SSブログ

「MIDNIGHT RUN」 [映画(洋画)]

 表題の作品は1988年の映画「ミッドナイト・ラン」である。体型までもコントロールして役作りを行うロバート・デ・ニーロ主演のアクション作品である。娯楽作品の王道を行くような楽しい内容の作品であり、ツボを心得たロード・ムービーである。それにしても、前作が「アンタッチャブル」のカポネ役だったので太ったデ・ニーロであったが、本作では一転してスリムになって演じているが、体型まで制御できるのだから、本当に凄い俳優である。

作品データを記しておくと、時間は126分、製作はマーティン・ブレスト、製作総指揮はウィリアム・S・ギルモア、監督はマーティン・ブレスト、脚本はジョージ・ギャロ、撮影はドナルド・ソーリン、音楽はダニー・エルフマンである。そして出演は、ロバート・デ・ニーロ、チャールズ・グローディン、ヤフェット・コットー、ジョン・アシュトン、デニス・ファリナ、ジョー・パントリアーノ、ロイス・スミス、リチャード・フォロンジー、ロバート・ミランダ、ジャック・キーホー、ウェンディ・フィリップス、ダニエル・デュクロス、フィリップ・ベイカー・ホール、たちである。

物語は、孤独なバウンティ・ハンターと、彼に追われる心優しい犯罪者(横領犯)のニューヨークからロスまでの陸路の旅において、二人の友情を描いたものである。内容が高く、しかも娯楽作品に徹していて、色々とサービスしてくれているが、126分という時間があっという間に過ぎてしまうが、全く時間の長さを感じさせないのは上手い所である。

元シカゴ警察の刑事であったジャックは、今ではバウンティ・ハンターとなっていて、金次第でどんな危険なことにも挑む男になっていた。ある日ジャックは、ギャングの金を横領して慈善事業に寄付した男・マデューカスをロスに連れて行くという仕事を依頼され、ニューヨークに入る。難なくマデューカスを捉えたジャックだったが、ギャング一味がマデューカスの命を狙い、更にはFBIもマデューカスを追いかけていたから、二人は双方から追われる羽目になる。ロスまでは飛行機に乗ってしまえば楽だったが、マデューカスは飛行機恐怖症ということで、二人は陸路を鉄道で向かうことになり、二人の奇妙な旅が始まる...

最初は個性が強い二人が上手くいくとは思えないのだが、追いつ追われつの旅をしている内に奇妙な友情が芽生え、息のあった凸凹コンビぶりになっていくが、このコンビネーションも楽しく、たっぷりと楽しませてくれる。気分的に落ち込んでいるときに見たら、力を与えてくれる楽しい作品でもあるので、未見の方は是非とも見ましょう!

 

ミッドナイト・ラン

ミッドナイト・ラン

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/01/28
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。