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ELECTRIC LIGHT ORCHESTRA『DISCOVERY』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1979年に発表された彼らの8th.アルバムである。本アルバムは、彼らのアルバムとして初の全英No.1の座を獲得したアルバムである。(5週連続1位を獲得した。)また、アメリカでは最高位5位を記録していて、1979年のBillboard年間アルバム・チャートでは74位にランクインしている。既に完成の域に達したELOサウンドであるが、当時は世界的なディスコ・サウンドの一大ブームの真っ直中と言うこともあって、ディスコ寄りのポップなサウンドを聴かせてくれている。

また、本アルバムは、オリジナル盤では全9曲の収録であったが、2001年のリイシューの時に3曲のボーナス・トラックが追加されて、現在は全12曲収録になっている。(後ろの3曲がボーナス・トラックである。)これもまた嬉しい所である。

収録曲は以下の通りの全12曲である。『Shine A Little Love』『Confusion』『Need Her Love』『The Diary Of Horace Wimp』『Last Train To London』『Midnight Blue』『On The Run』『Wishing』『Don't Bring Me Down』『On The Run』『Second Time Around』『Little Town Flirt』。

この中からのシングル・ヒット曲は、『Shine A Little Love』がBillboardのシングル・チャートで最高位8位、1979年の年間シングル・チャートで71位、イギリスでは最高位6位を記録、『Don't Bring Me Down』がBillboardのシングル・チャートで最高位4位、1979年の年間シングル・チャートで81位、イギリスでは最高位3位を記録している。また、Billboardの年間シングル・チャートのTOP 100にはランクインしていないが、『Confusion』(レギュラー・チャートで最高位37位)、『Last Train To London』(レギュラー・チャートで最高位39位)を記録している。尚、この2曲はイギリスではカップリングされたシングルとしてリリースされて、最高位8位を記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、何と言っても『Confusion』である。ミディアム・テンポのとても聴きやすい曲であって、如何にもELOというサウンドの一曲であって、美しいコーラスも聴き所の一つである。『Shine A Little Love』を初めとするディスコ調のサウンドも良いのだが、ELOと言えばやっぱりこういう曲調が似合っている。その他のお薦め曲としては、シングル・ヒットを記録した『Shine A Little Love』『Last Train To London』『Don't Bring Me Down』という所をピックアップしておく。(やはり、シングル・ヒットした曲は馴染みもあると言うことで、そちらを選んでしまいます。)

バンド死と手は脂が乗りきった時期でもあって、捨て曲は一切無く、最初から最後までたっぷりと堪能することが出来る。オリジナルの全9曲では40分弱であるが、ボーナス・トラックが3曲追加されたことで、時間的にはこんな所でしょう。で、次のアルバムがOLIVIA NEWTON-JOHNと組んだサントラ盤でもある「XANADU」になり、ピークを迎えることになります。この時期のELOは「聴くべし」です。

 

Discovery

Discovery

  • アーティスト: Electric Light Orchestra
  • 出版社/メーカー: Jet/Epic/Legacy
  • 発売日: 2001/06/12
  • メディア: CD

↓GOLD-CDでもリリースされています。

Discovery

Discovery

  • アーティスト: Electric Light Orchestra
  • 出版社/メーカー: Jet
  • 発売日: 1995/08/15
  • メディア: CD


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