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SHALAMAR『HEARTBREAK』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表されたものである。SHALAMARと言えば、'80's後半にブレークするJODY WATLEYが在籍していた人気グループであるが、彼らは'80'sの前半からテンポが良いダンサブルなディスコ・タッチの曲のヒットを飛ばしていたが、本アルバムは1984年の映画「FOOTLOOSE」で挿入歌として使われた『Dancing In The Sheets』をフューチャーしたアルバムであり、テンポの良いダンス・チューンを聴かせてくれている。映画「FOOTLOOSE」については、何も言わなくてもいいように、あまりにも有名な音楽映画であり、'80'sにおいて、豪華アーティスト達が集結するオムニバス調のサントラ盤を完全に定着させることになった歴史に残るサントラ盤であるが、とにかくそこに彼らの曲が含まれているのだから、彼らも既に時代をリードするグループになっていたということである。アルバム全体を通して明るく楽しいダンス・ナンバーを聴かせてくれている。

収録されているのは以下の全8曲である。『Amnesia』『Dancing In The Sheets』『Whenever You Need Me』『Heart Break』『Don't Get Stopped In Beverly Hills』『My Girl Loves Me』『Melody (An Erotic Affair)』『Deceiver』。

この中からは、やはり『Dancing In The Sheets』である。この曲は「FOOTLOOSE」のサントラ盤にも収録されているが、注目されるのは、リマスターによって再発されたときにボーナストラックが追加されたが、それにはこの曲の12"バージョンがボーナストラックとして追加されたと言うことである。やはりこの曲はそれだけインパクトも大きかったということである。ちなみにこの曲は、1984年のBillboard年間シングル・チャートでは92位、レギュラー・チャートでは最高位17位を記録している。リズミカルでテンポの良いダンス・チューンである。

これ以外では、アルバム・タイトル・ナンバーである『Heart Break』(正確には、アルバムタイトルは「HEARTBREAK」と1つの単語であるが、この曲は「HEART/BREAK」という2つの単語である。)や『Whenever You Need Me』『My Girl Loves Me』『Deceiver』という所をお薦め曲ということでピックアップしておくことにする。

JODYがソロ・シンガーとして活躍するのはもう少し後のことであるが、'80'sということに変わりはない。SHALAMARはJODYだけではないが、'80's後半のJODYを考えると、'80's前半はSHALAMARとして、後半はソロとしてといったように考えることが出来るが、そのソロとしてのJODYのサウンドに繋がっているものがSHALAMARにはある。本アルバムの前に、既にある程度ブレークしていた彼らであるが、それらを知らないという方は、本アルバムは「FOOTLOOSE」のサントラ盤と繋がるものでもあり、そのサントラは'80'sに残る偉大なサントラ盤であるので、入手もしやすいものである。で、「FOOTLOOSE」経由で本アルバムに接していただき、SHALAMARのサウンドをたっぷりと聴いていただきたいところである。当時の時代にマッチしたご機嫌なサウンドです。

 

Heartbreak

Heartbreak

  • アーティスト: Shalamar
  • 出版社/メーカー: ZYX
  • 発売日: 1998/01/27
  • メディア: CD


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