ケータイ刑事銭形雷22話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「銭形雷[裏ネタ編]」であるが、今回は第22話「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」である。タイトルの方は「猛スピード」と「まるで(映画)『スピード』」と言うように掛詞になっているのは誰でも気づきますよね...
映画を元ネタにしたパロディ編であるが、それだけではなく、「焼き芋」ネタと「海王星団」の名前が出てくる、犯人が実は変装していたということで怪人○面相を思わせる展開(この時点では、怪人さんはまだ「銭形雷」には登場していませんでした。)、バスと言えば「舞・5話」のシベ超殺人事件を思い出す、というように、シリーズのファンにとってはあまりにも美味しいネタ満載の物語でした。今回は、その中から、今回の脚本の「加藤淳也」先生について述べることにする。(9/15にBS-iで「0093 女王陛下の草刈正雄・ナビ」が放送されて、そこに加藤先生が出てきて「0093」のことで色々と語っている(「0093 女王陛下の草刈正雄」の脚本も書いている。)ので、今回の選択は実にタイムリーな選択かと思います...)
尚、BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
彼が「ケータイ刑事」で初めて脚本を書いた物語は「雷・1st.17話」の江戸川サンポであり、今回が2本目である。(「銭形雷」では合計5本を書いている。)その後、「恋する日曜日 ニュータイプ」でも4本(絢ちゃん出演の2本を含む)を書き、「恋日・3rd.」でも1本、そして「銭形海」でも6話までの偶数話の3本を書くというように、丹羽ファミリーの期待の脚本家である。また、佐々木浩久監督が高く評価していて、「海・2nd.」でも書いているようです。
「愛」~「零」では合計15人の脚本家が書いていて、「雷」では一気に7人の脚本家が「ケータイ刑事」シリーズに参加することになったが、加藤淳也先生は「雷」から参加の脚本家の中では次々と書いていて、今やエース格の存在となり、「海・1st.11話」までと映画2本を加えた157本の中では、現在、執筆本数は7位にランクインしている。(「海・2nd.」で6位タイになることは分かっているし、更にもう1本書けば、単独6位となって二桁に乗ることになる。)そういえば「0093 女王陛下の草刈正雄」の脚本もKJですね。→「ケータイ刑事」への参加は後発組ということになるが、シリーズをしっかりと勉強して、ファンが喜ぶ所をしっかりと見極めて、それを取り入れるというのはなかなか難しいことであるが、それを簡単にやってしまったということで、今後の活躍も楽しみです。実際「海・1st.2話」の脚本はなかなか良かったですし、もはや、サブ・チーフ格ですね。
「0093 女王陛下の草刈正雄」に沿ったことで記すと、この映画はパロディ満載の映画であるが、パロディ映画の楽しみ方の一つは、その元ネタを探し出すことである。(当然、ネタは1つや2つではなくて二桁は仕込んでないと「パロディ映画」という資格はない!)ということなので、今回の「銭形雷」では、本家・伝説の四姉妹の「ケータイ刑事」シリーズをはじめ、「スピード」のような映画の元ネタを探してみましょう。で、10個は発見しないと...(「ケー刑事」ファンならば、「ケー刑事」ネタで7,8個は見つけられるでしようし、二桁という数字は難しい数字ではないでしょうし...)もしも、「スピード」を加えても、発見したネタが3つ以下だったという人は、本作「銭形雷」をはじめ、映画の知識がなさ過ぎるということで、「猛勉強」するか、深入りしない方がよろしいかと...
↓ネタ探しのために(これ以外にも元ネタ作品はありますよ...)
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