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「THE DEVIL'S RAIN」 [映画(洋画)]

表題の作品は1975年の映画「魔鬼雨」である。1973年の「エクソシスト」のヒットによって、'70'sの中盤はオカルト映画がブームになっていたが、そんな時期に製作されたのが本作である。また、本作は、ジョン・トラヴォルタのスクリーン・デヴュー作でもある。尚、オカルト映画であるが、本作は「猿の惑星」のスタッフによる特殊メイクが話題を集めたということで、そちらもチェックしておきたいところである。

作品データを記しておくと、時間は89分、製作総指揮はサンディ・ハワード、監督はロバート・フュースト、脚本はゲイブ・エッソー、ジェームズ・アシュトン、ジェラルド・ホップマンの3人、撮影はアレックス・フィリップス・Jr.、音楽はアル・デ・リロイである。そして出演は、アーネスト・ボーグナイン、アイダ・ルピノ、ウィリアム・シャトナー、トム・スケリット、エディ・アルバート、キーナン・ウィン、ジョン・トラヴォルタ、たちである。

平和に暮らしているプレストン家を突如邪教集団の影が忍び寄る。それは、プレストン家には悪魔の血判書があり、300年間にわたって呪われ続けていたのであった。そんなことを知らないマークは、両親を殺され、復讐を果たそうとして邪教集団に潜り込み、悪魔だということが分かる。そんなマークは、悪魔学の権威であるリチャーズ博士に会い、事態を把握する。で、博士と共に再び邪教集団に乗り込んでいくが...

物語は、両親を殺された青年の復讐物語であるが、「悪魔の書」を絡めて、特殊メイクを使ってオカルト作品に仕上げられている。クライマックスの鉛色の雨が降るシーン、そしてドロドロに溶けるシーンはあまりにもインパクトがありすぎて、流石に背筋が凍り付きそうになる。(気の小さい方は、夜寝る前には見ない方が良いかも...)スプラッター・ムービーとはまた違った恐怖があります。

ただ、30年も前の作品ということで、特殊メイクに関してはハイレベルなものであるが、技術の進歩があるので、最新の特殊メイクとCGを使った映像表現を使えば、更に一段と恐ろしい描写が出来上がるであろう。(本作でのアーネスト・ボーグナインは怪演していて、怖さと凄味は十分ありますが...)筆者としてはリメイクして欲しい作品の一つである。

 

魔鬼雨

魔鬼雨

  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2004/07/02
  • メディア: DVD


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