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恋日・ニュータイプ6話 [ドラマ]

第6話となる今回の物語は「想いを告白せよ!」という物語で、ユリを中心とした物語です。(前回の物語といい、「恋日」の名前があるところを感じます。)前回登場しなかったユリと下良が、今回はしっかりと出ています。今回のゲストは桐谷美玲さんであるが、彼女が演じるのはユリの中学時代の友人であるが、ユリと違う高校に通っているということで、ユリの白い制服とは異なる制服姿の登場となったが、気になることがありました。襟の色、ブレザーのボタンは2列ではなく1列になっているとはいうものの、この制服はあの青葉台学園の制服に近いのである。(青葉台学園と言えば、言わずとも「ケータイ刑事」である。)で、思い出したのが、第2シーズンの「恋日」の『恋の唄』(前中後編)で小出早織さんが青葉台学園の夏服制服を着ていて、5代目・ケータイ刑事を襲名したということである。これから考えると6代目ケータイ刑事は桐谷美玲さんが襲名ということになるのだろうか?(「新耳」の第5シリーズを見た時点で筆者は6代目の候補の一人だと思い、「東京少女 ~ヤドカリ少女」で有力候補と感じ、今回で本命なのでは?と思いました。)

今回は、現役高校生であるユリを中心とした物語であるが、やはり切なくなってしまう物語です。また、サブタイトルのバックの絵の具の色はやはり「赤」に戻っていました。それではいつものように、長文&ネタバレありで本編に行きます。

まずは「多々野ユリ、16歳、超能力者。だが、彼女はまだ自分の能力に気がついていない。下良隆三、ハイパーサイエンス研究所所長。彼は自分に超能力がないことを隠している胡散臭い男である。これは、そんな二人が究極の超能力者・みのるの持つ莫大な財産を譲り受けようと悪戦苦闘する、おかしくもほろ苦い、ハイパーサイエンス・ドラマである」というナレーションがあり、それからOP主題歌が流れました。

学校の屋上にいるユリ。ポケットから1枚の写真を取り出し「もし、未来を知ることが出来たら。どんなに便利だろう。どんなに楽しいだろう。そう思っていた。その時までは...」というユリの回想でスタート。(こういう形のスタートがあると「恋日」らしさを感じます。)

学校の授業が終わり、教室から出て行くユリ。廊下に片思いの相手である沢村洋平(さわむら・ようへい)が外を見ていたことから、ユリは髪型を整えると、背を低くして沢村の後ろを通っていこうとする。が、沢村はユリに気づいて「どうしたの?」と声をかける。ユリは慌てて「コンタクト、落としちゃって」と言って廊下でコンタクトレンズを捜す格好をするも「お前、目、悪いんだっけ?」と沢村に言われると直ぐに立ち上がり「あーっ、でも、全然平気。私、よく考えたらコンタクトなんてしてないし...」と誤魔化そうとする。(だけど、沢村の顔を見ることが出来ない。)少しの間があった後「じゃあ、私、バイトがあるから」と言って行こうとするユリだったが、沢村が「お前のオヤジさんって、今、入院しているんだよな」と声をかける。これに「そう、リハビリ中」と答えるユリ。これに「大変だな」と言う沢村だったが、二人ともよそよそしくて話は進まない。で、「そろそろ行くね」と言うユリは振り返って行こうとすると「がんばれよ」と沢村。「有り難う」と言うユリだったが、心は嬉しそう。で、小走りで走っていったユリは、廊下を曲がったところで立ち止まり、壁に背を持たれると「もう、心臓が破裂するかと思った...」と乙女心一杯でした。(ここで、サブタイトル)

