キューティーハニーTHE LIVE #5 [特撮]
今週のハニーは、ここまでの物語とは全く違う物語で、今まで伏線として描かれていた早乙女ミキが主役になり、ハニーの方は完全にサービス・ショットのために登場したという物語でした。ハニーはお色気ムンムンの深夜番組という路線であるが、今回はバイオレンスたっぷりという方向での深夜枠らしい物語でした。ただ、先に記した「チャーリーズ・エンジェル」の女子刑務所での物語に歩調を合わせたかのようにも「女子更生施設」(以前ならば「少年院」と言ったんですけどね...)を舞台にしたってことは何か意図があったのかしら...?→ハニーの学園生活との対比はなかなか面白い表現になっていたので、今回は完全に脇に追いやられたハニーも無駄ではなかった。(他の現役ヒーロー作品の出来があまりにも酷い(今週はもはや書くなんて時間の無駄で「駄作」という2文字で終わり。)ので、相対的にこちらがよく見える...)
それにしても、今回はバイオレンス描写がたっぷりでしたね。映画だったら間違いなく「R-15」の指定は確実に受けるでしょう。これもやっぱり深夜枠ならではの作品である。ということで、お色気オンリーではないという所に、今後の物語でも大いに期待できる可能性を見せてくれた。(はっきり言って、他のヒーロー作品の中で最もクオリティが高い。)初回から「大化け」の可能性を垣間見ることが出来たが、いよいよ化けてきました。
ミキの過去についてはまだ謎があるものの、今後、ハニーとどう絡んでいくのかという所はちょっと楽しみでもあります。
新しい所長・白川は温厚そうな雰囲気で登場し、「ルールを守りましょう」と言った所は、本当に良い人ということが前面に出ていて、それだからこそ正体がばれた後との対比が際立つことになる。そして、女性看守の方が酷いことをやっているような感じの登場の仕方と相まって、ハードな展開の物語としたらとても良い脚本でもありました。(→御大は、自分がメインライターの作品だとしっかりした物語を書きますね。一段と「響鬼」や「カブト」が酷かったということも鮮明になってきます。)
最初の登場で良い人/悪い人という雰囲気を漂わせておいて、「実は...」ということで逆だったというのはこういう物語では定番であるが、やっぱりその通りというのはある意味気持ちが良い所でもある。(別の言い方をすれば、予想通りであって、もう少し捻りが欲しかったということにもなる。)
次回は、今までの路線に戻って、ハニーのコスプレは「メイド」ということで、これもまた王道の一つである。週末の夜から深夜は、「銭形海」「キューティーハニー」「チャーリーズ・エンジェル」というヒロイン作品の花盛りということで、ますます土曜の夜が楽しみになってきました。(楽しみになってきたということで、次回辺りから以前の特撮作品の時の記し方に格上げさせようかしら...)
↓本作の主題歌
↓これとの違いも明確になってきました。
↓これはこれで面白い!!
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↓今回の主役はこの人でした。
↓一応、この作品の主役はこちらですけど...
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