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恋日・ニュータイプ12話 [ドラマ]

第12話となる今回の物語は「魔女のクリスマス」という物語で、10話に登場した津木野ユリ内藤怜奈先生の物語(多々野ユリ&下良は登場しない)である。10話の時に「New mission will come」と最後に出たこともあり、その続きの物語があると思っていたが、その通りとなった物語である。それにしても、怜奈先生はこれで「ニュータイプ」は4話目となる。→怜奈先生を主役としても十分1クール13話ぐらい物語は作れるだろうから、次回が最終回というのが惜しいところである。(今回が2話目となる津木野ユリにも同じことが言える。)

そんな中で、今回の物語は怜奈先生と津木野ユリのコンビで物語が進み、しかもこのコンビが「ケータイ刑事」を思わせてくれる所がありました。(やはり6代目は大政さんか?何となくその予行演習と言った感じも一部でありました。)また、「ケータイ刑事」で銭形の相棒となる刑事が女性刑事だというものを見たくさせてくれる所が怜奈先生にはありました。→小山田さんは(年齢的に)銭形の襲名は無理ですが、この際だから「小銭形」を襲名して、2代目イエデン刑事というのも...(いや、2代目は宝積有香さんも捨てがたいし...→「銭形雷・1st.14話」からの妄想が膨らみますが、そんな企画はいくら何でもしないでしょうね。)または、鑑識(3代目・柴田)に小山田さんというのも悪くないかも...

今回は「ユリ&下良」が登場しない物語なので、冒頭の「多々野ユリ、16歳、超能力者。…」というナレーションはなく、OP主題歌「片翼の神」で始まり、本編へというパターンである。また、サブタイトルのバックの絵の具の色は、津木野ユリということで「黄色」でした。それではいつものように、長文&ネタバレありで本編に行きます。

クリスマスイブの日、津木野ユリは自宅でラジオ放送(このDJがTBSアナウンサーのアンディ(安東アナである。))を聞きながら郵便物に目を通している。その中に、下良、中園有紀、内藤怜奈の元にと届いたのと同じで、裏が白紙のハガキに気づくユリ。が、「みのるの館」という文字がユリには見えた。しかしユリはそれを相手にしなかった。で、ティーカップを手にして一息入れようとした所に携帯が鳴る。(マナーモードのため、バイブです。尚、ユリの携帯はSH903iのルビーレッドです。)で、携帯を開くと、それは内藤怜奈からの電話だった。で、電話に出るユリ。(TV電話ではなく、普通の着信でした。)その時、バックに流れているラジオ番組では「魔女のクリスマス」という曲の紹介の声が流れ、そこでサブタイトル「魔女のクリスマス」が黄色い絵の具をバックにして出ました。

街はクリスマス気分に染まっている。そんな中、銀座テアトルシネマの前であるカップルが待ち合わせをしていて、彼が遅れてやって来て、何処かに行くカップルに前を通られた内藤怜奈が変な顔をして見ていた。怜奈は津木野ユリを待っていたのだった。で、怜奈はユリの姿を見ると「津木野さん!」と大声で呼ぶと手を振ってはしゃいでいる。一方ユリはちょっと呆れ顔で仕方がないなあ、という表情をしながら怜奈の元にやってくる。手招きしてはしゃいでいる怜奈の前を通り過ぎていくユリはそのまま飾られているクリスマスツリーの飾りの所まで進んでいく。で、怜奈はユリを追い、「また、地味な格好をして来たわね」と言うが、ユリは「先生こそ、何それ。七五三?」と負けていない。で「殴るわよ」と怜奈。(この場は冷めているユリとはしゃいでいる怜奈ということで、どっちが子供なのか、逆転しています。→これは「ケー刑事・テイスト」です。)で、ユリは呼び出した理由を尋ねる。で、「食事でもご馳走してあげようかなって思って。だって、クリスマス・イヴよ」と怜奈。更に「あなたのことだから、一緒に出掛ける相手もいないだろうと思って」と言うが、「先生も同じってこと」とユリに切り替えされる。で、本当は友達と約束していたのに、急に元彼から誘われたと言うことでキャンセルということで、フルコースでも食べないとやってられないと告白する。で「やけ食いにつきあえと...」とユリ。「別にいいじゃない、寂しい者同士」と怜奈は言うがユリは「別に寂しくないけど...」とクールでいる。すると「傷心の恩師を見捨てる気?」と怜奈。ユリは「自分で恩師って言うかな...?」ということで、この漫談も「ケー刑事・テイスト」そのままでした。

