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PATTON(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1970年の作品で、邦題「パットン大戦車軍団」のサントラ盤である。この映画はアカデミー賞を7部門に渡って獲得した作品でもある。また、主演男優賞を獲得したジョージ・C・スコットは受賞を辞退したことでも有名な作品である。監督はフランクリン・J・シャフナーであり、フランシス・フォード・コッポラとエドマンド・H・ノースが脚本を書いているということも注目である。また、音楽はジェリー・ゴールドスミスである。出演は、パットン将軍にジョージ・C・スコット、敵であるドイツ軍のロンメル元帥はカール・ミカエル・フォーグラー、その他にカール・マルデン、マイケル・ストロング、スティーヴン・ヤング、フランク・ラティモアと言った顔ぶれが出演している。第二次大戦のアフリカ戦線で活躍したアメリカの将軍・ジョージ・パットンの半生を描いた伝記的戦争ドラマである。時間も3時間弱(172分)という大作であり、たっぷりと魅せてくれる。見所は、やはりロンメル元帥率いるドイツ軍との戦いである。既に35年以上前の作品ということもあって、最近の特撮技術の水準と比べると、前時代的な感じがしないでもないが、逆に、当時の大作映画という雰囲気もあり、それはそれでまた面白いところである。が、映画の方は、真の男の姿を見ることが出来るものであり、その迫力は凄いものがある。また、サントラ盤の方もスケール感豊かに聴かせてくれる。

収録されているのは以下の全15曲である。『Main Title』『Battle Ground』『Cemetary』『First Battle』『Funeral』『Hospital』『Prayer』『No Assignment』『Entr'acte』『Attack』『German Advance』『Eloquent Man』『Pay-Off』『Change In The Weather』『Pensive Patton/End Titles』。

有名なのは、やはり『Main Title』であるが、本サントラ盤の収録曲はいずれもが迫力のある男のドラマを感じさせてくれるものであり、自分の気持ちを高めようという時に耳にするのも悪くないような曲が詰まっている。戦争映画のテーマ曲を集めたオムニバス盤でも、本作の『Main Title』は聴くことが出来るが、そういうオムニバス盤ではなく、作品単独のサントラ盤の方も一度は聴いてみることをお勧めします。

尚、現在は、「パットン大戦車軍団」だけのサントラ盤は廃盤になっているようであり、下にピックアップしているのは、「パットン大戦車軍団」と「飛べ!フェニックス」の2作品のサントラ盤を1枚のDISCにカップリングしたものである。(「パットン大戦車軍団」の15曲と「飛べ!フェニックス」の18曲、合わせて全33曲が収録されている。)

 

Patton [Original Motion Picture Soundtrack]

Patton [Original Motion Picture Soundtrack]

  • アーティスト: Frank DeVol, Jerry Goldsmith, Alec Wilder, Jerry Goldsmith, Connie Francis
  • 出版社/メーカー: FSM
  • 発売日: 2005/01/11
  • メディア: CD
パットン大戦車軍団 <特別編>

パットン大戦車軍団 <特別編>

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/08/18
  • メディア: DVD


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