今週の収穫「おお振り/怪物王女」+ヒーローさん [特撮]
とりあえず大きな山を越えたので、これという大きな収穫物もないので書く必要もないのだが、このままだとカテゴリー「特撮」が休眠状態になってしまうので、今週のBS-i「おお振り/怪物王女」での収穫と、この一週間で見たヒーロー作品をまとめて記すことにした。(この括り、案外悪くないかも...)尚、「おお振り/怪物王女」は、間に入るCMが目的なので、本編の方は飛ばしていて、まともに見ていないので、記すことはありません。
まずは、今週の収穫から。
今回の「おお振り」は完全に無収穫でした。いつもの「AIR」と「Kanon」「おお振り」のDVD宣伝、「新機動戦記ガンダムW」の宣伝など、レギュラーで流れるものばかりで、目的としているものは全くありませんでした。続く「怪物王女」では、A/Bパート間に、今度の日曜放送の「銭形雷」(1st.18話)の27秒バージョンの予告(佐藤二朗さんの存在感と雷ちゃんの「岡野さん、死んじゃいや!!」に尽きます。)があり、次回予告終了後には土曜日放送の「銭形海」(6話)の27秒バージョン予告がありました。→こちらも完全に、いつものお決まりのものばかりでした。まあ、「美絵素四姉妹」のキャンペーンも終了したから、こういう平凡な形に戻るということは予想通りでしたけど...(「ケータイ刑事THE MOVIE」の宣伝スポットは流れませんでした。→BS-iのヘビーな視聴者には宣伝の必要は無いでしょうけど...)
続いて、ヒーロー作品の方へ行きます。尚、番組タイトルの後の[ ]内は、視聴時のHDDレコーダーの再生状態です。また、この記事を書いている時のBGMは「恋する日曜日・3rd.26話」の本編でした。(21曲のアニメ主題歌メドレーです。詳しくは、ここをクリックして下さい。)
快傑ハリマオ#16(第2部#3)[通常再生]
[注意:この作品は1960/4~1961/6に放送された作品である。現在、KBS京都が木曜日の夕方に放送してくれている。6話以降は白黒作品であり、白黒のまま放送している。]
第2部も3話となって、ようやく敵の企みが明らかになってきた。(物語の時代設定と、制作当時の時代を考えたら、現在では差別用語として放送できないような言葉も出てくる(冒頭にちゃんと「お断り」という形でテロップがあります)だけに、慎重にならざるを得ないのがちょっと辛い所でもある。)村人たちに祭だと言って持ち込んで振る舞った酒に眠り薬が入っていて、村人たちを捕らえ、山奥で強制労働させようという魂胆までは今回明かされたが、それが何かは次回へ、と引っ張る所はちゃんと引っ張っていました。
今回の物語で面白かったのは、「タドン小僧の歌」が出てきたことでした。敵を尾行したものの、見抜かれて捕まり、木に縛られた状態でありながらも、コミカルソングを歌う余裕があるのは大した度胸ですね。
何かあると感じて山奥を調べるハリマオが、強制労働所から逃げてきた人(水深が殆ど無い川に吊り橋の上から飛び込んで逃げたものの、普通に考えたらそこで死んでいると思うのですけど...)と川辺で出会いと、悪事の場所話知るというのは、ヒーロー作品の王道を行く展開であるが、やっぱり'60's作品ですね。
ところで、これは最初から感じていることであるが、黒く大きなサングラスをしているハリマオであるが、サングラスのために目の表情が全く見えないのは良いとしても、演じている勝木敏之さんの口元が緩んでいて、シリアスな場面でも、敵を倒した時も、敵の罠に落ちてピンチの時も、いつもにやついているように見えるのですけど... また、部分的には、映像の口と台詞がずれていて、時にはしゃべっていないのに台詞が聞こえてきたり、しゃべり終えて口を閉じたのに台詞が聞こえるというのが必ずあるのだが、どういうことなんでしょうかねぇ?(という具合で、ツッコミ所満載であって、とにかく笑わせてくれます。→制作当時は「連続活劇」ということでハラハラドキドキする物語だったのでしょうけど...)