下良ハイパーサイエンス研究所。ユリが駆け込んでくる。「ご免、遅くなっちゃった」と行って慌ててタイムカードを入れるユリ。が、「あれっ?下良さん?」と声をかける。というのは、下良はデスクの上に枕を置いて、その中に顔を沈めて寝ていたのであった。で、ユリは下良の横に行き「下良さん!」と下良の耳元で大きな声で言う。それに「ビックリした」と行って立ち上がる下良は「もう朝か?」これに「もう、真面目に仕事してくださいよ」とユリ。が「何を言うか。新商品の実験中なんだよ」といい、枕を手にして予知夢を見る枕なんだ、と説明する。そして予知夢の説明をする。そして、その枕には厳選されたハーブやアメリカンディーゴのエッセンスが含まれていて、「花言葉はズバリ「夢」」と自慢する。これに「花言葉は関係ないと思いますけど...」とユリ。が、下良は「これらの臭いが眠っている間に潜在意識に働きかけ、予知夢を促す。名付けて「お先まっくら」」ということでした。(画面にテロップで、特別価格7980円(税込8379円 送料別))→この番組、テレビショッピングでしたっけ?(BSデジタルはTVショッピング番組が派手に流れていますが...)これに「もう少し売れそうな名前付けましょうよ」とユリ。(そのとーりと思います。)が、下良はそんなことは気にせず「2個購入された方に、オリジナル枕カバープレゼント」といって、下良の顔がプリントされた枕カバーをユリに渡す。それを見たユリは「もの凄く欲しくないんですけど...」(分かります。そんな枕カバーのついた枕で寝たら、絶対魘されてまともに寝られなくなるでしょうし...)そして下良は、ユリに「モニター頼むよ」と言って凶から一週間、見た夢を記録するというモニターを押しつける。これに「面倒くさい」と言うユリ。

そうしていると「わしじゃ、わしじゃ」と携帯が鳴る。で、ユリは枕と枕カバーを下良に返すと、走ってデスクに駆け寄り、携帯を開く。「わしじゃ、今回のミッションを送るから、しかとお聞き。終わり」といつものみのるからでね早速テレパシーでユリはミッションを聴いた。「じゃあ、行きましょうか」と言うユリに「おっと、その前に確認だろう」と言って、ユリにミッションをしゃべらせる下良。「ノストラ公園に困っている女の子がいるそうです」とユリが言うと「こないだ没収された分も取り戻してやる」と下良は張り切って飛び出していき、ユリが追いかける。

ノストラ公園。メガネっ子の女子高生が読書をしている。(襟の色は赤いチェックになっているが、青葉台学園の制服に似ている...)で、下良が「何か、お困りのことがありますね」と声をかける。すると立ち上がる女子高生。ユリも駆けてきて、下良が「失礼しました。私、ハイパーサイエンス研究所の者です」と言って名刺を取り出し、ユリから「ユリです」続いて下良が「下良です」。女子高生は「あの、もしかしてユリ...」と言うが、ユリは間髪入れずに「いいえ、ただのユリです」といつもの癖で言ってしまう。これに女子高生は「だから、多々野ユリちゃんでしょう?」するとユリは思い出したように「ひょっとして加奈ちゃん?」ということで、女子高生はユリの中学時代の同級生の森江加奈子(もりえ・かなこ)だった。加奈子は父の仕事の関係で転向したが、両親が離婚して、こっちに戻ってきたのだった。

下良が加奈子に困っていることの内容を尋ねると、加奈子は「私、好きな人がいるんです」と言う。加奈子の片思いの相手は違う学校で、バスケの選手で、よくこの公園をジョギングしているという。気持ちを伝えたいが、それが出来ないと言うのである。ユリは「それって、思い切って告白した方が...」と言うが、首を横に振る加奈子は「ダメなの、断られるから」と言い、その人は他に好きな人がいると分かっちゃったと言う。で、加奈子は昔から時々先のことが分かることがあると言う。が、それは親から怒られる時とか、おじいちゃんが亡くなる時とか、自分の身に起こる嫌なことだけが分かるという。で、下良は「予知能力」だと言う。「超能力者?」と下良に尋ねるユリに「可能性は高い」と答える下良。するとユリは立ち上がり「ようし、ハイパーサイエンス研究所の出番だ」と言って張り切り「私、加奈ちゃんのこと、応援するからね」と言う。これに加奈子は「あの人です」と言う。加奈子の片思いの彼がジョギングをしに公園に現れたのだった。その彼を見たユリは「えっ?」下良は「何、どうしたの?」と尋ねるが「ううん、別に何も...」と平静を装うユリだったが、ジョギングをしに来た彼というのは沢村だった。

