HARD TO KILL/ABOVE THE LAW/OUT FOR JUSTICE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題のサントラ盤は1990年の映画「ハード・トゥ・キル」(邦題は原題をそのままカタカナ表記にしたものでした。)、1988年の映画「刑事ニコ 法の死角」、1991年の映画「アウト・フォー・ジャスティス」の3作のサントラ盤からセレクションしたものである。これら3本の映画は、いずれもがS.セガールの刑事アクション作品である。また、この3作はいずれもがデヴィッド・マイケル・フランクが音楽を担当しているということもあって実現した企画である。そして、最後にS.セガールのインタビューが収録されているというおまけ付きである。
「ハード・トゥ・キル」は、ブルース・マルムース監督作品で、S.セガール以外の出演者は、ケリー・ルブロック、ビル・サドラー、フレデリック・コフィン、ボニー・バーローズたちである。「刑事ニコ 法の死角」はアンドリュー・デイヴィス監督作品で、共演者はヘンリー・シルヴァ、シャロン・ストーン、パム・グリア、ダニエル・ファラルド、ロニー・バロンたちである。「アウト・フォー・ジャスティス」はジョン・フリン監督作品で、共演はウィリアム・フォーサイス、ジェリー・オーバック、ジョー・チャンパ、シャリーン・ミッチェル、サル・リチャーズ、ジュリアナ・マーグリーズたちである。
3作品とも刑事アクション作品であるが、S.セガールは全く別のキャラクターを演じている。(が、いずれもがマーシャル・アーツの達人であるS.セガールのアクションを見るための作品であり、早い話、それ以外は特に見所が無い...)
収録曲は以下の全18曲であり、18曲が終わった後にS.セガールのインタビューが別トラック(トラック19)として収録されている。『Main Title From "Hard to Kill"』『Seven Year Storm』『Just Passing By』『Workout』『Meditation And Training』『New Beginning』『Escape From Ojai』『Nico In Japan』『Chicago Heat』『Nico's Lament』『South Side』『Armageddon II』『Joy Ride』『Nico's Theme, Part. 1』『House Call』『Searching For Richie』『Roxanne』『In Loving Memory』『Steven Seagal Interview(Interview)』。
音楽の方は、いずれもがアクション作品らしく、テンポのいいサウンドを聴かせてくれている。ということで、気分は良くなる曲が集まっている。が、やはりラスト・トラックのS.セガールのインタビューに注目が集まる。(このだけために、といってもいい企画盤のサントラ盤である。)これは彼のファンにとっては実に嬉しいプレゼントである。(が、音楽ファンにとったら、邪魔もの以外の何者でもない。→(映画)音楽ファンであれば、このサントラ盤ではなく、それぞれの作品のサントラ盤を入手しますね...)ということで、本サントラ盤はコレクターにとっては貴重なものであり、持っていたいサントラ盤と言うことになる。(それから、S.セガールのファンの方も持っているべきアイテムですね。)で、S.セガールのS.セガールによるS.セガールのための作品である3本の映画と共に、本サントラ盤もそのための一アイテムということである。(だからこそ、コレクターにとっては欲しい一枚である。)
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