そうしていると怜奈の携帯に「わしじゃ、わしじゃ」とみのるからの着信があった。怜奈は「もう、こんな時に...」とブツクサ言いながらポケットから携帯を取り出す。その着信音を耳にしたユリは「何それ?そのふざけた着信...」と正直です。怜奈が電話に出ると、いつものように「わしじゃ。今回のミッションを送るから、しかとお聞き。終わり。」ということで電話が切れる。ユリもそのTV電話を見ていて「終わり?」と呆れ顔をするが、そこにみのるからのテレパシーが届き、「数寄屋町の川辺に困っている人?」とユリが口にする。すると「聞こえたの?」と怜奈。で「聞こえちゃったのか...」と言うと、ユリをつきあわせることにした。

二人が数寄屋町の川辺に行くと、そこにはサンタの格好をした男がいた。で、怜奈がその男に声を掛ける。「あの~、すいません。何かお困りのことが...」と言うと男は慌てて走り去っていこうとする。が、男は躓いて転んでしまう。それを見た怜奈は「大丈夫ですか?」と言って男に駆け寄るが、ユリは男顔としたものを見つけ、その方に行くとそれを革の黒手袋をした左手で拾う。で「随分と物騒なサンタクロースね」と言う。ユリが拾ったのは拳銃だった。で、男は慌てて「返してください」と言ってユリの手から拳銃を奪い返そうとする。が、その瞬間、ユリはサイコメトリーで男の心を読んだ。

「それで社長を撃つの?秋山和之(あきやま・かずゆき)さん?これから会社でクリスマス・パーティがあるんでしょう。サンタの衣装で会場に紛れ込んで、社長を殺すつもりのね」とユリが語ると「何でそれを?」と秋山。すると怜奈は「私たちはあなたを助けに来たのよ」と言う。で、秋山は事情を話す。秋山は突然会社に回顧され、それが元で妻と子供が自殺したので、失うものはないという。で、「こんな紙切れ一枚残して...」と言って遺書を怜奈に渡す。怜奈はそれをユリにも見せた。文面は「もう戻りません さようなら 友紀」と書かれていた。秋山は「(社長を)絶対許さない。とにかく行きます。邪魔しないでください」と言うと、二人に背を向けて去っていこうとする。で、怜奈が「ちょっと...」と言って秋山を追うが、ユリがは遺書をじっと見つめていた。で、ユリは振り返ると秋山に「奥さんと子供が自殺したと言ったよね」と確認する。すると秋山は小さく頷いた。が、ユリは笑顔を見せる。すると秋山は「何がおかしいんですか」と言ってユリの方に歩み寄ってくる。すると「二人とも生きてるよ」とユリは口にする。秋山は「えっ?」怜奈はユリに駆け寄ると笑顔で「ちょっと、何か見えたのね」。するとユリは「これ、遺書じゃなくてただの書き置きよ」と言う。→流石はユリですね。ユリのサイコメトリーが力を発揮しました。尚、遺書と言うのは秋山の思いこみでした。

ホプキンス製薬のビル。正面には「クリスマスパーティー 会場 十二階大会議室」と言う看板が出ている。で、社長室。秘書が「社長、失礼します」と言って入ってくる。で、パーティの進行表を社長に手渡す。が、社長は大がかりなリストラをしたばかりで、このパーティには余り気が進まないでいた。しかし秘書は「だからこそ、取引先にも余裕を見せておきませんと...全て会社のためです」と告げていた。

