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THE JACKAL(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1997年の映画「ジャッカル」である。この作品は、1973年の映画「ジャッカルの日」(原題:THE DAY OF THE JACKAL、フレデリック・フォーサイス原作、フレッド・ジンネマン監督、エドワード・フォックス主演作品)を現代に置き換えて、大胆に翻案した物語であり、ジャッカルと呼ばれる謎の殺し屋と獄中にいた元IRA幹部で凄腕の殺し屋・デクランの壮絶な死闘を描いたアクション・サスペンスである。

映画データを記しておくと、監督はマイケル・ケイトン・ジョーンズ、脚本はチャック・ファーラー、撮影はカール・ウォルター・リンデンローブ、音楽はカーター・バーウェルである。そして出演は、ブルース・ウィリス、リチャード・ギア、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ、マチルダ・メイ、J・K・シモンズ、ジャック・ブラック、リチャード・ラインバック、テス・ハーパー、スティーヴン・スピネラ、ソフィー・オコネドー、ラリー・キングたちである。

物語は、ロシア・チェチェンのマフィアのボスがロシア情報局とアメリカ連邦捜査局によって頃連れた弟の復讐のために、謎の殺し屋・ジャッカルを雇って要人の暗殺を依頼した。ジャッカルが動き出したという情報を掴んだFBIは、現在は獄中にいる元IRAの幹部であり、凄腕の殺し屋であるデクランに、釈放を条件に捜査協力を要請した。ジャッカルのターゲットが誰なのかが分からないまま行動を開始するデクラン。こうして二人の殺し屋の戦いの火ぶたが切って落とされた...

ブルース・ウィリスとリチャード・ギアという二大スターの迫力ある追いつ追われつの死闘は見所満載である。また、ジャッカルが使うハイテク兵器も見所の一つである。(だが、本作製作から10年という時間が流れたことで、本作ではハイテク兵器だったものも、現在では誰もが手軽に使えるものになったものもあり、技術の進歩の早さを伺い知ることになります。)

また、本作はサントラ盤にもちょっと注目です。豪華アーティストたちが結集したオムニバス盤という形のもので、映画のサントラという面影がないのだが、'90's後半のロック・シーンを上手く表現したアルバムになっている。

そのサントラ盤に収録されているのは、以下の全16曲である。『Going Out Of My Head』『Poison』『Suerpredators (Metal Postcard)』『Star』『Swallowed [Goldie/Toasted On Both Sides Mix]』『Joyful Girl [Peace And Love Mix]』『Shining』『It's Over, It's Under』『Get Higher』『Sunray2』『Shineaway』『Red Tape』『Toothache [Chemical Brothers Mix]』『Leave You Far Behind』『Raw Power』『Demons Theme』。

音楽(特にロック)ファンにとっては注目の一枚であるが、本作の映画の方に注目という方は敬遠というのもあるでしょうね。ただ、この時期になると、こういうオムニバス形式のサントラ盤では後の世に通用しないということが次第に明らかになってきて、苦労をしているのも分かってしまいます。でも、ご機嫌なサウンドが詰まっているということでは悪くはないのですけどね...

 

The Jackal (1997 Film)

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  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1997/10/28
  • メディア: CD

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