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RAY PARKER Jr. & THE RAYDIO『A WOMAN NEEDS LOVE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された4th.アルバムであると同時に、RAYDIOと一緒の名義のアルバムとしては最後となったアルバムである。(本作以降のRAYは、ベスト盤は別とすると、ソロ名義でアルバムをリリースし続けている。)サウンドは、当時のヒット・ソングの特徴を捉えたブラコンで、ちょっとメロウでセクシーなRAYのボーカルが冴えて、大ヒットを記録した。本アルバムはBillboardのレギュラー・チャートで最高位13位、1981年の年間アルバム・チャートは56位にランクインしている。

収録されているのは以下の全8曲である。『A Woman Needs Love(Just Like You Do)』『So Into You』『That Old Song』『Old Pro』『You Can't Fight What You Feel』『It's Your Night』『Still In The Groove』『All In The Way You Get Down』。

この中からは、アルバム・タイトル・ナンバーである『A Woman Needs Love(Just Like You Do)』がシングル・カットされて大ヒットを記録していて、Billboardのレギュラー・チャートでは最高位4位、1981年の年間シングル・チャートでは16位にランクインする大ヒットとなった。で、ここから彼の快進撃が始まり、次のアルバム(ソロ名義)の「THE OTHER WOMAN」へと繋がり、更には『Ghostbusters』を生み出すことになる。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『A Woman Needs Love(Just Like You Do)』『So Into You』『That Old Song』『It's Your Night』『All In The Way You Get Down』。という所をピックアップしておく。特に、バラードの『That Old Song』はじっくりと聴かせてくれている佳曲である。

元々はスタジオ・ミュージシャンとして活動していたRAYであるが、そのキャリアというのは伊達ではないと言うことがよく分かる。(そう言えば、TOTOもそうでしたが、実力のあるアーティストが認められて飛び出してきたのも'70's終盤から'80's初頭にはよくありました。)

RAY PARKER Jr.と言えば、大ヒットを記録した『Ghostbusters』という印象が強いが、その大ヒット曲も、本アルバムに収録されているような佳曲があってからこそ生まれているのである。RAYの歌声を聞くのであれば、本アルバムの存在を忘れないで聴いてもらいたいところである。

 

ウーマン・ニーズ・ラブ

海外版が見当たらなかったので国内盤です。

ウーマン・ニーズ・ラブ

  • アーティスト: レイ・パーカー・Jr.&レイディオ
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 1992/06/21
  • メディア: CD


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