大根刑事#3 [アニメ]
第3話の物語は「さらば!キャベツ刑事」という物語です。前回はトマト刑事が殉職し、今回はキャベツ刑事が殉職って、撮影用で仕入れた野菜の傷みに応じて殉職していく?のでしょうか。いや、それなら大根刑事は1話で大根おろしになっていて、今は2代目になっている?何てことは言わないことにしておきます。
警視庁ベジタブル課の電話が鳴り、銀行強盗が逃走中という連絡が入る。で、「お前たち、現場に急行だ」とボスのメロン刑事が指示を出して、全員出動。(前回も銀行強盗でしたね...)で、頭を燃やしながら走る大根刑事。(やっぱり身を削って走っている...)で、パーキング(何故か空車で1台も停まっていない)に銀行強盗犯を追いつめた。(犯人はやはり覆面をしている人間であり、前回と同じ「東陽銀行」の袋を持っている。でも、前回は犯人を逮捕したけど...)が、追いつめたのはキャベツ刑事一人だった。(他の刑事たちはフェンス越しに見ている観客になっている...)
大根刑事は「キャベツ刑事、一人じゃ無理だ!」と言って応援に向かおうとするが、「そんな悠長なことをしていたら、銀行強盗が逃げてまう」と言い、「わいに任せるんや」と叫ぶとキャベツ刑事は一人で銀行強盗に向かって行った。が、簡単に銀行強盗に捕まってしまったキャベツ刑事。そして銀行強盗はキャベツ刑事をめくるという手に出た。で、一枚めくられたキャベツ刑事。「キャベツ刑事が殺された~!」と叫ぶ同僚たち。が、キャベツ刑事は死んではいなかった。「バカ野郎、一枚めくられたぐらいで諦めへんで!」キャベツ刑事は何枚も覆面を被っているプロレスラーのように、サングラスをかけた顔をしていた。が、銀行強盗は同じ攻撃に出た。二枚、三枚、…、次々とめくられていくキャベツ刑事。しかし「バカ野郎、二枚めくられたぐらいで諦めへんで!」「三枚」「…」
そんなキャベツ刑事の姿を見ていた大根刑事は、正義感だけでは刑事は出来ない。身を捨てる覚悟がなきゃダメだと悟った。が、その間にキャベツ刑事はめくられ切ってしまっていた。で、辺りに散乱するキャベツ。呆然とする刑事たちだったが、芯の部分のキャベツには肉団子があった。ということで、キャベツ刑事はロールキャベツだったと分かった。大根刑事は「ロールキャベツと言うことを隠して刑事をしていたなんて大した奴だ」と関心していたが、その肉団子は銀行強盗が思いっきり踏んでしまった...
前回のオマヌケな銀行強盗と違って、今回は逮捕されずにキャベツ刑事を血祭りに上げてしまった犯人。そんなことより、大根刑事たちは観客のように見守っていただけなんて、仲間を助けなきゃだめでしょうが... でも、やはり食べ物は大事にしないといけませんよ。
↓追悼・キャベツ刑事
野菜のおそうざい―たけのこの若竹煮・和風ロールキャベツ・きぬかつぎ他 (1981年)
- 作者: 鈴木 登紀子
- 出版社/メーカー: 潮出版社
- 発売日: 1981/09
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