ゲキレンジャー#10 [特撮]
前回、メレに主役の座を奪われたゲキレンジャーたち。今回はもののけ(エレハン・キンポー)に喰われて、またも影が薄かった。(と同時に、新しい玩具の宣伝のためのプロモーションでもあって...)で、今回のBGMは「○○拳」ということではこの人の映画ということで「ジャッキー・チェン」というアルバムを選んでみました。(ジャッキー主演作の主題歌を集めたオムニバス盤です。)
話数も二桁に乗ったということで、第1クールも終盤になり、毎年恒例の最初のパワーアップ編に突入。今回はその前編と言うことで、今後の伏線をたっぷりと用意した物語でした。
おつかいということで、山小屋に荷物を届けることになった3人。「はじめてのおつかい」と言うことでジャンはウキウキ。ジャンのキャラを考えたら分かるけど、やっぱりこういうものはお子様でないと...(でも、ジャンは体こそ大人だけれども、その他は子供ですが...)
美希、やっぱりメーカーに勤める人ですね。次々と新製品の開発をするんですから。メーカーとしたら「売ってなんぼ」といったところがあるけれど、それらは全て武器ということで、表向きには「軍需産業」ということになるが、一歩間違えたら世界中のテロリストたちに狙われることになってもおかしくない。(武器開発技術者)これにスクラッチが武器商人として暗躍する?(その陰にはバンダイの玩具を売りたいという野望が後押ししている...→黒幕はバンダイ)
前回無かった巨大戦が今回はあったため、バエの実況が戻ってきたが、完全に中身はゲキレン側に立ったものになっている。で、メレも煩がっているのに、どうして潰してしまわないんでしょうかねぇ。前には手で掴み、今度は足で踏みつけているので、ンに潰してしまうことも可能なはずなのに...→潰してしまわないということは、バエを抹殺できない秘密があると考えていいのでしょうね...
理央は「三拳魔」の復活させようと動き出す。で最初の拳魔は「空の拳魔」(ということは陸海空ということで、残る2人の拳魔は「海」と「大地」ということでしょうか。)で、復活させていずれは臨獣殿を乗っ取られるということになる?
新たに登場した象さん(拳聖・エレハン・キンポー)。名前は香港映画界の巨星・サモ・ハン・キンポーからというのは簡単に分かりますね。「燃えよデブゴン」が代表作であるが、確かにキョンシーが絡むものやアクション作品も多く手掛けている。ということで、今後も香港映画に注目しておけば、本作のネタは出てくることになるんでしょうね。(どうせなら、香港映画界のスターをゲスト出演させてもらいたいが、それをやったら、今でも影の薄いゲキレン・メンバーがいっそう霞んじゃうか...)で、象さんということで「テツワン探偵ロボタック」のマスターランキングを思い出しました。
ただ、この時期に「地震」ネタを使うということはどうなんでしょうか。アニメ「ブラック・ジャック」がKarte.03の放送直前に中越地震が発生したと言うことで、配慮をしてその放送を中止(後に「蔵出しスペシャル」の時に放送した)したが、やり玉に挙がる可能性はある。(と言っても、撮影時には地震はまだ発生していなかったのと、差し替えるにしても代わりになるものが無いし、今後の伏線を張りまくった物語であるだけに、作り直しするにはあまりにも負担が多すぎると言ったのは分かりますが...)→放送したら一部で食いつかれるし、変更したら変更したで食いつかれるし、どっちにしても何らかの批判を受けるだけ...→「地震」などの天災は触れない方が良いという認識が製作側に広がっていくのが心配です。
で、メレに対抗してランが「えろちっく路線」(平仮名表記の方がランのイメージに合う...)へということで象さんが色々とちょっかいを出しているが、メレと同じ方向に持っていったらより霞むだけなんですけど...
↓いくつか
電波少年インターナショナル~はじめてのおつかい・国境編/キャイーン’Sカット~
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 1996/07/01
- メディア: ビデオ
↓マスターランキング
↓これも影が薄くなりそう...
獣拳戦隊ゲキレンジャー 獣拳合体シリーズ01 ゲキエレファント
- 出版社/メーカー: バンダイ
- メディア: おもちゃ&ホビー
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