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「BAD GIRLS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1994年の映画「バッド・ガールズ」である。この映画は4人の女優を看板にした西部劇であり、B級作品のノリがあって面白い作品である。原案はアルバート・S・ラディとチャールズ・フィンチ、グレイ・フレデリクソンの3人であり、ケン・フリードマンとヨランダ・フィンチが脚本を仕上げ、ジョナサン・カプラン監督がメガホンを取った作品である。また、音楽を担当したのはジェリー・ゴールドスミスである。出演はマデリーン・ストウ、メアリー・スチュアート・マスターソン、アンディ・マクダウェル、ドリュー・バリモア、ジェームズ・ルッソ、ジェームズ・レグロス、ロバート・ロジア、ダーモット・マローニーたちである。

物語は、1890年代の西部の町で、サロンを経営する女性が、自分の店の娼婦に嫌がらせをする軍人を射殺した。彼女は絞首刑を宣告されるが、死刑執行直前に店の3人の娼婦たちに助け出され、町を脱出。彼女たちの癌・プレイは男顔負けのものであり、そのガンさばきの腕と、3人の娼婦の中の一人の夫が残した土地の権利書を頼りに新たな生活を始めようとする。しかし、殺した軍人の妻が依頼した探偵社の男、更には娼婦の愛人だった強盗団のボス、そのボスに両親を殺されたために復讐の機会を狙っている男、保安官助手が絡んで、複雑な事態に発展していく。西部劇と言うことで、当然のように決闘シーンを期待するが、ラストはその期待に応えてくれるものになっていて、こういう所は嬉しい筋書きである。

かつては西部劇が多数制作されていたが、一時的に西部劇がスクリーンから殆ど消える状況になったが、ゃゆわゃと終盤から、また新たな西部劇が制作されるようになり、'90'sでは今までとは少し毛色の違った西部劇がいくつか生まれたが、本作はそういう新時代の西部劇であり、美味しいところはしっかりと有りながらも女性ガンマンというもので、楽しませてくれる作品である。娯楽作品としたら、十分合格点を与えられる作品である。

尚、本作のサントラ盤に収録されている曲は以下の全10曲である。『John』『Hanging』『Bank Job』『Jail Break』『No Money』『Ambush』『I Shot Him』『Josh's Death』『No Bullets』『My Land』。サントラと言うことではごく普通のものであり、一工夫欲しかった所である。まあ、映画本編を見て気に入った曲があればどうぞ、という範囲に留めておくことにする。

 

バッド・ガールズ

バッド・ガールズ

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2005/04/28
  • メディア: DVD

↓サントラ盤はこちら

Bad Girls

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Volcano
  • 発売日: 1994/05/10
  • メディア: CD


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