ANGELA BOFILL『ANGELS OF THE NIGHT』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表されたものであり、ソウルフルなボーカルをたっぷりと堪能できるボーカル・アルバムである。ANGELAのボーカルは実にソウルフルであって聴かせてくれるものである。'70's終盤の世界的なディスコ・ブームの時期にはディスコ・サウンドに属する曲を発表していたこともあるものの、じっくりと聴かせてくれるボーカルは大人の鑑賞に堪えるものであり、とても魅力的である。本アルバムではその両方の持ち味が十二分に出ていねものである。また、本アルバムは1980年のBillboard年間アルバム・チャートでは43位、レギュラー・チャートでは最高位34位を記録するヒットとなっている。
収録されいる曲は以下の全8曲である。『I Try』『People Make The World Go Round』『Angel Of The Night』『Rainbow Child (Little Pas)』『What I Wouldn't Do (For The Love Of You)』『Feelin's Love』『Love To Last』『Voyage』。
この中からのお薦め曲は、スローなテンポであるジャジーなボーカル・ナンバーの『I Try』、アルバム・タイトル・ナンバーであるポップな『Angel Of The Night』と、ディスコ調のリズミカルな『What I Wouldn't Do (For The Love Of You)』をピックアップしておく。
不満点は、収録時間がやや短いという点であるが、この辺りはボーナス・トラックを追加してくれたらいいのに、そういう動きがないのは寂しいところである。(が、今からボーナス・トラックが追加されたものがリリースされても、既に持っている筆者には購買意欲が湧くということにはなりませんが...)が、'70'sのディスコ・ブームの時期のヒット曲のテイストと、大人の鑑賞に堪えるソウルフルなボーカルとの両面を堪能できると言うことで、一度は耳を傾けてもらいたい所である。
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