「TOUT FEU, TOUT FLAMME」 [映画(洋画)]
表題の作品は1982年のフランス映画「炎のごとく」である。この作品は日本では劇場未公開であり、フランス映画が冷遇されているということを感じさせてくれます。知的でエレガントな女性(大臣の秘書)を演じるI.アジャーニを見ることができます。(が、ソフトの方が冷遇されていて...)
映画データを記しておくと、時間は108分、監督はジャン・ポール・ラプノー、出演は、イザベル・アジャーニ、イヴ・モンタン、ローレン・ハットン、たちである。(これぐらいしか分からないというのが実情です。)
物語の方は、パリに住む三姉妹の元に15年間も放浪していて音沙汰の無かった父が戻って来た。そして彼はカジノを作るために家財道具を売り飛ばし始めた。娘たちもいつしか父の冒険に巻き込まれていくようになり...
コメディ・タッチであることが物語を重くすることを防いでいて、ストーリーに入っていくことが出来る。そして、見ていると親子愛が感じられて、ホッとする事が出来る物語である。
'80'sになると、「ポゼッション」に主演したことで疲れ果てたアジャーニであったが、それから戻ってきてくれて、味のある演技を見せてくれるのは流石である。それにしても、本作でのアジャーニは美しく、理性があり、情もあるということで、正にこれ以上ないいい女性を演じている。もっと陽の目を浴びて良い作品だと思うのですけどねぇ...
本作はビデオすら既に無いんですね。以前はLDでリリースされていたのに...
↓よって、アジャーニ関係を...
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