怜奈、ユリ、秋山はあるビルの地下室にやってきていた。その場所は、ユリが昔一人になりたいときに来ていた場所ということだった。(が、「銭形泪・1st.10話」などで見たことある場所です。)で、秋山が怜奈に携帯を返すと「確かに、妻と息子は実家に戻っていました」と言う。ユリは「でしょ」と言うが秋山は何が何だか訳が分からなくなっていた。で、「この記憶、何だろう?」と漏らす。すると怜奈が「記憶の改ざんが行われた可能性があるわね」と言う。で、怜奈が説明を始める。リストラされたのは事実で、底に家族が自殺したというニセの記憶をすり込まれた。これは催眠術による暗示で、家族が出て行って精神的に不安定だったところをつけ込まれたのだと言う。(→怜奈先生、銭形ばりの推理力です。で「催眠術」となると、やはり「銭形泪・2nd.22話」を思い出しますが、「銭形泪」がちらついてきます。→再来週からの「恋日・3rd.」の最初の物語(前後編)はその銭形泪を演じた黒川芽以さん主演の物語ということで、これは意図的なもの?)

秋山は「信じられない」と言うが、怜奈は「じゃあ、拳銃は何処で手に入れたの?コンビニで気軽に買えるものじゃないでしょう。それに、この衣装だって本当に自分で用意したの?」と尋ねる。が、「それは...」と答えられない秋山は「覚えていない」と言う。で、怜奈は「全てあなたが社長を殺害するように仕組まれていたの」と全てを見通していた。で、社長を邪魔に思っている人間の仕業で、リストラされた秋山を利用すれば、真犯人は疑われることなく目的を達成できる、と語る。これにユリは「凄い、良くできた計画...」と感心する。(→ここは、本当に銭形ばりの怜奈先生でした。)で、ユリに「よろしく頼むわね」ということで、ユリのサイコメトリーに強力を求める。(と言うより、無理矢理ユリを巻き込みました。)が、その様子を伺っている男たちがいて、そのことを主犯格の男に電話で連絡していた。警察ではないらしいということで「しばらく様子を見ておけ」と言う指示を出す主犯格の男。

ユリが左手の黒革の手袋を脱ぐと「どうなっても知らないからね」と予め断っておく。秋山は「お願いします」と答える。で、左手を秋山の前に出すユリ。秋山はも左手をゆっくりと出し、ユリの手と触れあった瞬間、ユリは秋山の行動を読んだ。秋山は酒に酔っていたようということと、懐中時計が目の前で振り子のように振られていたことが分かる。が、断片ということで、少し遡ってもう一度やろうとする。が、怜奈が何かの気配に気づき、待ったを掛けると「行こう」と行って二人の手を引いて突然走りだした。で、二人の男が後を追う。

街中を走って逃げる怜奈、ユリ、秋山とそれを追う二人の男。が、その途中でユリはゴミを出そうとしていた男(近所の板前さん)とぶつかり、その時に手袋を落としてしまう。直ぐに手袋に気づいたユリはそれを拾いに行こうとするが、追ってくる男たちがいるということで、取りに行けない。また、怜奈も「津木野さん、早く!」と叫んだことから、ユリは手袋を拾わずに駆け出した。が、二人の男が迫っていた。で、怜奈は右手を伸ばして念じた。すると、ゴミのポリバケツが追ってくる男たちに飛んで行き、二人はその場に転ぶ。で「今の内よ」ということで、再び逃げる3人。が、曲がり角を曲がったところでユリの様子がおかしくなった。両手で耳を塞ぐようにして立ち止まってしまった。それに気づいた怜奈は「どうしたの?」と声を掛けるが、ユリの耳には街中の人の声が届いていてたのだった。で、慌てて駆け寄る怜奈。「手袋が...」と取り乱すユリに「我慢して、意識を集中させて」と言う怜奈だったが、「ダメ...入ってくる、五月蠅い!」とユリはパニック状態に陥っていた。それを聴いていた秋山が「手袋ならありますけど...」と言うとポケットから真っ赤な手袋をそっと出す。怜奈はそれを受け取ると「丁度良い、これを使いなさい」と言ってユリに渡すと、ユリを起こして再び逃げ出した。(ここでAパート終了。時間は14分に少し満たないというところなので、Bパートは11分半強と言うことになります。)

