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PINK FLAMINGOS(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1972年製作の映画「ピンクフラミンゴ」のサントラ盤である。この作品はも日本での公開は1986年と遅くなったが、カルト作品として高い人気のある作品であり、製作25周年となった1997年に追加シーンが加えられた「特別編」が公開された。(日本では1998年に公開された。)

ジョン・ウォーターズが、製作、監督、脚本を務め、ディヴァイン、デヴィッド・ローチャリー、ミンク・ストール、エディス・マッセイ、メアリー・ヴィヴィアン・ピアース、チャニング・ウィルロイたちが出演しているこの怪作は、「地上で最も破廉恥な人間」の座をめぐって変態行為が行われる作品であり、普通の方は見ない方がいい作品である。(が、怖いもの見たさというのがあるでしょうね)本作を見るのであれば、それなりの覚悟をしてからでないと、あなたの脳細胞が破壊されても知りません。また、アンダーグラウンド界がどういうものか知りたいという興味本位で見るというのも、やめておいた方が良い。とにかく、それなりの覚悟をしてみて下さい。が、サントラ盤の方であれば、その何とも言えない世界観を味わうことが出来るものの、脳細胞の破壊までは行かないでしょうから、一度は聴いてみることをお勧めします。

収録されているのは以下の全12曲である。『Swag』『Intoxica』『Jim Dandy』『I'm Not A Juvenile Delinquent』『Girl Can't Help It』『Ooh! Look-A-There, Ain't She Pretty?』『Chicken Grabber』『Happy, Happy Birthday Baby』『Pink Champagne』『Surfin' Bird』『Riot In Cell Block #9』『(How Much Is) That Doggie In The Window?』。

「映画とサントラ盤は、セットとして考えるべきなのか、それともやはり別物として考えたらいいのか」これは議論の分かれるところである。(ミュージカル映画であれば一緒にというのは誰も異論はないでしょうが...)本作は、この命題について、「別物」と回答する場合の実例作品としてあげられることの多い作品でもある。(サントラ盤を先に聴いたら、一段と強く感じるでしょう。)が、サントラ盤だけを考えれば、なかなかのものである。まあ、サントラ盤を聴くことはお勧めしたいが、そこから先に進んで映画を見るかどうかは、あなたの自己責任で判断してください。(が、カルト作品としては傑作なんで...)

 

Pink Flamingos: Original Soundtrack - Special 25th Anniversary Edition

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  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Hip-O
  • 発売日: 1997/04/22
  • メディア: CD

ピンクフラミンゴ

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

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