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MICHAEL JACKSON『OFF THE WALL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に法被要されたアルバムであり、本アルバムによってソロ・シンガーとしてのマイケルは「世界のスーパースター」となった記念すべきアルバムである。本アルバムはクインシー・ジョーンズのプロデュースによるもので、後の「THRILLER」とは違ってソウルの世界を突き進んでいるアルバムである。また、「THRILLER」からは大量のシングル・ヒットが生まれているが、本アルバムからも同様に多数のシングル・ヒットが生まれているが、当時としてはこれは快挙であった。また、大ヒットを記録して、Billboardのレギュラー・チャートでは最高位3位、1980年の年間アルバム・チャートでも3位にランクインしている。が、本アルバムの凄いところは、モンスター・アルバム「THRILLER」の影響もあるが、1984年の年間アルバム・チャートに53位にランクインするというように、再び年間アルバム・チャートにランクインするという凄さを見せた。(前例もいくつかあり、こういう現象はPINK FLOYDの「DARK SIDE OF THE MOON」が何度かこれを達成しているが、希な例である。)

収録されているのは以下の全10曲である。(最近ではボーナス・トラックが追加収録されていますが...)『Don't Stop 'Til You Get Enough』『Rock With You』『Working Day And Night』『Get On The Floor』『Off The Wall』『Girlfriend』『She's Out Of My Life』『I Can't Help It』『It's The Falling In Love』『Burn This Disco Out』。

この中からは2曲の全米No.1ヒットが生まれていて、それらは『Don't Stop 'Til You Get Enough』(1979年のBillboard年間シングル・チャートでは91位、1位獲得は1週間)と『Rock With You』(1980年のBillboard年間シングル・チャートでは4位、1位獲得は4週間)である。また、『Off The Wall』(1980年の年間シングル・チャートでは79位)と『She's Out Of My Life』(1980年の年間シングル・チャートでは65位)の2曲は、いずれもがBillboardのレギュラー・チャートでは最高位10位を記録して、4曲のシングルがTOP 10ヒットとなった。('80'sになってからは、1枚のアルバムから数曲が全米TOP 10ヒットをするというものが増えたが、本アルバム発表当時では、これは快挙であった。)

いずれの曲もが有名な曲であり、当時のディスコ・サウンドの一大ブームに乗っかった『Don't Stop 'Til You Get Enough』やダンサブルな『Rock With You』などが合ったかと思えば、じっくりと聴かせるバラード・ナンバーの『She's Out Of My Life』というように、幅広い内容のアルバムである。また、『Working Day And Night』はライブでもお馴染みの一曲であり、テンポの良い一曲である。

マイケルと言えば、モンスター・アルバム「THRILLER」が先に挙げられるが、それも本アルバムがあってのものである。JACKSON 5からJACKSONSを経てソロになった当時のマイケルは実に良いものを出していたのですが、'80's後半の「BAD」以降は完全に別人になってしまったマイケル。本アルバムを発表した頃に戻ってくれたらいいのに、それは今更無理ですよねぇ~。'80'sサウンドを語ると、必ず「THRILLER」は出てくるが、本アルバムがその'80'sのマイケルの基礎となっているだけに、忘れないでもらいたいアルバムである。

 

Off the Wall

Off the Wall

  • アーティスト: Michael Jackson
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 2003/08/04
  • メディア: CD


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