とあるビルの地下駐車場(この駐車場も「ケータイ刑事」で見覚えがあります。)に逃げてきた怜奈、ユリ、秋山。が二人の男たちも追ってきていた。で、駐車している車の影を逃げるが壁際のボックスカーの影に追い込まれる怜奈たち。追っ手の一人がそのボックスカーの所にやってきていて、ピンチに。で、陰間で見に来た男だったが、怜奈たちの姿はなかった。で、他の場所を探しに行く追っ手の男。怜奈たちはそのボックスカーの屋根に上って難を逃れたのだった。で。男たちが他の所に行く様子を見た3人はホッと一息。怜奈は「どう、落ち着いた?」とユリを気遣って声を掛ける。ユリは「少しは...」と言うが、赤い手袋をした左手をみると「他にないの?」と手袋が気に入らない様子。が「それ可愛いじゃない。今度からそれにしたら」と怜奈。「人ごとだと思って...」と口を尖らせるユリ。(ということで、ユリは大丈夫ですね。)

主犯格の男に逃げられたという連絡が入る。で、主犯格の男は「この役立たずが」と電話越しに叱ると電話を切る。が、最初から簡単にいくとは考えておらず「これも想定の範囲内だ」と言って懐中時計を手にしてほくそ笑んでいた。

駐車場では秋山が怜奈とユリに「有り難うございました」と言って頭を下げていた。で、家族と話し合ってみようと思いと口にするが、怜奈は「お礼を言うのはまだ早いかも知れないわ」と言い、向こうが示談たちを放っておくはずがないと口にする。するとユリが「東京湾に沈めるつもりね。バラバラにして山に埋めるとか。短い人生だった...」と言い出す。(「東京湾に沈める」というのは、ちゃんとちゃんがそういうピンチに陥ったことがありました。)で秋山もショックを受けたようで落ち込んでしゃがみ込んでしまうが、怜奈は「あなたのそのネガティブさが治ると、先生嬉しいんだけどなぁ~」と一言。(やっぱり先生ですね。)そうしているとピピピッという電子のアラーム音が響いた。それは秋山の腕時計が発したものだった。で秋山はスイッチを押してアラームを止めると「許せない」と口にしてゆっくりと立ち上がり「アイツを殺す」と口にする。秋山の様子がおかしいことに気づいた怜奈は「どうしたの?」と秋山に近づいて尋ねるが「どけ!」と秋山は怜奈を突き飛ばすと駆け出していった。

ユリが「大丈夫?」と怜奈に駆け寄るが、怜奈は「最初からそのつもりだったんだわ」と気づき「後催眠暗示よ」と口にする。で、時計のアラームを聞くと、自分の意志とは関係なく社長を撃つように暗示が掛けられていたことを見抜いた。するとユリは「凄い!用意周到...」と言って感心している。(「だから、そこで感心しない」と怜奈。→ユリと怜奈、息の合ったなかなか面白いコンビです。)で、二人は秋山を追った。→それにしても、怜奈先生、ただの高校教師ではなく、刑事になれますね。(「ケータイ刑事」襲名は無理だが、「イエデン刑事」ならば...)

ホプキンス製薬のビルにやってきた秋山。で、ビルの14階に直行する。その秋山を追う怜奈とユリ。そんな中、「今日は走ってばかり...」と怜奈は愚痴を言うが「師走って言うぐらいだし...」とユリが返す。これに「あなた、それ天然ボケ?」と怜奈。→このコンビ、「&五代」「&高村」「&岡野」(いずれもが「ケータイ刑事」における黄金コンビです。)とも違う味のある言いコンビです。で、二人もホプキンス製薬ビルに到着し、中に入っていく。

社長室。秘書が社長に「そろそろ会場の方に」と言っている。そこにドアが開いて、サンタの姿をした秋山がいきなり入ってくる。秘書は「何だね、君は」、社長も「会場は12階だぞ」と言うが、秋山は「社長、あんたを殺す」と口にする。

