ケータイ刑事銭形雷23話[裏ネタ編] [ケータイ刑事]
BS-iの再放送枠(毎週日曜日朝10時)に合わせて書いている「銭形雷[裏ネタ編]」であるが、今回は第23話「時間を操る美女 ~大学教授殺人事件」である。今回の被害者はまたも大学教授ということで、「ケータイ刑事」では大学の先生が被害者というものが何本もある(犯人という場合も勿論あります)が、またもである。しかもこの物語は、「雷・1st.5話」に次いで「雷」では2度目となる「大学教授殺人事件」という文字がタイトルに含まれている。これは、前後編は別とすると、同一作品では初めてのことである。
また、この頃は映画のパロディがやたらと多かった「銭形雷」であるが、今回の元ネタは映画「時をかける少女」と「日本沈没」である。この物語のBS-iの本放送は2006/6/3であって、当時はまもなくアニメの「時をかける少女」とリメイク版の「日本沈没」が封切られる(共に、2006/7/15封切り)という時期であった。(が、「時かけ」といったらやはり1983年の原田知世主演、大林宣彦監督作です。)いくつかはこの作品に出てきた設定が使われている。丹羽Pの世代を考えれば、これはこれで納得である。(1964年生まれの丹羽Pは1983年の「時かけ」公開時は大学生です。)
ということで、今回は「ケータイ刑事」シリーズにおいて、大学教授が犯人という事件について述べることにする。(尚、「○○大学」の教授でなくても「○○研究所」の博士や、大学教授に準ずる社会的地位を持つ人物についても含むことにする。)
尚、BS-iの本放送時に記した記事は「ここをクリック(本放送)」、MBS放送時に「[改訂版]」として記したものは「ここをクリック(改訂版)」して下さい。
最初に大学教授が殺されたのは「愛・2話」である。被害者は天才物理学者で、犯人は教え子であった。そして「愛・4話」では関東美術大学の教授が教え子に殺されている。「舞」では9話で大江戸女子大の教授が学部長を争う同僚の教授に殺害され、「泪」になると「1st.8話」で全日本国際ミイラセンターの教授(ゴッド・ハンドと呼ばれていましたね。)が古美術商に殺されている。更に、「教授」という肩書きは無いものの、「2nd.3話」では波動砲研究所(怪しい研究所です...)の所員(研究者の双子の弟)が兄によって殺されている。
そして「零・1st.1話」では、やはり「教授」という肩書きではないが、日本科学技術大学の助教授(数学クイーン)が教授によって殺されている。そして「1st.8話」では大学ではなくて忍塾(しのびじゅく)の塾長(「忍術」ということでは一応は「教授」格と言うことが出来る。)が忍者に殺されている。
そして「雷」になると、前述の「1st.5話」で尾恵巣合大学の教授が教え子によって殺され、「1st.10話」では、「教授」ではないか、国際蚊取りセンターの国際的に有名な博士が同僚によって殺害されている。そして今回が「雷」において3度目ということになる。
こうして振り返ってみると、3クールの「泪」では2度であったが、ほぼ1クール(13話)に1度ぐらいのペースで大学教授は殺されているということになる。(結局、「雷・2nd.」では被害者にならなかったことを考えると、「泪」が1回足りないものの、1クールに1度のペースが続いている。尚、「海」においては、「1st.11話」までの間では大学教授、もしくはそれに準ずる社会的地位の人物は殺害されていないが、「海・2nd.」もあるので、そこで2度殺されるという期待(?)を持つとして、1クールにほぼ一人のペースで被害者が生まれている。→「ケータイ刑事」ワールドでは、学者というのは命の危険がある職業ということなんですね。(但し、犯人という教授も複数いるだけに、ちょっと恐ろしい世界と言うことになります...)
日本沈没 スペシャル・コレクターズ・エディション (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2007/01/19
- メディア: DVD
日本沈没 TELEVISION SERIES プレミアム・ハザードBOX
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2006/07/07
- メディア: DVD
コメント 0