On It』『Pass It On』『Stand Up And Sing』『No Show』。

この曲名を見ると、耳にしたことがあるタイトルが結構あるが、ここで彼らが演奏しているのはカヴァーという訳ではなく、オリジナル・ナンバーである。(要するに「同名異曲」と言うことである。)とにかく、ノリが良く、ファンキーなサウンドをたっぷりと聴かせてくれる。お薦め曲は、『Steppin' Out』『Good Time Tonight』『Stand Up And Sing』という所をピックアップしておくが、アルバム全体を通して元気が出てくるサウンドである。

前作ではファンク色が少し薄くなった彼らであるが、やはり彼らのサウンドはファンク色が前面に出るものであり、'80'sの新しいダンス・ナンバーということでは彼らのスタイルはやはり独特の個性を持つ音であり、聴いていても本当に気持ちが良くなるサウンドである。'80'sのダンス系サウンドがお好きな方は、忘れずにチェックしていただきたいアルバムである。

 

Something Special

Something Special

  • アーティスト: Kool & the Gang
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

RYUKENDO #36KARLA BONOFF『RESTLES.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。