その頃、怜奈とユリも14階に到着。が、どちらに行ったらいいか分からず、二手に分かれることにして秋山を捜す。

秋山は銃を構えてゆっくりと社長の方に歩み寄ると、安全装置を解除して構える。「お前が全て奪った」と言う秋山に「待て、落ち着いて話そう」と言う社長だったが「許さない」と秋山。そこに「待って!」というユリの声がした。ユリが社長室に現れ、「目を覚まして」と言うが、「寄るな」と秋山。「思い出して、あなたは操られているの」と言うユリだったが、秋山は銃をユリの方に向けると「それ以上寄ると撃つ」と言って構える。これに「だったら撃てば」とユリ。(結構無茶なことを言いますね。それにしても、度胸満点です。)が「撃ったら自分が馬鹿を見るだけよ」と冷静です。が、「五月蠅い」と言い放つと秋山は引き金を引いた。

目を閉じて覚悟をしたユリだったが、銃弾はユリの目の前10cmちょっとの所で止まり、その床に落ちた。「えっ?」と信じられないという表情をするユリだったが、入口の方を振り向くと怜奈がいて、右手を前に突き出していた。(そうです、怜奈の念動力が銃弾を止めたのでした。)で、怜奈は両目を使ってウインクを数回した。すると秋山が正気に戻り、拳銃を床に落とす。→ウインクが暗示を解いたということですが、やっぱり「銭形泪・2nd.22話」を思い出します。

社長は「この男は...」と漏らすが、秘書は「とにかくここを出ましょう」と言って社長を連れ出そうとする。で、途中でユリとぶつかると「ええい、どけ!」とユリを突き飛ばした。が、秘書がユリに触れたその瞬間、ユリには見えた。酔って歩いている秋山の前に現れたのはこの秘書だった。で、懐中時計を秋山の目の前で降り、催眠術を掛けたのだった。で、ユリは「待って。あなたが仕組んだのね」と秘書に向かって言う。すると「見えたのね」と怜奈。それに頷くユリは語り始める。(ここからはユリが銭形ばりの姿を見せてくれます。→大政さんにとったら、6代目襲名前の予行演習ということになるのかも?)

「社長がいなくなれば、その地位が自分のものになる。そう思ったあなたは秋山さんに催眠術を掛け、社長を殺害する計画を立てた。」とユリが言うが、秘書は「ふざけたことを」と誤魔化そうとする。が、怜奈が「あら、そうかしら」と言うと、社長たちの前を通り、秋山の元に歩み寄ると、腕時計のアラームを鳴らす。すると秋山の様子が変わり、床を見て落ちている拳銃に気づくとそれゆっくりとを拾い上げ、「社長を殺す」と言って再び銃口を社長に向けた。すると怜奈が「ねえ、秋山さん。社長を撃つように言われたんでしょう。あなたがいない間に社長はその人に替わったの」と言って秘書を指さす。「何を言っているんだ」と言う秘書だったが、秋山は「お前が社長?」と口にすると、銃口を秘書の方に向けた。すると「違う、私じゃない。社長はこっちだ」と言って本物の社長を盾にする。これに社長は「佐々木くん」と言って慌てる。(ということで、秘書は佐々木という名前だと判明しました。)が、秋山は「どっちが社長?」と混乱するが「とりあえず二人とも撃っちゃえば」とユリ。(結構、弾けたところもありますね。)すると秋山は再び二人に迫っていく。すると佐々木は慌てて「これを見ろ」と言って懐中時計を取り出してそれを降り始め、催眠術を解いた。

すると秋山は正気に戻り、拳銃を床に落とし、その場に腰を落としてしゃがみ込んだ。すかさず拳銃を拾う怜奈。社長は「一体どうなっているんだ、佐々木」と秘書を責める。で、佐々木は懐中時計ほ両手で握りしめると「これは...」とその場に膝をついた。

