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週刊赤川次郎#13[最終回] [ドラマ]

初回に見て、あまりの酷さに憤慨したこの作品が最終回ということで、少しは改善されたのかと思って一応チェックしてみました。(はっきり言って、怖いもの見たさという好奇心です。)が、やっぱり酷い内容でした。はっきり言って、エネルギーの無駄遣い出演者も出演歴に汚点を残しただけで、時間潰しのために放送した失敗企画だったと言うことを最後にもしっかりとアピールしていました。(もし、こんなのをDVDをリリースしたら、岩田さゆりのファンはともかく、はっきり言って資源の無駄遣いでしかないですね。例えセットで100円でも高い...)

物語は3つのオムニバスという形は初回から変わっていないが、その内の1つは初回にもあった「幽霊屋敷の電話番」、あとの2つは途中から始まった「夏休み」と「青春の決算」。そしてそれらの物語を繋ぐスネオヘアーのコーナーということで、酷いフォーマットは変わっていなかった。(少しは手を入れろよ、テレビ東京さんよ)

途中は見ていないが、「幽霊屋敷の電話番」はまだやっていたんですか?犯人の男が捕まって無事解決という、よくありふれた刑事ドラマみたいだったけど、ホラー・タッチの話ではなかったの?一応、前回は犯人の顔は出ていないで、今回、ようやく分かったということなんだろうけど、大体予想は付いちゃいます。そんな話を3ヶ月もかけていたなんて、実に時間の無駄でしたね。30分、または30分×2話でしっかりとまとめてしまうべきでしょう。

夏休み」はギャグ・タッチの物語だけど、何が言いたいの?何がしたかったの?主役のキャラで見せようという狙いだろうけど、ギャグもないし、会社のOLに弄ばれる内容にしたら何も無い。「グランセイザー」のセイザーパイシーズ・魚住愛/「恋日・3rd.23話~おにぃの恋」の白鳥清美を演じた伊藤久美子さんが出ていたけれど、見せ場も何もなければ駄作としかいいようがありません。

青春の決算」では南野陽子が女子高の制服を着ていたけど、話題性だけ?ということを感じてしまって、結末は誰にでも読めたんじゃないの?

ということで、「最終回だから」ということで見ることにしたけど、最初からダメ駄目と予想した通りの内容だったということで、「駄作は駄作だった」ということでした。とにかく、脚本と構成が素人レベルの作品を堂々と放送したテレビ東京の勇気は褒めてあげたい所だけど、テレビ東京の中にはこんなのは無謀な企画だと判断できるような人がいないのでしょうか?まあ、とんでもない傑作とどうしようもない駄作は紙一重とは言うものの、本作は誰が考えても「駄作」と判断しますよ...それよりも、「オムニバス作品はつまらない」という誤解を広めてしまう可能性があるということに危惧するところである。(オムニバスの「恋する日曜日」は内容もあって面白いですからね。)

 

↓原作はそれぞれ内容があるんだけど...

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不幸、買います―一億円もらったら〈2〉 (新潮文庫)

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