SSブログ

NEIL YOUNG with CRAZY HOUSE『LIVE RUST』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年にリリースされたライブ盤で、LPとしては2枚組としてリリースされたものである。(CD化されたときに一部をカットして1枚ものになったが、これは時間の関係である。)内容は、1978年10月に行われた「RUST NEVER SLEEPS」ツアーのものであり、名盤として名高いアルバムのツアーである。前半はアコースティック中心、後半はエレキ・サウンド中心という構成で、'70's終盤の彼らのスタイルが出ているものである。そして、そのパフォーマンスの質の高さが圧倒的であり、評価の高いものである。本アルバムは、ライブ盤、かつ2枚組という条件でも、1980年のBillboard年間アルバム・チャートで85位、レギュラー・チャートでは最高位15位を記録するヒットとなった。

収録曲は以下の全16曲である。『Sugar Mountain』『I Am A Child』『Comes A Time』『After The Gold Rush』『My My, Hey Hey (Out Of The Blue)』『When You Dance You Can Really Love』『Loner』『Needle And The Damage Done』『Lotta Love』『Sedan Delivery』『Powderfinger』『Cortez The Killer』『Cinnamon Girl』『Like A Hurricane』『Hey Hey, My My (Into The Black)』『Tonight's The Night』。

収録曲は彼の(当時の)代表的な曲がずらりと並んでいて、しかも熱の入ったプレイをしていて、たっぷりと聴かせてくれている。特に、後半になってからのエネルギッシュな所は圧巻である。前半では抑え気味に感じる所があるが、いずれのパフォーマンスも素晴らしい。

この中からの筆者のお薦めは、『Sugar Mountain』『I Am A Child』『Powderfinger』『Cortez The Killer』『Tonight's The Night』といった所である。特に、ラストの『Tonight's The Night』は最高の盛り上がりを聴かせていて、クライマックスといったライブの盛り上がりを肌で感じることが出来る。

ライブ盤と言うことで、ギター・ソロのパフォーマンスもあり、ファンとしたら実に嬉しいものであるが、本ライブ盤でプレイされた曲はスタジオ収録のオリジナル・アルバムでもしっかりと聴いてもらいたい所である。'70'sの時代にしっかりと刻み込まれた名ライブであり、ニールを語る上では絶対に外すことの出来ない熱気に満ちたライブ盤である。

 

Live Rust

Live Rust

  • アーティスト: Neil Young & Crazy Horse
  • 出版社/メーカー: Reprise
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。