社長は秋山を見ると「君はうちの社員か?」と尋ねる。秋山は小さく首を横に振り「いえ、今はもう...」と答える。すると社長は怜奈とユリに「詳しく話してもらえますか」と言い、怜奈とユリはそれぞれ小さく頷いた。で、怜奈はユリの顔を見ると、アイコンタクト。

夜、川辺の屋台で怜奈は「遠慮しないでね。私の奢りだから」と言っている。それは屋台のラーメン屋であった。クリスマス・イヴということで、どこもかしこも予約で一杯だし、流石に高校生を連れて居酒屋には入れないと言う怜奈。(そうです、高校生はお酒を飲んではいけません。怜奈先生はちゃんと分別があります。)が、ユリは「別に何にも言ってないけど」で、赤い手袋を見て「あのサンタの人、どうなるのかなぁ?」と漏らす。すると怜奈が「大丈夫よ。社長さんも分かってくれたし、きっと催眠術の悪用が立証されると思うわ」と返す。更に警察署に秋山の奥さんと子供が心配してきていたことを語ると「何だかんだ言っても愛されているのよね~」と愚痴まで語りました。そうしていると「わしじゃ、わしじゃ」とみのるからの着信が入る。「またそれ?」と言うユリだったが、怜奈は鞄から携帯を取り出すと、電話に出る。「わしじゃ。それもまた人生。ポン。終わり」というこれもまたいつものものでした。で、電話を閉じて鞄にしまうと、怜奈はスタンプカードを取り出してそれを広げる。するとスタンプが押されて、スタンプが2つになりました。で「これでミッション終了。ご苦労様でした」と怜奈。

その様子をじっと見ていたユリに「ゴメンね、変なクリスマスになっちゃって」と謝る怜奈だったが「何か楽しかった。今日は有り難う」とお礼の言葉を口にした。「どういたしまして」と言葉を返した怜奈だったが、「クリスマスってこんなんじゃないのよ」とボヤキが始まる。まずはお箸でラーメンのチャーシューを摘むと「本当はチャーシューが七面鳥なの」と言い、立ち上がると「雨が夜更け過ぎに雪に変わったり、恋人がサンタクロースだったりするのが普通なの」と言っていました。ユリはそんな怜奈の言葉を聞き流しながら、ラーメンを食べ始め、「美味しい」と満足げでした。そして画面には「Mission complete」の文字。

今回の物語は、今までの「ニュータイプ」の物語の中では最も「ケータイ刑事」のテイストに近い物語でした。(と同時に「ケータイ刑事」に女性同士のコンビも面白くなるということを見せてくれました。6代目でいきなりというのも無理でしょうが、いずれはあり得るかもという予感を感じさせてくれました。(まあ、「2nd.シリーズ」とか「劇場版3」以降とかでしょうが...))また、「ニュータイプ」6話にゲスト出演した桐谷美玲さんと、10話&今回の12話の大政絢さんのどちらかが6代目ケータイ刑事を襲名ということで、4月から6代目という可能性もあるのかと言う気になりました。(ただ、桐谷さんだと、まだ高校卒業まで時間があるものの、歴代ケー刑事では最高齢の「銭形○、18歳」となり得ますし、本当にここで襲名しないと年齢制限でひっかかり、銭形襲名はもう無理でしょうね。また、大政さんは「銭形」という雰囲気とは少し違うんですがねぇ...)それにしても、怜奈先生と津木野ユリのコンビが今回だけというのはあまりにももったいないですね。このコンビでも1クールは物語が作れますよ。

次回最終回となる第13話「下良隆三を救え」という物語である。次回予告では、(多々野)ユリと下良が拉致されていたり、「日本の最終兵器になり得る」というような台詞が出てきましたが、緊張感のある物語のようですね。(でも、スタンプラリーに決着は付きそうもないですから、やはり「ニュータイプ・2nd.シリーズ」はあり得ると言っていいのでは...?)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)今回の問題は「怜奈とユリの関係は?」と言う問題でした。選択肢は「親子」「姉妹」「学校の先輩と後輩」「学校の教師と生徒」の4つ。(正解は「学校の教師と生徒」ですが、「学校の先輩と後輩」という可能性も怜奈の学歴が分からないので、否定できないとは思いますが...)

