ライオン丸G #1 [特撮]
「なんじゃこりゃあ!」というのが第一声でした。これでは深夜枠でないと絶対に放送できませんね。(「R-12」「PG-15」とかが指定されるのは疑う余地がない。)下ネタのオンパレードで、その上コミカル調の物語。主人公は絵に描いたようなヘタレ・キャラ。出てくるお姉ちゃんはヒロインというようなものではなく、エロいという言葉に尽きる。(と言うことなので、筋を追って記していくのは止めることにしました。)
「西暦2011年10月、地球は未曾有の危機に直面していた。あの大国が目指した高度資本主義は…」と重々しいナレーションで始まったものの、30秒経たないうちに一変。「な~んてことは…」とオチャラケの軽いノリとなり、深夜番組で無ければ放送できない内容に変貌する。
第1話は、主人公・獅子丸の登場から、ライオン丸に変身する所までの物語であるが、これならば「ライオン丸」の名前である必要は全くない。まあ、今後その部分は描かれることになるだろうが、1話を見た限りでは、今は天国にいる300年前の獅子丸たちも頭を抱えちゃっているでしょうね。
主人公は股間をかきながら歩きタバコで登場。舞台はネオ歌舞伎町。でも、5年後ということで、町の様子は現在と大きくかけ離れたものではない。ただ、「スカルアイ」と呼ばれる怪しげなコンタクトレンズを付けた若者たちが狂暴に人々を襲っていた。彼らは「カブキモノ」と呼ばれて、それを止める者は誰もいない。ということで、ヒーローが対峙する集団はちゃんとある。(おそらく、ゴースンの亡霊が乗り移っているボスがいる等で、ゴースンに繋がるのでしょうが...)
OP主題歌はかつての「快傑ライオン丸」の主題歌のリメイクで、曲は現代調になっている。また、ここでは、ダイヤル式のチャンネルである第二次特撮ブームだった'70'sそのままというテレビに、快傑ライオン丸のライオン丸やタイガージョー、敵だったゴースンなどの映像が出ているというのはファン・サービスである。(あくまでも「快傑ライオン丸」であり「風雲ライオン丸」ではない。)毎回、この映像は同じなのか、異なるのかは注目です。
ということで、様子見ということにしたいと思います。(TV大阪は火曜深夜の放送のため、水曜夜か木曜にUPと思っていましたが、これだったら水曜に十分可能となりそうです。)
尚、現在は地デジ化がドンドン進んでいるが、10月になった時点で地デジがスタートしていないのは福岡と沖縄を除く九州と岡山、香川だけになった。(これらの地方も、年内には全てで地デジが始まる。)ということもあってか、作品の方は16:9のワイド画面になりました。(地デジはHD放送、地アナはレターボックスでの放送。)TV東京系の「牙狼」は、地デジも作品映像は4:3でしたが、これは時節を考えたら当然と言えば当然である。今後始まる新番組で4:3だったら、それは「手抜き番組」として時代に取り残されたという烙印が押されることになる。ただ、一日も早くデジタルHD放送をそのままDISCに保存できるBDレコーダーを発売してもらいたい所である。(松下とSONYが製品発表をしましたが... 尚、HD-DVDはDISCの収録可能時間の点では不十分であり、やはりBDでしょう。)
- アーティスト: しのだとみお, 中村しのぶ, 筒井広志, 和田昭治, ヤング・フレッシュ, ヒデ夕樹, 浜ジョージ, ブルー・エンジェルス, ヤング・エコーズ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 1996/01/20
- メディア: CD
快傑ライオン丸 プレミアム・コレクターズ・エディション ~第壱章 獅子之函~ DVD-BOX(1)
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2002/10/25
- メディア: DVD
快傑ライオン丸 プレミアム・コレクターズ・エディション ~第弐章 虎之函~ DVD-BOX(2)
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2002/12/20
- メディア: DVD
PREMIUM COLLECTOR’S EDITION 風雲ライオン丸 弾丸之函
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/25
- メディア: DVD
光ディスクの秘密―ブルーレイ・ディスク(BD)、HD‐DVDの全貌に迫る
- 作者: 河田 聡, 今中 良一
- 出版社/メーカー: 電波新聞社
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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