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デビルシャドー#3 [特撮]

前回、物語の基本設定の縦糸と横糸が明らかになったものの、まだまだ分からない謎があった(特に、澪の周囲に関して)が、今回はその説明が行われた。これによって、物語の骨格までがやっとはっきりしました。(でも、そのおかげで今回もアクション無し、語りの多い物語でした。)それと、今回はやっと結花姉ちゃん(=澪の母・那美)も登場してくれました。(写真だけでしたが...)

前回のラストで、澪の力によって市民に発砲する警官を倒したが、その続きから。澪と水穂はその場から走って逃げた。水穂は「アンタがやったのは犯罪だ」と言って澪を責める。しかし澪は「あんな奴、死ねばいい」と返す。水穂は「私たちが倒すのは悪魔だと」言うが「悪魔のような人間の方が多い」「力があるなら、そっちに使った方が良い」と全く悪びれた様子はない。そこに「それは言えるわね」と涼子が姿を現し自己紹介。涼子は、澪が言っていることは正しいと思うが、悪魔を倒さなければ助けたいと思っている人も助けられない、と言って部分的には賛同する。これに澪は「そんなの、私には関係ない」と言って去ってしまう。

重岡は本城に連れられて佐久間に会っていた。佐久間もかつて薔薇十字団にいたが、悪魔に魂を売った男である。重岡は榊に早く合わせろ、と要求するが、「事が収まれば」と本城。で、一応重岡を連れて行く。

家に戻った澪。水穂は「お母さんに、これを澪に渡すように頼まれていたんだ」と言って一枚の写真を渡す。そこには水穂の母、澪のじいちゃん、澪の母、そしてもう一人男が写っていた。澪の母を指さして「これが澪のお母さんだろう」と言う水穂だったが、澪は初めて母の姿を見たのだった。澪は源三から、母は澪を生んだら直ぐに事故で死んだと聞かされていたのだった。そのことを知って源三に確かめる澪。更に、薔薇十字団のことも全く聞かされていなかった理由も問う。これに源三は「どうしようもなかった」と答える。母は何処にいるのかと尋ねる澪に「もう、この世にはいない。那美は、お前の母さんは勇敢な戦士だった。優しい母親でもあった」と口にするが、それ以上の事は言わず、「誰にも言うな」と口止めをする。

そうしていると、刑事が来たと言って木田が伝える。榊が動いたのだった。源三は「何も間違ったことはしておらん。神のために働いているだけだ。那美もそうだった」と言い残すと、そのまま刑事に連れられて行った。

翌朝、木田は裏切り者がいると源三が行ったことを涼子に伝え、重岡の名前を口にする。が、涼子は「十字団の中に、榊に寝返った人間は他にもいる。佐久間と本城美沙、鬼頭さんも」と口にする。ということで、現在は殆ど壊滅状態になった薔薇十字団のことをもっと詳しく、涼子は知っているようです。で、源三の同行を調べると言って、澪と水穂のことを木田に託して出て行った。で、その涼子は切人と会っていた。が、多くは語らない。「危険だから今は言えない」と言うが、色々と知っているようです。

澪は水穂に榊のことを尋ねる。水穂は余り知らなかったが、元は薔薇十字団のメンバーで、源三、那美、水穂の母と一緒だったらしいと答える。で、澪と水穂は木田に榊のことを尋ねる。また、澪は水穂から渡された写真を木田に示す。で、そこに写っていたもう一人の男は鬼頭であり、那美とパートナーを組んでいたと知る。で、木田は澪に説明する。「源三は榊に捕まった」「那美は榊に殺されたと聞いている」で、動揺する澪。木田は更に語る。「日本を闇の世界から救うには榊を倒さなければならない」「榊の正体は悪魔そのもの」これを聴いた澪は更に動揺するが、心には変化が現れる。また、水穂の母も榊に殺されたらしい、とも語る。そして、木田は榊の狙いが「デビルシャドー」であり、これに関する秘密を澪と水穂に語る。デビルシャドーを呼び起こすには「魔神剣」が必要、源三が魔神剣の行方を知っている。ということで、ようやく澪も(謎は残っているものの)全てのことを知った。

榊は源三を確保したと報告を受けるが、切人の動向を気にしていた。で、拘束された源三の前に姿を現した。で、魔神剣の行方を問い「早く教えないと、可愛い娘が死にますよ」と迫る。が、「澪には手を出すな」と源三。

まだまだ、色々と秘密)が残っているものの、これで嫌気が差していた澪が戦いに入っていく下地が描かれ、次回からはようやく期待できそうです。とにかく、全12話の1/4が説明中心という形で終了してしまったが、こういうのはちょっと考えて欲しいところである。(これが2クールとか1年続く作品ならまだ良いんですけど...)「悪魔」「天使」「神」という設定を取り入れている以上、ある程度の説明は必要であろうが、この辺りを分かりやすくして物語を進めていかないと、売りのアクションが期待はずれになってしまうだけである。(まあ、この辺りが課題ですね。)

次回は水穂に異変があるようで、少しはアクションを見せてくれそうです。

ところで、ふと思ったのだが、主演の阿井莉沙(あい・りさ)、漢字で記しても、平仮名で記しても(勿論カタカナで記しても)、共に4文字ですが、夏帆(かほ)ちゃんのように名前だけならばいざ知らず、苗字と名前を合わせてこういう名前というのは、ちょっと珍しくないですかねぇ。(それだけですが...)

 

↓今週は劇中で名前が出た堕天使・ルシファーに関してをピックアップ

「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで

「天使」と「悪魔」がよくわかる本 ミカエル、ルシファーからティアマト、毘沙門天まで

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/09/02
  • メディア: 文庫

失われた堕天使「ルシファー」の謎

失われた堕天使「ルシファー」の謎

  • 作者: 飛鳥 昭雄, 三神 たける
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
↓結花姉ちゃん関係
ゴールデン☆ベスト

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  • アーティスト: 大西結花
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD
くノ一忍法帖 劇場版 忍者月影抄

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2005/12/07
  • メディア: DVD
夢魔

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2002/05/24
  • メディア: DVD
かっ鳶五郎

かっ鳶五郎

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD
台風クラブ

台風クラブ

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2001/06/22
  • メディア: DVD
難波金融伝 ミナミの帝王 破産の葬列(Ver.53)(V版30)

難波金融伝 ミナミの帝王 破産の葬列(Ver.53)(V版30)

  • 出版社/メーカー: ジーダス
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇 VOL.2

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/11/21
  • メディア: DVD

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