みのる超能力教室。いつものように「わしじゃ」とみのるが出てくるが、前回と前々回に続いて、今回もまたテーブルにはトランプと携帯が置かれている。「今日も超能力テストの続きじゃ」と言うみのる。(これで3回目ですね。)で、一番上のカードを手にして「このカードの中身を当ててもらおうかな」と、ここまでは前回までと同じ。が、今回は眠ってしまうことなく「何?スペードの1?ハートの7?」と口にするが「どれもこれも、みんな違うね」とみのる。そして「答えはこれ」と言ってカードをひっくり返すと、それはみのるの写真でした。で「誰もトランプだとは言っておらんよ。以上」と自慢げなみのるでした。(が、こういう予感はありました。)

今回は、この後のCMは「飲酒運転撲滅キャンペーン」が流れました。(一回おきのようですね、このスポットが流れるのは...)しかも、またまた黒川芽以さんバージョンでした。(再来週からは「恋日」の第3シーズンとなりますが、まずは黒川さん主演の前後編でスタートです。)やはり、このキャンペーンに参加している顔ぶれでは黒川さんがこの枠には一番似合うということですね。で、今回も最後にこのメッセージを。「ダメ!飲酒運転!

 

 これまでの「恋日」でDVD化されているものはこちらです。

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

恋する日曜日

恋する日曜日

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD
恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

↓本文中に記した「ケータイ刑事」はこれらです。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
↓怜奈先生の世代ならば、この曲でしょうね。
クリスマス・イブ

クリスマス・イブ

  • アーティスト: 山下達郎, Irving Berlin, Alan O’Day
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2003/11/12
  • メディア: CD
クリスマス・イブ

クリスマス・イブ

  • アーティスト: amin, 山下達郎, 中塚武, 安藤孝
  • 出版社/メーカー: ドリーミュージック
  • 発売日: 2003/11/05
  • メディア: CD
↓しかし、こういうクリスマスもあります。
ホワイト・クリスマス

ホワイト・クリスマス

  • アーティスト: ヨーロピアン・ジャズ・トリオ
  • 出版社/メーカー: エムアンドアイカンパニー
  • 発売日: 2003/11/06
  • メディア: CD
WHITE CHRISTMAS

WHITE CHRISTMAS

  • アーティスト: 加山雄三
  • 出版社/メーカー: ドリーミュージック
  • 発売日: 2002/03/20
  • メディア: CD
デイズニー ホワイト・クリスマ

デイズニー ホワイト・クリスマ

  • アーティスト: ディズニー
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 1999/11/10
  • メディア: CD
ラスト・クリスマス

ラスト・クリスマス

  • アーティスト: ワム!, ジョージ・マイケル
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2004/11/17
  • メディア: CD
ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?

ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?

  • アーティスト: バンド・エイド20
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD
ハッピー・クリスマス

ハッピー・クリスマス

  • アーティスト: オムニバス, クイーン, サラ・ブライトマン, ジャクソン・ファイヴ, ダイアナ・ロス&シュープリームス, ポール・マッカートニー, バンド・エイド
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2002/11/27
  • メディア: CD
↓「催眠術」に関して
コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する

コミュニケーションのための催眠誘導 「何となく」が行動を左右する

  • 作者: 石井 裕之
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/05/02
  • メディア: 文庫
催眠誘導の極意―さらに成功率アップ!「瞬間催眠術」もかけられる

催眠誘導の極意―さらに成功率アップ!「瞬間催眠術」もかけられる

  • 作者: 林 貞年
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2006/07/14
  • メディア: 新書
催眠術のかけ方―初心者からプロまで今日から使える

催眠術のかけ方―初心者からプロまで今日から使える

  • 作者: 林 貞年
  • 出版社/メーカー: 現代書林
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 新書
プラス暗示の心理学

プラス暗示の心理学

  • 作者: 生月 誠
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/04
  • メディア: 新書

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