ハイパーサイエンス研究所に戻ったユリは、沢村が自分に「がんばれよ」と言ってくれたことを思いだし、とても重くなってしまう。で、下良の顔がプリントされた枕カバーをつけたお先まっくらに頭を沈めて目を閉じる。起きあがったユリに「どうしたんだ。ぼけっとしちゃって」と声をかける下良。手にはコーヒーカップを持っていて、デスクに歩いていくが、デスクの横に置いてある段ボールに躓く。幸い、コーヒーをこぼすことはなかった。するとデスクの上の大きな電話が鳴り、それに出る下良。が、「パーコー麺2つ?違うよ家は」と間違い電話だったので、起こって切ってしまい椅子に座ってコーヒーを飲もうとするが、くしゃみをしてデスクの上にコーヒーをこぼしてしまう。が、次の瞬間、ユリはソファから転げ落ち、目が覚める。(下良の一連のことはユリが見た夢でした。)で「変な夢」と言って、枕カバーの下良の顔をひっぱたくユリでした。

学校の体育館、沢村が一人でバスケの練習をしている。ユリと下良はその様子をじっと見ている。で、沢村のことを話すユリ。(この学校では結構有名人で、女子からも人気がある。)「君もその中の一人かい?」と言う下良にムキになって「違いますよ、何言ってんですか」とユリ。で「告白する前からふられることが分かっちゃうなんて、どんな気分なんだろう?」と話を加奈子のことに持って行く。「誰にだも知りたくないことだってある。まあ、予知能力って、便利なだけじゃないかも知れないなぁ」と、今回の下良はいつもと様子が違います。「今回、私たちは何をしたらいいのかなぁ?」とユリ。「実際、我々にどうこうできる問題じゃないし、強いて言うならば、また事実を調べることぐらいかな」と下良。で、沢村にアタックして事実を調べることにした。

学校の門の前で、沢村を呼び出したユリと下良。下良は沢村に名刺を渡す。で、名刺を見た沢村はユリに小声で「お前のバイト先、大丈夫か?何か怪しくない?」これに「何て言うか、ちょっとだけ...」とユリ。(確かに胡散臭い感じがしますけど...)下良は「若い人に超常現象に関するアンケートを行っているのですが、協力していただけますか?」と言う。が、ユリは下良の手を引いていくと小声で「下良さん、やっぱり止めません?」と言うも「大丈夫、ちゃんとさりげなく聞くから」と答える下良。が、沢村は「俺、別にいいですよ」と言う。で、下良の質問が始まる。「直ぐ済みますからね」と言った下良は手帳を取り出し、アンケートを開始する。「質問その1。超能力を信じますか?イエスかノーで」沢村の答えは「ノー」。続いて「その2。幽霊を見たことありますか?」「ノー」3問目は「1回ぐらいならUFOに捕まってみたい?」「ノー」(一応、アンケートらしい質問をしているが、3問目の質問って...?)「では、最後の質問。好きな女の子いる?」(突然質問が変わりました...)これに「さりげなく無いし...」とユリ。答えに詰まる沢村に「イエスかノーで」と下良。「いきなり主旨違うんですけど...」と言う沢村だったが、ユリをちらっと見ると小声で「イエス。好きな子はいるけど...」と答える。で、ユリは「へっ、へぇ~、いるんだ...」と動揺している。下良は「御協力、どうも有り難う」と言うと、「粗品の波動CDです」と言って鞄から波動CD(1話に出てきた怪しげなCDです。)を取り出してそれを沢村に渡す。で「じゃあ行こうか」と帰ろうとする下良。すると「なあ多々野、この際だからはっきり言っておくわ」とユリを呼び止める。下良は「じゃあ、俺は先に戻っているから」と言い、ユリと沢村の二人になる。

