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GENESIS『FOXTROT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1972年に発表された彼らの4th.アルバムである。(フィル・コリンズが加入してからは2枚目のアルバムである。)本アルバムは彼らのキャリアにおいても新たなステップになったアルバムであり、アメリカではチャートインしていないが、イギリスではチャートンして、最高位12位を記録、彼らの名前を広く知らしめることになった。(それまでのアルバムもイギリスではチャートインしていたが、大きなヒットにはなっていなかった。)

収録曲は以下の全6曲である。『Watcher Of The Skies』『Time Table』『Get 'Em Out By Friday』『Can-Utility And The Coastliners』『Horizon's』『Supper's Ready』。

ところで、この中のラストの曲である『Supper's Ready』は7つのパートから構成される組曲であって、23分弱の超大作である。(当然、ストーリーがあります。)それぞれのパートのタイトルを記しておくと、以下の順番である。「Lover's Leap」「The Guaranteed Eternal Sanctuary Man」「Ikhnaton And Itsacon And Their Band Of Merry Men」「How Dare I Be So Beautiful?」「Willow Farm」「Apocalypse In 9/8」「As Sure As Eggs Is Eggs (Aching Men's Feet)」。

この中からは、やっぱり『Supper's Ready』を除外する訳にはいかないが、『Watcher Of The Skies』と『Get 'Em Out By Friday』という彼らの初期の名曲が収録されているということで、この2曲も外せない。いずれにしても、ピーター・ガブリエルの才能と奥深さがたっぷりと出ているアルバムであって、彼の芸術的なセンスが認められることになった記念すべきアルバムである。また、'80'sになって、フィル・コリンズが中心となったGENESISとは完全に別のバンドのサウンドを聴かせてくれる。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。

 

Foxtrot

Foxtrot

  • アーティスト: Genesis
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1994/10/04
  • メディア: CD


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