「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」 with 舞台挨拶 in 大阪&京都 [ケータイ刑事]
表題のタイトル「ケータイ刑事THE MOVIE 2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘、ゴルゴダの森」(以下、「M2」と記します。)の3/11の大阪・動物園前シネフェスタ&京都・シネラリーベでの舞台挨拶に行ってきました。(公開初日の3/10にも一度見ましたが、こちらでじっくりと見ておいて、11日はネタ探しなどで違った見方をしました。)尚、ここでは「雷・2nd.14話」までのネタを一部記しているので、未見の物語がある方は、ご注意下さい。(それにしても、この記事のタイトル、長いなぁ~)
前日の3/10の夜、雨が降り出して「これは...」と心配しましたが、11日の朝にはすっかり降り止んでいて、傘は不要ということで安心しました。(但し、大阪から京都の移動中の電車が京都市に入った辺りで天気雨が降っていた...)
映画の内容の方は、去年の「ケータイ刑事THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状」(以下、「M1」と記します。)とは全く雰囲気が違う作品ということであって、通算146話目となる「ケータイ刑事」の物語の中でも異色の展開・物語ということが出来ます。何せ、「謎解き」が無かったですからね。→が、丹羽Pが「6代目のヒント」を仕込んでいて、見る側には「謎解き」が用意されています。でも、M1の時の様に易しいものではなく、難易度は高く、簡単には分からないようになっていました、(一応、それらしいと思われるヒントから、筆者なりに謎を解きましたが、銭形姉妹のようにちゃんと解けたのか、五代さん、高村さん、岡野さんたちのような珍推理になったのか、現時点では分かりません...(一応、「○い」という名前(一応複数、漢字はいくつかあります)と、「○い」ではない名前を複数考えました。→皆さんに雑音を与えないようにと思って、ここには筆者の答えは記さないことにします。ただ、以前にある方のブログに願望を含めた予想として記した名前「宵(よい)」ではないと結論づけて良いでしょう。これはヒントには繋がりませんから...)
M2の物語は、時間軸では「雷・2nd.14話」の後ろに来るという位置づけで、雷ちゃんは「警視監」に二階級特進した後です。で、TVシリーズのネタも「雷・2nd.」まであって、「分かる人には分かる」小ネタがたくさん散りばめられていました。(まあ、ここは予想通りでした。)
そうなると「雷・1st.26話」でひょっこりひょう多もん島署に(所長補として)転勤した岡野さんがどういう形で戻ってきたのかが気になったのですが、「休暇」ということだったとは、思いもしませんでした。一方、零ちゃん(九州・沖縄方面本部長)に関しては予想の範囲内での登場でした。
資格マニアの岡野さんならではのネタもあり、それがTVシリーズに登場したものだけでなく、今回、初登場した資格まであって、相変わらずのトミーなんですね。そんな中「相棒検定 永久」という「雷・1st.26話」に出てきたネタは、やっぱりちょっとウルウルと来ました。
本作では何と言っても「トミーとマツ」のマツの登場ということですが、こういう所は期待通りやってくれました。(「雷・1st.24話」に一度だけ出てきた「トミコ」ネタも出てきましたから...)が、若い世代には全く分からないと思われるネタが多数有って、丹羽Pと同年代(40台前半)、幅を少し広げても30台後半から上の世代にはあまりにもおいしいネタのオンパレードです。(リンリン・ランランなんて、30歳以下ではまず分からないでしょうし...)→「トミーとマツ」を知っている方は「ケータイ刑事」を知らなくても楽しむことは出来ます。
逆に、「トミーとマツ」を知らない世代、まして「ケータイ刑事」を知らないという方には単なるアイドル映画ということになってしまうでしょうね。それだけ「分かる人だけ分かればいい」という姿勢もある作品です。(が、こういう姿勢は実は奥が深く、PINK FLOYDの音楽にも共通する「人類の残した文化遺産」に繋がります。)が、「ケー刑事」特有のお約束が無いということで、「ケー刑事」初心者には良いかもしれません。
ストーリーについては小ネタ満載で色々と楽しめますが、部分的にはいくつか疑問点が浮かびます。が、ノベライズを読んだら、それらを補足してくれて疑問も解消します。(映画M2はノベライズを少しカットしたような感じとなります)よって、ノベライズも読まれることをお薦めする。(但し、映画を見てから読んだ方が良いと思います。)
では、ここから先は舞台挨拶について。(ただ、部分的には大阪と京都がゴチャマゼになっているかも知れませんが、ご容赦を)
大阪(1回目)
大阪は2回の舞台挨拶がありましたが、筆者が見たのは1回目の方です。で、丹羽Pの司会でスタート。が、いきなり丹羽Pが「銭形泪役の小出早織さんです!」と間違っていました。
「ケー刑事」に突っ込みたい所は?という話では、「雷ちゃんの口上が始まると、何で突然夜になるの?」とか「事件発生したら、入電メールでどうして(密室の場合でも)現場の映像が直ぐに送られてくるの?」というのもありました。(警視庁撮影部というのがあるそうです。でも、どうして密室まで入れるの?)