沢村は「さっきの好きな相手って、あれ、お前だから」と言う。ユリは「えっ?」沢村は続けて「俺、前から、お前のこと好きだった」と告白する。ユリは「私...?」とちょっと驚いた表情をする。(ここでAパート終了。経過時間は約14分半。ということで、Bパートは約11分となります。)

体育館。ユリは沢村を呼び出し、沢村が来るのを待っていた。そうしていると「多々野」と言って沢村が現れる。ユリは「ありがとね、気持ち伝えてくれて。嬉しかった」とお礼を言い「だから、ちゃんと返事しなきゃ、と思って」と言う。沢村はユリに近づくと、ユリの手を握る。で、二人の顔が急接近。で、キスを、となると思いきや、そこでユリが夢から覚める。で「何、今の夢?」と口にするユリ。(ということで、夢でした。)そうしていると「どうしたんだ。ぼけっとしちゃって」と下良が手にコーヒーカップを持ってやってくる。デスクに向かって歩いていく下良だったが、デスクの横に置いてある段ボールに躓く。幸い、コーヒーをこぼすことはなかった。それを見たユリは「あれっ?これって何処かで...」と呟く。デスクの横にいる下良はコーヒーを飲もうとするが、その時電話が鳴り、それに出る。ユリは「間違い電話」と口にする。電話の下良は「パーコー麺2つ?違うよ家は」と言って怒って電話を切る。ユリは「てことは...」と気づく。下良は椅子に座ってコーヒーを飲もうとするが、くしゃみをしてデスクの上にコーヒーをこぼしてしまう。で「ユリちゃん、雑巾!」と言う下良だったが、下良の後ろにいたユリは「はい」と言って雑巾を下良に渡す。で「随分、手回しがいいんだなぁ」と感心する下良。ユリは「夢で見ちゃったんです」と言うと、下良は自分が開発したお先まっくらがユリに予知夢を見せたとして、成功したとご機嫌になる。一方ユリは、枕のあるソファに駆け寄ると、枕を大事そうに抱きかかえる。それを見た下良は「何だ何だ、さては沢村くんの夢でも見たか?」と言う。「えっ?」と言うユリに「好きなんでしょう」と下良。「何で分かるの?凄い、流石超能力者!」と言うユリでした。(超能力なんかなくても、ユリの様子を見たら、誰だって分かりますよ...)

ユリの話を聞いた下良は、二人の気持ちが分かり、本来なら喜ばしい限りだが、我々にはミッションがある、と言い、ユリに「君は自分の恋スタンプとどっちが大切なんだい?」と尋ねる。これに間髪入れずに「」と答えるユリ。「即答かい...」と(予想していただろうが、)呆れる下良に「だって、花も恥じらう女子高生だし、一度きりの青春時代だし」とユリ。が「加奈ちゃんのことはどうするんだい?」と下良。で、「ねえ、どうしよう、下良さん...」とユリも困ってしまう。そんなユリに「これはハイパーサイエンス研究所の管轄じゃないな。こればかりは人の気持ちだからねぇ。超能力では解決できない。その辺りのこと、よーく考えてみて」と下良は言う。で「うん」と答えるユリだったが... →いつもならスタンプに執念を燃やす下良が、今回は全く違いますねぇ...

日が変わって、加奈子とユリが公園を歩いている。ユリは加奈子に、沢村には好きな人がいる、と言うことを告げたのだった。「そう、やっぱりあの人、好きな人いたんだ」と加奈子。「その好きな人って...」とユリが続きを話そうとするが、加奈子は「待って、それは言わなくて良い。知っても意味無いし...」と覚悟していたようであった。ユリは「ご免ね、役に立てなくて」と謝るが、加奈子は「ううん、おかげですっきりした」とユリに感謝する。

