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GO-GO'S『BEAUTY AND THE BEAT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼女たちの1st.アルバムである。いきなり大ヒットを記録して、'80'sという時代にガールズ・バンドのブームを巻き起こすことになった彼女たちであるが、やはり、それだけ魅力に満ちたアルバムである。が、彼女たちは、決してルックスが抜群というわけでもなく、また、プレイのテクニックもずば抜けたものを持っている訳ではない。ということで、アイドルとして祭り上げられたこともなく、メンバーのチームワークと、そこから醸し出されるストレートでシンプルなロック・サウンドが受け入れられたのである。で、本アルバムはそのサウンドが支持されて、6週連続全米No.1の座を獲得し、1982年のBillboard年間アルバム・チャートでも堂々の2位を獲得している。

収録されている曲は以下の全11曲である。『Our Lips Are Sealed』『How Much More?』『Tonite』『Lust To Love』『This Town』『We Got The Beat』『Fading Fast』『Automatic』『You Can't Walk In Your Sleep (If You Can't Sleep)』『Skidmarks On My Heart』『Can't Stop The World』。

この中からは、『Our Lips Are Sealed』がBillboardの1982年の年間シングル・チャートで63位、レギュラー・チャートでは最高位20位を記録しており、『We Got The Beat』はさらにその上を行く、レギュラー・チャートでは最高位2位、1982年のBillboard年間シングル・チャートでは25位にランクインしている。

この中からは、シングル・ヒットを記録した『Our Lips Are Sealed』と、彼女たちの代表曲の一つである『We Got The Beat』は必聴の曲であるが、それ以外でもシンプルでストレートなロックをたっぷりと聴かせてくれている。その中でもお薦めなのは『How Much More?』『This Town』『Skidmarks On My Heart』という所をピックアップしておく。

また、本アルバムはデヴュー・アルバムであるが、そういう所を全く感じさせない完成度の高さがあり、捨て曲は全くなく、たっぷりと聴かせてくれる。こういう所も'80'sのガールズ・バンドの姉貴分という貫禄があるところであり、'80's中盤以降のガールズ・バンドのサウンドを聴くという方は、GO-GO'S(特に本アルバム)を外すことは出来ないものであり、楽しいロック・サウンドを楽しみましょう!

 

Beauty and the Beat

Beauty and the Beat

  • アーティスト: The Go-Go's
  • 出版社/メーカー: IRS
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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