尚、来週8/16はお休みということなので、それがちょっと残念です。(が、次も楽しみです。)
ゲキレンジャー#23[早見再生(これで十分)]
あれ(ランのコスプレ)の何処が「スケバン」なんだ?普段から修行の方も、その存在も中途半端にしか描かれていないので、やはり思った通りで中途半端な描き方でした。とても「スケバン」と言える代物ではなく、単に一人でぐれているだけにしか見えない半端者でした。(そもそも伊藤かずえの前では、あの程度では「スケバン」ではなく、使い走りの雑魚と何ら変わらない。)そんな半端者を恐れる赤青の二人も「雑魚」とアピールしていただけで、ご都合主義で最終的には勝ってしまうのだから、全く共感出来ないということに拍車を掛けただけでした。
そんな中、「不良少女とよばれて」だけでなく「ポニーテールは振り向かない」のネタを出したのは大正解でしたね。いつものことながら、番組タイトルに誤りがある本作であるが、今回は「理央ちゃんメレちゃん」ではなく「夜露死苦美希様」でしたね。
姿を現した新メンバー候補(今回はこれを付けておかないと仕方ないでしょう。)だが、今回の物語で感じたのは、猫の考えははっきり言って間違っているということがはっきりした。新メンバーは美希(伊藤かずえ)とするべきでしょう。(いや、美希だったら赤青黄の雑魚なんか不要で、単独の変身ヒロインとして一枚看板で通用するか...)
電王#27[早見再生(これでも時間がもったいない)]
映画の宣伝のためのオバカ祭。あまりにもオバカをやり過ぎていて、最初の数分で完全に白けてしまって、あとは時間の無駄でした。また、相変わらず暴力だけのハナ。(ターゲットとする視聴者の世代を全く考えていないバカ脚本&バカ・プロデューサー、そして口を挟まないバカ役者ということで、このキャラは完全に存在価値なし。)
こんなオバカで映画の宣伝をしたら「映画もバカ祭で駄作ですよ」と宣伝しているとしか受け取れない。そもそも、こんなオバカ連中しかいないのなら、電車ジャックされても当然だとしか思わず、お前らの方に問題があるんだし、諦めて帰れ!とだけ言っておく。
ところで、最近ふと思ったのだが、「カブト」の井上敏樹&米村正二脚本、「電王」の小林靖子&米村正二脚本は、実は「プロデューサーの能力を確かめるために、あまりにも酷い脚本をわざと書いているのではないか?」ということ。実際、この3人はアニメ「デス・ノート」ではしっかりと組み立てられた緻密な脚本を書いていた。(とても「カブト/電王」の脚本と同一人物とは思えない。)まずは御大が「息抜きできる場所はないか?」ということでテストをした(これは「響鬼」の時に)。御大の採点は、プロデューサーはそれに全く気づかなかったということで、米村&小林に「あの枠は息抜きの場だよ」と伝え、「カブト」で米村もテストをし、同じ結論を得た。続いて「電王」で小林も同じことをして同じ結論を得た。で、今では完全に息抜きの場にしているということでしょう。何せ、脚本の勉強を少しでも行っていたら、こんなにも破綻した脚本は書けないですよ。
ということで、「ライダー」を面白い作品にするには、プロデューサーの完全交代、井上、米村、小林の完全追放、スポンサーをB社からT社に変えるの3点セットと、しばらくの休止期間を設けること。これしかないでしょうね。(御大脚本の「仮面ライダー THE NEXT」はなかなか良さそうな物語のようなので、これもこの枠を息抜きの場にしている証拠である。)
↓特に印象強いものを...
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↓ハリマオの第2部はこれ
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