また、ここで「6代目」についての質問があって「映画(M2)の後半にヒントがあります」と言う丹羽Pでした。(更に、ノベライズを読むと、もう少し詳しく記されている、とも言っていました。)また、早織ちゃんと夏帆ポンがその名前を初めて聴いた時、どう思った?という質問には「ええっ?そうきたか」「おおぅ」という答えでした。(二人は名前を知っているが、田沢監督は知らないということです。)
京都
京都出身の早織ちゃんにとっては地元に凱旋ということになりましたが、いきなり「方言で」ということを司会の丹羽Pが宣言し、早織ちゃんは京都弁でということになり、夏帆ポンは8月に公開される映画「天然コケッコー」のロケでしばらくいた島根弁で、田沢監督は出身地の青森弁で話すことになりました。(丹羽Pはへんてこりんな日本語ということに...)→夏帆ポンが最初にギブアップ。(でも、当然ですよ、これは)
ここでは、何と言っても早織ちゃんの京都弁による雷ちゃんの口上がメインディッシュです。ちょっと恥ずかしいという表情で、考えながらの早織ちゃんですが、とても良かったです。(質問コーナーがあったら、京都弁での口上はリクエストしようとずっと思っていた筆者ですが、丹羽Pも考えていてくれました。)
ここで早織ちゃんは「銭形泪、零」は見ているが「銭形愛、舞」は見たことがないと発言しましたが、前日の東京の舞台挨拶で泪ちゃんの歌を歌ったという早織ちゃんにとったら、「銭形泪」の存在が無意識の内に深く根付いているんでしょうね。→本家の四姉妹に続いて新しい世界観を広げてくれた「雷」の功績も「ケー刑事」にしっかり刻まれましたよ、早織ちゃん。
で、愛は海外に赴任しているということで、「雷は?」ということになり、雷はフィンランドに派遣されることが決定しました。(6代目(雷ちゃんの妹)の物語に何らかの形で出すようなことを丹羽Pが口にしました。)尚、零は九州・沖縄本部長として戻りますが、京都府警にという声があり、M3ではこれが活かされたりするかも???
また、歴代銭形(卒業生全員)総集合というドラマを作ってみたいという声には是非応えてもらいたい所です。(「0093 女王陛下の草刈正雄」というドラマに芽以ちゃんが出演ということですが、「泪・2nd.10話」のこと(バーボン・ボンド)もありますから、タイガー田中と銭形警視総監が旧知の間柄であり、新たに設立することになった日本の秘密情報部に銭形警視総監が孫娘たちを派遣し、映画「007シリーズ」の2010年頃の新作で日本を舞台にして、日本側のエージェント(ボンド・ガール)として銭形姉妹(+従姉妹)が登場、ということにしてくれたら嬉しいんですが...(これなら、愛泪舞零雷と雷の3人の妹もその名前のまま登場できます。→これが実現したら全員が国際的なビッグ・スター(いずれは、アカデミー主演女優賞にノミネートなんて夢も膨らみます。)になるのは必至なので、その後は全員BS-i作品に出演というのは予算の都合で不可能になっちゃう???))
最後は早織ちゃんの「ほな」で締めてくれましたが、早織ちゃんの万感の思いを込めての言葉だと感じました。(本当に、「銭形雷」としてお疲れ様でした。)
舞台挨拶の様子は、いずれ発売されるM2のDVDの特典映像に、M1のDVDと同様に舞台挨拶の様子が収録されるでしょう。秋から年末にはリリースとなると思いますが、DVDの発売も楽しみです。が、M1の時には筆者の後頭部がちらっと映っていたのですが、今年はこれは完全にないですね。大阪では左右の通路の右側を通っていきましたが、深読みをしすぎて左側の通路をマークしていた筆者ですし、京都では劇場の左前の非常階段に直結する扉(普段はしっかりと閉まっている)からの入場で、去年の芽以ちゃん(右側の扉からの入場)と同じ位置でマークしてので、どちらの会場でも1mぐらいの接近というのも無く、カメラのフレームからは外れっぱなしでしたから... でも、京都の舞台挨拶では、田沢監督と2回、夏帆ポンと1回、丹羽Pと1回、目が合いました。(早織ちゃんとは残念ながら目が合わなかった... ちなみに去年は芽以ちゃんと4,5回ぐらい目が合いました。)
それにしても夏帆ポンは幼さが消えて、「可愛い」というよりも「綺麗」になりましたね。早織ちゃんはちょっと緊張(特に京都では)していたようですが、時折見せる照れた笑顔が可愛かったです。
尚、早織ちゃんは「犬神家の一族」と去年のM1を舞台挨拶のあったシネラリーベで見たと言っていました。ひょっとしたら、同じ回を見ていた可能性も...
また、大阪の舞台挨拶には、MBSの「ちちんぷいぷい」が取材に来ていて、インタビューを受けたということで、その模様が14日に放送されると言うことなので、そちらもチェックする予定です。
(3/14・追記)
本日の「ちちんぷいぷい」、冒頭に鈴木ヒロミツさん(「ちちんぷいぷい」には不定期に出演していた。)の訃報があって、一部が内容変更となったため、雷ちゃんは登場しませんでした。(15日以降もチェックします。)鈴木さんのご冥福をお祈りいたします。
(3/15・追記)
本日の「ちちんぷいぷい」で放送されました。そちらに関してはここをクリックして下さい。
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
↓ノベライズはこちら
↓ケー刑事初心者の方はまずこれを
↓去年のM1はこちら
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 (HD-DVD)
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
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↓「トミマツ」はこちら(是非、再放送をしてください)
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