ケータイ刑事銭形海11話(感想)+12話予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「ケータイ刑事 銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。今回は4回に渡って放送される舞台の完結編となる第11話「BS初! ついに舞台だ! ~超豪華!演劇者殺人事件」の「解決編」です。
これまでの3回(「事件編」「捜査編」「混迷編」)は、主役の座がクイーンと高村さんに奪われていたような海ちゃんでしたが、「解決編」では「主役は私よ」という所をしっかりと見せてくれました。(歌を中心に輝いていましたね。)
尚、今回も、放送フォーマットは「雷・2nd.12&13話」に準じたいつもの放送フォーマットで、途中にCMが入るという形であったが、舞台の場合は上手く持って行っていたとはいうものの、やはり「泪・1st.9話」(公開収録)に準じた途中にCMが入らない形で一気に見せて欲しい所でした。
今までの舞台編と大きく違うのは、今回の最初の部分というのは、前回の終わり部分と同じものがそのまま流れたこと。そしてCMの入るタイミングもいつもよりかなり早く、事件解決も少し早めであったこと。その後にはカーテン・コールで舞台に出てくる出演者たち、という部分をしっかりと流してくれたのは嬉しい所でした。
特にAパートは、8分半弱だったが、前回と同じ部分が主題歌の後に3分弱もあったため、物語としたら4分弱で、この中には海ちゃんの歌う歌もあったのだから、かなり短かったですね。Bパートになると、海ちゃんの説明が始まり、口上があって、いつもの詰めの説明、観念する犯人ということで進み、Bパートは(CM明け)12分弱で事件が解決して「済」マークとなったので、本編時間終了まで約5分も残ることになった。が、ここからがサービス・タイムで、海ちゃんの歌う主題歌を2番まで歌い、雷お姉ちゃまの歌う『ケータイ刑事』が流れる中でのカーテン・コールの再登場というのも「舞台」ならではでしたね。→普通の舞台中継では、こういう部分は殆ど流れないだけに、楽しかった舞台ということがよく分かります。
今回は海ちゃんが目立った物語でしたが、前回の終わりにあったクイーンの「おバカさん」がまたもあったこと(同じ映像です)で、クイーンもそれなりに目立っていましたね。(舞台全体を通して言うと、クイーンが一番光り輝いていたようにも感じました。)
そんな中で、海ちゃんが歌をたっぷりと歌ったというのが今回の特徴でした。お馴染みの主題歌は当然として、同じメロディで、口上を歌詞とした『口上バージョン』、カーテン・コールでは2番の歌詞までと林さんの「銭形海、17歳。…」という生ナレーションも入っていたのは美味しすぎます。→10月からは「銭形海・2nd.」になりますが、そうなるとOP主題歌の歌詞も2番になるのでしょうかねぇ?(雷お姉ちゃまはそうでしたし...)→いずれにしても、「銭形雷」もそうですが、TVシリーズのサントラ盤の早期リリースをしてもらいたいところです。
犯人は、前回の終盤で感じた通りで(あくまでも、火曜日一番にUPする方に記すことにします。)が、前回の次回予告での海ちゃんの台詞と、細かい所に仕込まれていたヒントの通りでしたね。(今になって考えてみると、そのヒントの部分は舞台を生で見ていたら(ON AIRだとわりと気づきやすかったと思います)、他の方に目が行っていたら見落としていた可能性は大いにあったでしょうね。→「舞台は生で」というのが基本ですが、生の舞台だと視線の持って行き方で大事な部分を見落としてしまう可能性もあることを思えば、「舞台」ならではという所を利用したストーリー展開でした。
ところで、「舞台」ということなので、ストラップが飛んで犯人を拘束するところをどのように表現するのか、という所に注目していたが、やっぱり「泪・1st.9話」のような人海戦術によるロー・テク(一応、あの時の警官はプロンプターだと解釈するとしても)、つまり人手によって実現させていただけに、どうやるのかと楽しみにしていました。当然、北斎の「神奈川沖浪裏」は出てこないだろうと思っていたら、こちらはその通りでした。→詳しくは火曜日一番にUPする方に記すことにします。まあ、碇のストラップが飛んでいくスピードは目に見えない早さだと解釈することがよろしいかと。でも、扉を壊すことなく、どうやって扉の向こう側にいた真犯人を捕らえたのでしょうか?(→流石は「ケー刑事」ちゃんと突っ込んで下さい、というようにしましたね...)また、透明鎖という考えもまた...
最初のサブタイトルも横断幕を使ったことで出していましたが、事件が解決して最後の「済」をどうするのかと思ったら、またも横断幕を利用して、「済」マークは海ちゃんが手にしていた団扇を使うというのは考えていましたね。
次回・第12話の物語は「ほんなこつ、このバカちんが! ~方言教室殺人事件」です。このタイトルからして、「雷・1st.19話」の津軽弁や「雷・2nd.14話」の沖縄の方言が鍵になった物語が浮かんできます。また、「教室」ということでは「舞・2話」のイタリア語教室が思い出されますが、果たしてどういうことになるのか?次回予告では、「鉄矢?」と言っていた海ちゃん。もはや「シリアス路線」という面影は完全に無くなっていますね。言葉がトリックになっている事件だと思いますが...尚、「ほんなこつ」とは、熊本弁で「本当に」という意味の様です。(※月曜日は祝日のため、公式HPの更新は火曜日の午後になるはずだから...)
鑑識メモは、やはり公演での収録でしたが、今回は千秋楽の終了後の収録でした。そして、「銭形舞」から始まった「鑑識メモ」でも初めて(のはず)となることがありました。それはこのコーナーに銭形が登場したということでした。(私服姿の絢ちゃんが登場。→髪型も違っているので、「ケータイ刑事」ではまずは見ることが出来ない姿ですね。)。「柴田太郎/束志の鑑識メモ」はこれまでに「水野晴郎/柴田二朗の鑑識メモ」となったこと(「舞」)や、閣下に接収されて「閣下のお言葉」となった4回(「泪・アナザー・ストーリー」)、「遠州理津/柴田勝家の鑑識メモ」となった時(「零」)、「ワドソン/ボームズ/エルニーニョの鑑識メモ」となった時(「雷」)もありましたが、そこに歴代・銭形は一度も登場しなかっただけに、遂に、という感じでした。(尚、この後の「着ボイス」DLのお知らせのコーナー(地上波放送ではカットされている。)は銭形が登場する所であるが、そこは「鑑識メモ」ではありません。)
途中の海ちゃんCMは、やはりAパートとBパートの間だけに流れました。今回は第8のバージョンとなる「事件現場編」でしたが、基本料金が半額になるというファミ割/ひとりでも割の宣伝でした。(こういう形だと、一応は「インフォマーシャル」と言っても問題はないが、前回と前々回はそういうことは出来ない内容でした。)→詳しくは火曜一番にUPする方に記しますが、駄洒落を使ったものでした。
↓これらに続くサントラ盤の早期リリースを!!!
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム
- アーティスト: 小出早織/松崎しげる
- 出版社/メーカー: BS-i
- 発売日: 2007/02/28
- メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2007/08/24
- メディア: DVD
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