BSデジタル3000万キャンペーン [ケータイ刑事]
少し前からBSデジタル各局では「BSデジタル3000万」というキャンペーンをやっているが、これって、夏に行われた「美絵素四姉妹」のキャンペーンと比べると随分とおとなしいですね。(音楽を使って、内容の方は派手ですけれど...)
夏の「美絵素四姉妹」の時はBSデジタルは8局だったが、今回からは10局になってのキャンペーンとなった。で、新顔の2つの放送局(12/1開局)とったら、ここぞとばかりに売り込んでおかなければならないが、どうも地味です。また、12/1からはスター・チャンネルBSもハイビジョン化されるということで、いよいよNHKのBS-1とBS-2だけがSD放送オンリーということで取り残されていますが...
今までは、このキャンペーンの30秒スポットしか目にしていなかったが、本日、NHKのBS-2で初めて5分枠のミニ番組を目にしたので記しておくことにする。
いくつかのドラマの宣伝から始まり、他のジャンルの番組もピックアップされているという所は、「美絵素四姉妹」の時と同じである。で、ドラマは外国ドラマが殆どだったが、そんな中で「銭形海」はしっかりと含まれていた。(「ケータイ刑事」はBSデジタル放送局が唯一製作しているドラマだと言っても良いし、BS-iの看板でもありますからね。→WOWOWも一部で製作しているドラマがあるが、有料放送なのでちょっと違います。また、NHKはBSアナログや地上波でも放送することを前提としているので、BSデジタルとして製作しているとは言い難いですからね。)
内容は、「2nd.1話」のシーンを使ったもので、30秒版の次回予告を10秒に再編集したというものであり、目新しさは全くないのだが、これがあることでやっぱり落ち着く所がある。他にピックアップされたドラマは全く見ていない(12/1開局の放送局で放送するドラマは、現時点では見ようがないですが...)し、見慣れたドラマであるからということでもあるが、知っている(見ている)作品が含まれると、やっぱり嬉しくなるものでもある。
今回のキャンペーンは、30秒版はともかく、5分版は放送される機会も少ないようであるが、一応は目にすることが出来たということで、これに対してはここまでということにするつもりである。
それにしても、郷ひろみの「さんぜんまん!3000万!」と派手に歌っている所は嫌でも耳に残ります。が、これって「3(さん)」の部分を「4(よん)」「5(ご)」「6(ろく)」…、と変えていくこと(バックのセットの方は、CGで数字を置き変えれば簡単にできる。)で、「BSデジタル9000万」のキャンペンまでは使うことが出来ますね。(そんなことはしないでしょうけど...)→そもそも日本の世帯数は9000万もありません。が、BSデジタル対応受信機(TVやレコーダー)の方は一家に一台ではなくて一人に一台というように普及するでしょうから、台数ベースでは「9000万」のキャンペーンも可能でしょうけど...
尚、去年の今頃は2000万と言っていたのだから、ようやく普及に拍車がかかってきた「BSデジタル」ということになる。「4000万」のキャンペーンは来年の秋になると思われるが、普及率を上げるためには番組内容の方も改善する必要がある。兎に角、NHK以外ではメイン番組となっている「TVショッピング」をもう少し減らして、過去の名作ドラマなどの放送枠を増やしてもらいたいところである。今のままでは、受信機の台数は伸びても、実際に見ているユーザーの数は増えないですよ。
※一応「ケータイ刑事」のことに触れているので、本件のカテゴリーはやっぱり「ケータイ刑事」とします。
↓参考まで
テレビ大革命!BSデジタル放送徹底解剖―21世紀本格的デジライフ始動!
- 作者: 石井 清司
- 出版社/メーカー: エキスプレス
- 発売日: 2001/03
- メディア: 単行本
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