ベンチに並んで座った二人。ユリは「諦めるの?」と話を切り出す。加奈子は何も言わずに大きく首を縦に頷く。「それでいいの?」と再度尋ねるユリだったが「全然平気。だって2回目だし」と加奈子。加奈子は前にも告白する前にふられた経験があったでした。そんな加奈子は「不思議だよね。小さい頃は嫌なことが先に分かって便利だなと思ったのに、大人になると知りたくないことばっかり。でも、それでユリちゃんに会えたし、嫌なことばかりじゃないか...」と元気なところを見せようとする。ユリは「あのね...」とン実を話そうとするが、加奈子は「あっ、そうだ」と思い出したように鞄(熊のぬいぐるみが付けられていますが、銭形姉妹が背負っている鞄にも、同様にぬいぐるみが付いていました。→桐谷さん、やはり6代目襲名か?とその可能性が高いように感じます。)を開き、「これあげる」と言ってユリと加奈子のツーショットの写真を渡す。「ユリちゃん家、火事で焼けたって言ってたでしょう。もう残ってないかなぁ、って思って」ということでした。「ありがとう」と言うユリに「未来も大事だけど、昔の思い出も大事だもんね」と加奈子。(いいこと言ってくれます。)

ハイパーサイエンス研究所に戻ったユリ。携帯(みのるからもらった赤のSH902iSではなく、ユリ専用の携帯で、ピンクのN902iSのようです。)を開いて加奈子に電話をしようとするが、直ぐに切ってしまう。そんなユリを見た下良は「また、次のミッションが来るのを待つか」と言い「えっ?」と言うユリに「今回はスタンプをもらえなくてもいいよ」と言う。更に「自分の思う通りにするのが一番だな。これはサイエンス・プロデューサーではなく、人生の先輩としての意見ね」と言うと出掛けてくると言って出て行きました。(今回の下良は今までと違って人格者に見えます。)一人になったユリはソファに横になると、お先まっくらに頭を沈め、目を閉じる。

夜の街、(塾の帰りでしょうか?)加奈子が横断歩道を渡ろうとする。が、横から出てきた車にはねられてしまう。横断歩道の上に仰向きに倒れている加奈子は動かない。そこに雪が降ってくる。救急車のサイレンが響く。「大丈夫か、しっかりしなさい」という下良の声。ユリは夢で加奈子が事故に遭うのを見たのだった。で「何とかならないの?」と言うが「未来は変えられないよ」と下良。「でも、先に危険を知らせれば...」とユリは言うが「その場しのぎは出来ても、後で必ずしわ寄せがくる、そういうものなんだ」と悟ったように言う下良。ユリは「加奈ちゃんには予知能力があるから自分の危険は分かるよね」と、何としても加奈子を助けたかった。これに下良は「ある予知能力者によれば、死の先にあるのはただの烟、つまり、誰も自分の死を予知出来ない。残念ながら未来を変えるのは不可能なんだ」と告げる。ユリは「そんなぁ、未来が分かっても何も出来ないなんて...」と言うと、走って出て行ってしまう。(人生経験のある中年と経験の浅い高校生の違いが良く出ていますね。)で、下良は自分の顔の枕カバーのついた枕を目にすると、一つ決心した。

夜の街を一人歩いているユリはそこで一つ決心をした。翌日、学校の体育館。沢村を呼び出したユリ。「多々野」と沢村が現れる。ユリは「ありがとね、気持ち伝えてくれて。嬉しかった。だから、ちゃんと返事しなきゃ、と思って」と言う。沢村はユリに近づくと、ユリの手を握る。で、二人の顔が急接近。で、キスを、となると思いきや、沢村の手をふりほどいたユリは「ごめん」と言い「私、沢村くんのこと、何とも思ってないから。私ね、別に好きな人がいるの」と続ける。無理に笑顔を作って更に「だから悪いけど、もう二度と私のこと好きなんて言わないで。迷惑だから。それだけ」と言うと、「多々野」と沢村が掛けた声にも耳を貸さずに出て行ってしまった。

