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大根刑事#4 [アニメ]

第4話の物語は「取り調べだぜ!大根刑事」という物語です。今回は表に出ないで警視庁内部での物語。と言うことなので、大根おろしにはなりませんでした。(で、オチも今ひとつで...)

警視庁・ベジタブル課の電話が鳴る。ボスのメロン刑事が電話に出ると、テロリストの身柄を確保したということで、「お前たち、取り調べだ」と命令を出すボス。で、大根刑事たちは廊下、階段を降りていき、取調室へ。(一応、走って、身体を削ってはいるものの...)が、階段を踏み外して転落...

取調室には容疑者がいた。が、その容疑者というのは(コップに入った)北海道阿寒湖出身のマリモだった。で、大根刑事が取り調べを始める。が、何も言わない容疑者・マリモ。で、大根刑事は興奮して、激しい口調で責める。が、やはり何も言わない容疑者。それを見かねたじゃがいも刑事が間に入り、大根刑事に「落ち着くんだよ」と宥め、「ここは同じ北海道出身のわしに任せろ」ということで、取り調べを代わる。で「おふくろさんの気持ち、考えたことあるのか?」と人情の落とし作戦を開始する。が、やはり何も言わない容疑者。で、じゃがいも刑事は「腹減ってるのか、カツ丼でも食うか?」と言い、すいか刑事が電話で「取調室にカツ丼1つ、出前御願いします」と注文する。

早速届いたカツ丼を前に、大根刑事が慌てた。「マリモが2個に増えている...」これにパプリカ刑事が「カツ丼、もう一つ頼む?」と言うと、間髪入れずにすいか刑事が「取調室にカツ丼1つ、出前御願いします」と追加注文する。で、カツ丼が届き、2つのカツ丼を目の前に、再び大根刑事が慌てた。「見ろ、マリモが3個に増えている...」これにパプリカ刑事が「カツ丼、もう一つ頼む?」、スイカ刑事が「取調室にカツ丼1つ、出前御願いします」と追加注文。

で、この繰り返しで、カツ丼が届く度に大根刑事がマリモが1つ増えていることに気づき、カツ丼を追加注文していく。で、「9個に増えている」「10個に増えている」「100個に増えている」…、ということで、無限ループに入り、オチがありませんでした。

もう少しオチを考えないと、この物語は辛いですね。ということで、今回はつまらない物語でした。(まあ、ショート・コント劇場としたら、外したネタということで、客席の反応を見て、封印されてしまうネタでした。)

「取り調べにカツ丼」というネタは定番であるが、カツ丼の丼の方が容疑者・マリモや、じゃがいも刑事、パプリカ刑事もはるかに大きかったんですけど...

 

↓こういうものを...

素人庖丁記 (カツ丼の道篇)

  • 作者: 嵐山 光三郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1992/10
  • メディア: 文庫

味いちもんめ カツ丼

  • 作者: あべ 善太
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: ムック

さめたカツ丼はどこだ…!!―April~June

  • 作者: 所 ジョージ
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 1985/11
  • メディア: 新書
取調室の心理学 (平凡社新書)

取調室の心理学 (平凡社新書)

  • 作者: 浜田 寿美男
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2004/05
  • メディア: 新書
水木警部補の敗北―「取調室」シリーズ

水木警部補の敗北―「取調室」シリーズ

  • 作者: 笹沢 左保
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

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