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CYNDI LAUPER『TIME AFTER TIME: THE BEST OF CYNDI LAUPER』 [音楽(洋楽)]

表題のベスト盤は2001年にリリースされたものである。彼女はMADONNAと共に'80'sの音楽シーンをリードするダンサブルな曲を多くヒットさせてきたが、本アルバムはそんな'80'sのヒット曲を中心にした選曲が成されていて、'80'sサウンドの楽しさを大いに感じられるベスト盤である。基本的に、彼女の放ったヒット曲は抑えてあるので、彼女を知るには最適の一枚であると共に、彼女の代表曲が詰まっていると言うことで、彼女のアルバムを殆ど持っていても、ダイジェスト集として別に持っていたくなる内容である。(BOXセットではないベスト盤でこのように思うものというのは、以外とないものです。)

収録曲は以下の全15曲である。『Girls Just Want To Have Fun』『She Bop』『I Drove All Night』『What's Going On』『Time After Time』『True Colors』『All Through The Night』『World Is Stone』『I Don't Want To Be Your Friend』『Goonies 'R' Good Enough』『Maybe He'll Know』『When You Were Mine』『Iko Iko』『Change Of Heart』『Hey Now (Girls Just Want To Have Fun)』。

CYNDIと言えば、やっぱりこの曲と言うべき『Girls Just Want To Have Fun』で幕が上がる楽しい世界であるが、何度聞いてもこの曲は楽しいですね。この一曲でカラフルでポップな世界に一気に引き込んでくれるが、ここから彼女の世界が怒濤のように押し寄せてくる。続く『She Bop』ではポップなサウンドに少しロックのエッセンスがかかったものになるが、明るくポップな所は彼女らしいものである。そんな中、『Time After Time』はたっぷりと聴かせてくれるスローなテンポの一曲で、明るく楽しいダンサブルなポップ・ナンバーだけでない所に味を感じるが、これも彼女の魅力の一つである。その後もヒット曲がたっぷりと続くということで、聴き慣れた曲ばかりであるが、それだけに落ち着いて聴くことが出来るというのも嬉しいところである。そして、ラストを締めくくるのが『Hey Now (Girls Just Want To Have Fun)』というのもまた嬉しい所である。

この内容では、お薦め曲はどれだ、というのは無理である。全ての曲がお薦め曲ということになり、どの曲を削るかということは不可能なことである。逆に言えば、彼女のサウンドを堪能するには必要不可欠な曲ばかりということでもある。

'80'sサウンドを知らないという方が、CYNDI LAUPERをこれから聴こうというのであれば、まさにピッタリのベスト盤であり、本ベスト盤から入り、それぞれのオリジナル・アルバムに接していくというのは良い選択でしょうね。また、1枚でも彼女のアルバムを持っているという方には、彼女のエッセンスが詰まった一枚ということで、ライブラリーに追加されることをお薦めしたいベスト盤である。そして、'80'sのダンス・チューンがお好きな方も、持っていて当然と言うべきベスト盤である。下手な'80'sのヒット曲を集めたオムニバス盤を購入しようというのなら、本ベスト盤を入手するべきですよ。

 

Time After Time: The Best of Cyndi Lauper

Time After Time: The Best of Cyndi Lauper

  • アーティスト: Cyndi Lauper
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2001/08/27
  • メディア: CD


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