Masked Rider KABUTO #47 [特撮]
今回を含めて残り3回ということで、最終三部作に突入。が、最近になって登場したキャラによってもたらされた都合の良い結末に向かって進んでいく物語では、全く救いようがないですね。(もはや、「仮面ライダー」という名前が泣いているだけであり、駄作も良いところ。)これまでの物語など、どうでも良いような形でスタートとなるのだから、あまりにも酷すぎる。ということで、ツッコミを入れる気力も失せてしまった。(あと2回、適当に終わらせてください。が、その後は更に酷いことになりそうで...)ということなので、BGMは作品を無視して、最近発売されたOASISのベスト盤「STOP THE CLOCKS」にしました。
7年前の渋谷隕石落下のことからワームのことを発表し、ゼクトのことまで明るみにしたが、これって、ある意味ではこれまでの物語の骨組みであり、これまでの物語を完全に忘れていきなり本題に入るようなものでしかない。→これは今までの物語がどうでも良かったということを制作サイドが宣言したと同じことで、「駄作」という烙印を認めたと同じでしかない。
最近新たに登場した新キャラの根岸が、予想通り、ワームに関知するネックレスを開発し、それが登場したが、これはやはり予想されたことであり、ここでもこれまでの物語を否定する展開でしかない。
久々に登場したサルのオーナー・弓子さん。(まだ、出番があったんだ...)ゼクトのたまり場になっていたサルが、突然最初の状況に戻っているが、ここにも破綻したストーリーの一面がある。で、思い出したように「お料理教室」へと持って行き、ひよりレシピでシェフ・デビューって、今更形を取り繕っても遅すぎる。
ワーム検知ネックレスの輸送車が襲われた。で、犯人をおびき寄せる罠を張った田所たち。で、ガタックが見たのはカブトだったというのも、そもそもは輸送ルートがどうやってワームに分かったというのか?こういう場合は、内通者がいる、とか、ネックレス事態が罠だとかという仕掛けがあるものである。→クライマックスまでもご都合主義って、酷すぎる物語ですね。
で、「カブトを処分」って、あまりにも単純な発想でしかなく、天道を全国に指名手配というのも「処分」と言った割には手ぬるいですね。ゼクトだったら天道家を襲撃することぐらいしそうなのに...
相変わらず物語の本筋から浮いている矢車と影山。どうして登場させる必要があるの?そういうことを描いているから、内容がない物語が更に薄っぺらくなり、取って付けたようなご都合主義に陥っているのに...
何だかんだで、またも姿を現した擬態天道。生かしていた真意は三島の陰謀に利用するというのも予想されたこと。天道がトドメを刺さなかったのも三島との間で密約があったの?
キャラの整理の意味もあってなんだろうけど、田所がカブトに向けて撃った弾をカブトに跳ね返されるとそれが蓮華に命中って、これも都合が良すぎますね。
残りは2回、どこまで酷い物語として落ちぶれていくのか、ある意味興味はありますね。(何も期待していないけど...)また、ここまで酷い物語になったのに、全く懲りない東映、テレ朝は「ライダー」を続け、玩具を売りたいだけのスポンサー・バンダイの言いなりなんだから、良い作品が出来るわけが無い...
↓2006年のワースト作品のトップを争うこれをプレゼントしようとしても...
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2007/01/21
- メディア: DVD
↓もはや、叩き売り商品です。(玩具店に行けば、7割、8割引きです。)
↓バンダイの戦略に乗ってはダメですよ。(一度、全く売れない悲惨な状況にならないと、駄作は何処までも続くことに...)
仮面ライダー電王 ライダーヒーローシリーズD01 仮面ライダー電王 (ソードフォーム)
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
コメント 0