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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その8) [ケータイ刑事]

主役銭形ボンドではなくて脇役にスポットを当てての2回目は、上司についてと、任務の伝え方について述べる。尚、「ケータイ刑事」においては、劇中に銭形の上司という存在は出てこないが、劇場版での任務の伝え方から、基本的にはそれとほぼ同じであろう、という推測の元で述べていくことにする。但し、「ケータイ刑事」に関してはTVシリーズでは「上司」に関しては描かれていないので、推測です。

007:JAMES BOND:イギリス情報部MI-6に所属するボンドの直属の上司はMである。これまで登場しなかった物語もある(出張中という設定になっていました。)演じたのは、第1作の「ドクター・ノオ」から第11作の「ムーンレイカー」までがバーナード・リー、第13作の「オクトパシー」から第16作の「消されたライセンス」までがロバート・ブラウン、第17作の「ゴールデン・アイ」から最新作の第21作「カジノ・ロワイヤル」がジュディ・デンチである。(3代目Mからは女性となった。)尚、第12作の「ユア・アイズ・オンリー」は、演じていたバーナード・リーが入院中で出演できず、苦肉の策として「出張中」ということにした。(公開された時には亡くなっていた。)ボンドと対立すること日常茶飯事であるが、父親(母親)のような懐の深さがあり、何だかんだと言ってもボンドのことを信頼している。秘書・ミス・マネーペニーがいて、任務は彼女を通してボンドを呼び出して伝えている。尚、マネーペニーを演じたのは、第1作の「ドクター・ノオ」から第14作の「美しき獲物たち」がロイス・マックスウェル、4代目ボンドの2作がキャロライン・ブリス、5代目ボンドの4作がサマンサ・ボンドである。(「カジノ・ロワイヤル」には登場せず。)いつもボンドとのロマンスを夢見ているが、いざとなったら固い女性である。(奇しくも、ここまでで共に3人が演じてきている。)

ケータイ刑事・銭形姉妹:警視庁に所属する銭形は特命刑事である。普通は捜査課長が上司になるが、警視総監が任命した裏刑事ということなので、直属の上司は警視総監(=おじいちゃま)と言うことが出来る。劇場版では、難波副総監が登場したが、銭形警視総監が海外視察中でその留守を預かる形で出てきて、銭形に直接任務を与えていた。よって、普段は警視総監から任務が与えられると考えるのが無難である。警視総監であれば、複数の秘書がいるのは当然であろうが、孫娘の銭形姉妹に任務を伝えるのは、警視庁アナウンス部の小林麻耶巡査である。(「銭形愛」のみ菅原牧子(巡査?)である。→よって、小林巡査は2代目である。)「警視庁から入電中」ということで事件を知らせ「捜査を開始せよ/現場に急行せよ」と伝えているので、銭形警視総監の秘書も兼務していると考えられる。(警視庁を退職(=TBSを辞める)するまでは小林巡査がこの役割を担い続けるものと思われる。)

「上司」についての類似点共通点)は、組織の頂点にいるということ、(作品の主人公に)直接任務を(秘書を通して)与えるという点である。また、2代目Mまでは現場に赴くことはなく、デスクにデーンと構えていたが、3代目Mは現場(前線基地)に出向くこともあり、完全に「共通」とは言えなくなったが、基本的に表には出てこない存在である。まあ、組織に所属している主人公という物語で、その主人公が組織の頂点の地位にいないので、上司がいるのは当然と言えば当然である。が、直属の上司がその組織のトップという部分は共通点として挙げられる。

相違点は、銭形警視総監がとにかく表に出ないので、これも推測の領域を脱することは出来ないが、おじいちゃまと孫娘という関係なので、仲が良い「ケータイ刑事」(祖父-孫だったら当然ですが...)と、仕事とプライベートは別として、あまり仲が良さそうでない「007」という所です。

「任務の伝え方」については、既に大きな推測が成り立ってのことなので、「類似点/相違点」というのもその推測が的外れであったら意味のないものとなってしまうが、その推測の元で記しておく。「類似点」は、伝えるのに必ず秘書秘書的存在)を通して伝えているということである。秘書が代読する形(=入電)の「ケータイ刑事」、本人を呼び出し、内容を直接伝える「007」というのが相違点である。尚、「ケータイ刑事」の場合、目の前で起こったばかりの事件に対して即座に入電が入ることが多々あるが、「どうして知ったの?」「どこからそれを撮影しているの?」というツッコミが入ることになるが、ここでは警視庁の対応があまりにも早い、ということを褒め称えることに留めておく。

今回は、考察対象とした「ケータイ刑事」の銭形警視総監が謎に包まれた人物で、作品中に名前は出てくるものの、姿が出てこないということで、大胆な推測を行い、それを元にしての比較であるため、「強引だ」と言われるかも知れない。が、「ケータイ刑事」では力業で解決した事件もあるので、ここでも力業で強引に「類似点」と「相違点」はこうだ!、ということにしておきます。今後、何らかの形で銭形警視総監に関して作品中で描かれることになったら、今回述べたことは根底から否定される可能性もあるが、その時はその時で、改めて考察を行うということにします。

次回は同じ部署の同僚についての予定であるが、今回以上の「推測」があってのことになります。よって、収拾が付かなくなり、先に他部門の同僚ということにするかもしれません...(いずれにしても、この連載はまだまだたっぷりと続きます。)

 

 ↓「007」関係

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↓「ケータイ刑事」(映画関係)
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