GO-GO'S『GOD BLESS THE GO-GO'S』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは2001年にオリジナル・メンバーによって再結成されて発表されたアルバムで、7枚目のアルバム(ベスト盤を含む)である。GO-GO'Sと言えば、'80's前半に活躍したガールズ・バンドであって、その後にガールズ・バンドが雨後の筍のように飛び出してくるきっかけにもなったバンドであって。ガールズ・バンドとしては伝説の存在である。そんな彼女たちが、オリジナル・メンバーによって再結成したということで、'80'sサウンドのファンにとってはあまりにも嬉しいことである。サウンドの方もかつてのサウンドが健在であって、ファンを喜ばせてくれた。尚、本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートで最高位57位を記録している。
収録曲は以下の全13曲である。『La Land』『Unforgiven』『Apology』『Stuck In My Car』『Vision Of Nowness』『Here You Are』『Automatic Rainy Day』『Kissing Asphalt』『Insincere』『Sonic Superslide』『Throw Me A Curve』『Talking Myself Down』『Daisy Chain』。(尚、日本盤のみ、一番最後に『King Of Confusion』という曲が収録されていて、全14曲となっている。)
本アルバムからはシングル・カットされた曲はないということで、新たなファンを掴むということは難しかったが、'80's前半の彼女たちの活躍を知っている者にとっては、オリジナル・メンバーによる再結成というのも嬉しいことであり、アルバムだけでも大きなプレゼントであった。
本アルバムからの筆者のお薦め曲は、いきなり彼女たちのサウンドが変わっていないということを教えてくれる1曲目の『la Land』でしょう。それ以外にもお薦め曲はあるが、再結成してのアルバムということでは、この曲の出来不出来が全てを決めてしまうのだが、座っていないと言うことで安心して聴くことが出来ます。(一応、『Here You Are』『Kissing Asphalt』『Insincere』『Sonic Superslide』という所を他のお薦め曲としてピックアップしておきます。)
本アルバムは、新しいファンのためというよりは、'80'sに彼女たちのサウンドを体験している者への贈り物という意味合いが強いが、彼女たちのサウンドを知らない方は、本アルバムをきっかけにして、彼女たちのオリジナル・アルバムの方も聴いてもらって、伝説のガールズ・バンドを聴いてもらいたい所である。
↑US盤 |JP盤 ↓
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