「YOUNG AT HEART」 [映画(洋画)]
表題の作品は1954年のミュージカル映画「ヤング・アット・ハート」である。当時、絶頂期にあったフランク・シナトラがたっぷりと見せてくれていて、彼の熱唱をはじめ、ドリス・デイがスタンダード・ナンバーでもあるガーシュインやポーターの名曲を歌う所はミュージカルとしてもしっかりとツボを抑えていて、安心できるところでもある。(やはり、ミュージカル作品は落ち着いて楽しむことが出来る定番の内容でなければ...)
映画データを記しておくと、監督はゴードン・ダグラス、脚本はリーアム・オブライエン、撮影はテッド・マッコード、音楽はレイ・ハインドーフである。そして出演は、ドリス・デイ、フランク・シナトラ、ギグ・ヤング、エセル・バリモア、ドロシー・マローン、ロバート・キース、エリザベス・フレイザー、ラン・ヘイル・Jr.、ロニー・チャップマンたちである。
物語は、ある音楽一家の姉妹と音楽家の三角関係を中心にした恋愛ストーリーであり、そこにシナトラをはじめとする歌をしっかりと聴かせてる。ということで、ストーリーとしたら特にこれというものは無いが、安心してみていることが出来るミュージカル映画である。
音楽一家として有名なタトル家、その三姉妹の次女・ローリーは若手音楽家のアレックスと恋に落ちる。が、三女・エミーもアレックスに夢中であった。(ここで三角関係が成立。)更に、アレックスが編曲の仕事の手伝いを頼んだバーニーがローリーに恋をしてしまい...
それにしても、本作はF.シナトラの絶頂期の作品であるのに、DVD化されていないというのは何故なんでしょうか?日本では劇場未公開だったからなんでしょうかねぇ...
↓本作はDVD化されていません。いずれもビデオです。(上:US版、下:日本版)
↓参考まで
You're My Thrill/Young at Heart
- アーティスト: Doris Day
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2004/06/21
- メディア: CD
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