「USED CAR」 [映画(洋画)]
表題の作品は1980年の映画「ユーズド・カー」である。この作品は、1978年の「抱きしめたい」(原題はBEATLESのヒット曲である「I WANNA HOLD YOUR HAND」、BEATLEの追っかけ騒動をコメディ・タッチで描いた作品です。)で監督としてデヴューしたR.ゼメキス監督の第2作であり、派手なカー・アクションを見せてくれるコメディ作品である。ハチャメチャな展開のストーリーであって、笑わせてくれます。
映画データを記しておくと、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグの名前があり、ジョン・ミリアスと二人が製作総指揮に当たっている。製作はボブ・ゲイルで、監督はロバート・ゼメキス、脚本はロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルの2人、撮影はドナルド・M・モーガン、音楽はパトリック・ウィリアムズである。そして出演は、カート・ラッセル、ジャック・ウォーデン、ゲリット・グレアム、フランク・マクレー、デボラ・ハーマン、ジョセフ・P・フラハティ、ディック・ミラーたちである。
アリゾナ州フェニックスの郊外にある中古車自動車販売店。一本の幹線道路に面して二軒の中古車販売店が向かい合っているのだが、それぞれの店を経営しているのは仲の悪い兄弟であった。兄は職人気質、弟は市議と手を結んで拡張を目論んでいる。そんな兄の店に勤めるモーレツ・セールスマンを中心としたセールス合戦と恋を描いている。見所は250台を越える中古車が砂漠を大爆走するクライマックスであるが、物語途中の二つの店の中古車セールス合戦がハチャメチャで面白い。何も考えずに大いに楽しむことが出来る一本である。(が、こういうコメディ作品って、日本では本当に低い評価しか与えられていないのがとても残念な所である。でも本作はスピルバーグの名前があることで、他のコメディ映画よりも多少は評価されていますが...)
でも、本作に出てくる販売キャンペーンを実際に行ったら、手が後ろに回るでしょうね。しかし、そういう痛快な所を楽しんでもらいたいところである。
↓何でDVDがリリースされていないのでしょうか?(ビデオです)
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