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IRON MAIDEN『KILLERS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表された彼らの2nd.アルバムである。本作からはデニス・ストラットンに代わってエイドリアン・スミスが加入し、同時に、この後にヒット・アルバムを連発することになる彼らの立役者の一人となるプロデューサのマーティン・バーチが参加することになったアルバムである。(その一方で、ボーカルのポール・ディアノは本アルバムを以て脱退することになりますけど...)ということで新布陣で制作した本アルバムはギンギラ・サウンドの王道を行くものとなって、ヒットを記録(Billboardのアルバム・チャートで最高位78位を記録。欧州では、イギリスとドイツで共に最高位12位を記録した。)して、認められることになった。特に、次作からボーカルが代わると言うことで、パンク色は本アルバムが最後と言っても良い。

収録曲は以下の全11曲である。『Ides Of March』『Wrathchild』『Murders In The Rue Morgue』『Another Life』『Genghis Khan』『Innocent Exile』『Killers』『Prodigal Son』『Purgatory』『Twilight Zone』『Drifter』。

この中からの筆者のお薦め曲は、初期の彼らの代表曲としてライブでもお馴染みの『Wrathchild』『Another Life』と、アルバム・タイトル・ナンバーである『Killers』、そして『Twilight Zone』というところをピックアップしておく。

彼らは、'80'sにおけるイギリス発の2つの大きな世界的なムーブメントの1つである「NWOBHM(NEW WAVE OF BRITISH HEAVY METAL)」の代表的なバンドとなって世界制覇を成し遂げることになるが、本アルバムはアメリカでも認められることになったアルバムでもあり、この後のHMを語る上でも忘れてはならないアルバムである。じっくりと堪能しましょう!

 

Killers

Killers

  • アーティスト: Iron Maiden
  • 出版社/メーカー: Emi
  • 発売日: 2002/08/19
  • メディア: CD


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