沢村はバスケットボールを投げて、少し荒れ気味になっていた。シュートをしても全く決まらず、動揺していた。で、ボールを思いっきりポストに投げる。ボールはポストに当たり跳ね返り、体育館に来ていた加奈子の手に当たった。それに気づいた沢村は加奈子に駆け寄り「ごめん、大丈夫?人がいると思わなかったから」と謝る。加奈子も「ごめんなさい、友達と約束があって...」と言うが、「見せてみろよ」と沢村。「平気です」と言う加奈子だったが「いいから」と言って加奈子が手にしている鞄を床に降ろすと手を取ってみようとする。で、加奈子は「あのう...」と話しかける。そんな二人の様子を物陰からそっと見ていたユリでした。

川辺を歩いているユリと下良。「よかったのかい?」と尋ねる下良。「はい」とユリ。「本当に?」「だって、もし、この先加奈ちゃんが...」「その前に想いを叶えさせたかった訳か」と下良はユリの気持ちが分かっていた。何も言葉を返せないユリに「そう言えばね、あの枕、捨てちゃったよ」と話題を変える下良。「どうしてですか?」と尋ねるユリに「まだまだ開発の余地があると思ってさ」と答える下良。「いいんですか、無理しちゃって...」と言うユリだったが、ユリもかなり無理をしているだけに...

そうしていると「わしじゃ、わしじゃ」とみのるの着ボイスがした。内ポケットから携帯を取りだした下良はユリに渡す。ユリが出ると「わしじゃ、それもまた人生。ポン!終わり」といつものスタンプ獲得の連絡だった。下良はスタンプカードを取り出して開いてみると、4話で没収された位置に再びスタンプが押され、スタンプが3つに戻りました。「良かったですね、下良さん」と言うユリに頷く下良。するとユリはマラカスを取り出して「じゃあ、いつものやりますか」と言う。「やるの?」と言う下良に「だって、目標に一歩近づいたんですよ」とユリ。すると下良も「よーし!」と言ってマラカスを手にして「ユリちゃん」、「下良ちゃん」、「いただき~!」と続ける下良だったが、マラカスを振るのを止めてしまう。というのはユリがうつむいていたためだった。(やはり、強がってみてもユリの気持ちは整理出来ていませんでした。)ということで、「いただきマンボ」は今回もありませんでした。

再び学校の屋上にいるユリ。「もし、未来を知ることが出来たら。どんなに便利だろう。どんなに楽しいだろう。そう思っていた。でも、今の私には分かっている。人は未来を知ることが出来ないから、今を一生懸命生きるんだろう。加奈ちゃん、また、雪が降ってきたよ」ともの思いにふけるユリでした。そして「Mission complete」の文字。

切なくなる物語が続く本作ですが、今回の物語はユリ自身の回想という形を使い、ユリの気持ちを上手く描いていました。コメディ・タッチの物語であるが、こうなってくると、悲しくなる物語し楽しいコミカルな部分とのギャップが一段と大きくなり、切なさが強く感じられるようになる。ということで、最初の頃は「恋日」の名前がタイトルにあることに疑問を感じたのだが、こうなってくると「恋日」の名前がある方がいいように感じる。「文學の唄」でちょっと違う一面に発展した「恋日」であるが、また違う一面を出すことになりましたね。

次回の物語は「故郷を守れ! 前編」という物語である。タイトルに「前編」とあったことから、前後編の物語になると思われる。また、予告にはユリと下良が出てこなくて、別の超能力者(小山田サユリさんだと思います)が「あなたね、困っている人って」「私にはちょっと荷が重すぎて...」と言っていたことから考えると、またもユリと下良が登場しない物語だと思われます。→この調子では、スタンプが一杯になることなく、とんでもない結末を迎えることになる様な気がします。

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HP、はがきでは応募できず、データ放送のi-アクセスでのみ応募するものである。)今回の問題は「加奈子の不思議な力は?」と言う問題である。選択肢は「予知夢」「瞬間移動」「透視力」「不老不死」の4つ。(正解は「予知夢」ですが、今回もネタが仕込まれていない易しい問題でした。)

みのる超能力教室。いつものように笑いながら「わしじゃ」と椅子に座っているみのる。「今日は予知能力を見せよう」と、今回の物語に登場した超能力を披露するという。で「わしはもうすぐ左手を挙げる」と言うと、ゆっくりと左手を挙げる。で「挙がった挙がった」と言うのに続いて「頭がかゆい」と言って左手で頭をかいて「ほら、的中じゃ」と言う。更に「わしはもうすぐ右手を振る」と言うとゆっくりと右手を挙げて、それを左右に振る。で「きたきたきたきた。ではさいなら、さいなら」と言って笑い「また的中じゃ」→これが予知能力というのなら、誰でも出来ますが...

