帰ってきた時効警察#5 [ドラマ]
今回の物語、相変わらずネタを満載しているが、ちょっと空回りが目立った物語で、内容的には寒いものでした。(麻生監督、やっぱり不調ですねぇ)「ホラー」と「ふたりっ子」を中心にネタを展開させるにしても、用意したネタを十分にさばききれずにいて、中途半端でした。(今回は全9話の予定の丁度中間地点ということで、中休みでしたね。)でも、「ホラー」ということで「寒気」を感じるということでは、逆手に取ったということにもなりますが...
ケチが付いたのは、まずはキャスティングから始まる。「ホラークイーン」というのに、どうして宝積有香さんじゃないのでしょうか。「平成の」という限定をつけたことで「クイーン」は「クイーン」でも分家ですよ、と解釈するとスケールが小さくなっちゃいます。(分家だから宝積さんじゃないと無理矢理解釈すると、キャスティングには納得できますが...)更に、双子(実は五つ子)ということだったら、ここはやっぱり双子の茉奈・佳奈(でも、この二人ならば若すぎるか...)にするとか、菊池麻衣子、岩崎ひろみにするとか、「エコエコ」関係で引っ張るのなら吉野公佳にするとか、とにかくもう少しキャスティングを考えて欲しかったところである。(鶴田真由がダメな女優と言うことではありません。今回は「ベスト」ではないということであって、より「ベター」なキャスティングが出来るという意味です。)
「死霊のはらわた」「トイレの花子さん」「学校の怪談」「エコエコアザラク」など、ホラー作品の名前(またはそのネタ)がいくつか出てきたのはいいけど、どうして「怪談新耳袋」が出てこないの?真加出(早織ちゃん)がその新作「怪談新耳袋 絶叫編」で主演を務めているというのに...(他局だからという理由だとしたら、あまりにも度量が狭すぎる...)
でも「エコエコアザラシ」じゃあ、怖さの前に笑いが先に出てしまい、笑ってしまって怖がらないでしょうし、「がっこうのかいだん」と言えば「学校の階段」の方が先に思い浮かびます。
ネタの空振りはまだ続く。「ものまね」で俊ちゃんネタですか。確かに一時期はそういう時代もありましたが、やっぱりずれているだけでした。そして「ザ・ピーナッツ」。双子と言えばこの名前が出るのは分かるが、このネタは風化しちゃってます。(「モスラ」と繋げてネタとすれば良かったんじゃないの...)
今回の真加出。やっぱり学のあるところ(「デ・ジャ・ヴ」)、読みの鋭いところ(三日月のトランプ・マジックのタネをさりげなく言った)を出している。ということで、正体はやっぱり銭形雷ですね。(で、それを受けて霧山が「分かりましたよ」と、トリックを見抜いたのならば、「ワトソンくん」をパロッテくれなきゃあ...→ここにも麻生監督、冴えていない。尚、早織ちゃんと麻生監督と言えば「愛の道 チャイナロード」の11&12話で顔を合わせているんですけどねぇ~)
尚、雷ちゃんとしたら、妹・銭形海ちゃんが6代目としていよいよ発表される(5/15・横浜球場)ということで、お姉ちゃまとして存在を示そうとして、正体を隠そうとしてもつい出ちゃうということでしょうかねぇ。(※「銭形海」という名前はメルマガ「BS-iマガジン」に出ただけだったので15日までは伏せておくつもりでしたが、既にベイスターズのHPにも「銭形海」の名前が出ているので、記すことにしました。(BS-iのHPではまだ隠しているのに...))
で、桜子が犯人で「誰にも言いませんカード」で結ぶのはいつものことだけど、桜子は女優として仕事をしていたら、15年もの間、少しぐらいは海外に行っているでしょう。そうしたら、時効はまだ成立していないことになる。ということで、やっぱり雷ちゃんがそれを掴んで、本当の公訴時効が成立する前に逮捕が可能という事件でした。
ところで、「桜子」という名前ですが、「桜子」と言えばやっぱり「有森桜子」が浮かんじゃうのですけど...
↓前シリーズ
↓今回のネタ関係
↓どうしてこれを出さない
↓「桜子」といえばやっぱりこちらです。
↓真加出の正体...
ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
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