それに続いて、ユリの「わしじゃ、わしじゃ」の着ボイスDLのお知らせに続いて、次の番組までの15秒のCMに、今月からBS-iで始まった「飲酒運転撲滅キャンペーン」が流れたが、この放送枠であればやっぱりこの人でしょう、ということで、登場したのは銭形泪ちゃんこと黒川芽以さんでした。(10人がこれに参加していますが、「ケータイ刑事」関係者がその大半を占めています。ちゃん、五代さん、柴田太郎さん、岡野さんといったレギュラーだった人に加え、松山さん(マツ・「THE MOVIE2」)、石川小百合(「THE MOVIE2」。星野真里さんです)、森田正光さん(「・1st.12&13話」にゲスト出演)が出ています。(銭形姉妹では、ちゃんだけで、舞零は出ません。)(これらは実際に見たものに限っています。))ということで、「ダメ!飲酒運転!

 ↓「予知夢」「予知能力」ということで...

ずっと不思議だった夢の秘密―予知夢・デジャヴ・自覚夢

ずっと不思議だった夢の秘密―予知夢・デジャヴ・自覚夢

  • 作者: 泉 山秋
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2000/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

雑学 夢の世界・謎と不思議―予知夢・透視夢・テレパシー・死者との交信

  • 作者: 超心理研究会
  • 出版社/メーカー: 日東書院
  • 発売日: 1992/01
  • メディア: 単行本

予知夢の神秘―夢に隠された異次元からのメッセージ

  • 作者: 超科学研究会
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫

あなたが体験した怖い話予知夢

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ぶんか社
  • 発売日: 2006/09/25
  • メディア: コミック
予知夢

予知夢

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 文庫
 
超右脳先見力―仕事に使える、未来が見える

超右脳先見力―仕事に使える、未来が見える

  • 作者: さがわ あつし
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

ノストラダムス・ファクター―未来予知能力を目覚めさせる

  • 作者: インゴ スワン
  • 出版社/メーカー: 三交社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 単行本

未来予知能力の開発―超意識からのメッセージをつかめ

  • 作者: 水口 清一
  • 出版社/メーカー: 日新報道
  • 発売日: 1992/03
  • メディア: 単行本

超能力経営の研究―直観力・予知能力・念力をどう開発するか

  • 作者: 松本 順
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 1984/01
  • メディア: 単行本

未来を予知する気学―先見力・予知能力を高める人類四千年の秘術

  • 作者: 川西 庸介
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 新書
↓「お先まっくら」もこのような枕にすればいいと思いますが...
スウィートスリーパー 低反発枕

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  • 出版社/メーカー: プライム
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  • 出版社/メーカー: 西川リビング
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西川 ウォッシャブル粒わた 抱き枕 243002086

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  • 出版社/メーカー: 西川リビング
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↓待望の第2シーズンの「恋日」がDVD-BOXでリリースされます。(時間的に見ると、全26話ではなく22話の様子です。)

恋する日曜日 TVシリーズ DVD BOX

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD
↓こちらは第1シーズン(全話ではありません)
恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD
↓こちらは劇場版です。
恋する日曜日

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD
 
↓こちらは「恋日」のタイトルがありますが、BS-iの「恋日」シリーズとは関係ありません。
恋する日曜日

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  • アーティスト: 木村佳乃, U.KON, 鈴木祥子, SUNNY
  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2000/03/17
  • メディア: CD
↓桐谷美玲さん出演作品
怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2006/07/05
  • メディア: DVD

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