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ケータイ刑事銭形海19話(2nd.6話・感想)+20話(2nd.7話)予告 [ケータイ刑事]

二段構成で記している「ケータイ刑事 銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。今回の物語は、2nd.第6話「出た! 骨董マニアの亡霊!? ~ノロイのヨロイ殺人事件」である。ここのところ、もう一歩捻った所が無くて、パワーダウンしている感じがしているが、今回もそういう所を感じる物語であった。(おそらく、「ゴルゴダの森文化祭」のことがあって、TVシリーズの方がちょっと疎かになってしまっているものと思われる...)

ネタの方は相変わらず色々と出てきたが、丹羽Pの名前がついに「多聞石(たもんせき)」という宝石に使われたと言うことで、こちらは本当に何処まで行くんでしょうかねぇ。

ちゃんのキャラは、今回はちょっと悪戯好きのお茶目な女の子という感じになっていたが、弾けてきたのはこれからがより楽しみになりました。

冒頭のコントで、五代さんが遂に「結婚」を決意ということで、「全然知らなかったなぁ~」と言うちゃんだが、この台詞はちゃんが何度か口にしたことがある台詞であるが、本家/分家の次女は何だかんだで似ているということなんですね。が、「(相手の)エリーゼも知らない」ということで、やっぱり五代さんは五代さんでした。(ちゃんの表情も随分と豊かになってきました。)

最初の被害者が「ボウリングの球が…」ということで思い出すのが「・2nd.1話」であるが、そのボウリングの球は、織田信長明智光秀が本能寺の変の時に使った球だと言っていたが、日本で初めて行われたボウリングというのは1909年に京都で行われたものなのですけど...(本能寺の変は1582年ですが、明智光秀が信長に叛逆した戦いなんですけど...)→港区赤坂の時空の歪みは、遂に過去の歴史にも影響を及ぼすことになったのか???

「本能寺の変」に対して「変すぎ」と返すちゃんはいつもの如くだけど、これに関しては言葉尻を上手く捉えて見事に返していました。それ以外の(へんてこな)骨董品であるワシントンが折った桜の枝コロンブスの卵ナポレオンの辞書フランシスコ・ザルビエが愛用していた甲冑に対しては今までの海ちゃんらしく、冷静で常識的な返しでした。(ザビエルの名前で思い出されるのは、緑リボンの先輩・ちゃんを演じた黒川芽以さん主演の「恋日・3rd.1話・綾子の恋」に出てきた「ザルビエ」です。)

そんな中、五代さんは「シェー!」を連発していましたし、歴史上の人物の名前が出ると、疑うことを全くせずに鵜呑みにして信じてしまう所は、やっぱり子供ですね。

甲冑が動いてボウリングの球を投げた所は、「立入禁止」の黄色いテープが上手いことボウリングのレーンを作っていて、面白いところでした。で、人間ボウリングちゃんまで一緒に倒れてくれるというのはお約束とは言っても、真面目なちゃんも弾けた証です。

柴田さんの「鑑識という仕事柄、幽霊とかオカルト現象には否定的な立場を取っていますが…」という台詞もこれまでに何度か出てきたものであるが、こういう物語の時は、超常現象マニアの柴田太郎さんに登場して貰って、大きく引っかき回して欲しいと思います。

今回の事件現場となった海鳴邸は田舎の旧家らしく、隠し扉があったり、秘密の通路があるということで、忍者屋敷のような感じでした。

ちょっと意表を突いたのは、ちゃんが「寄せる、悪のさざ波」を口にすると、そこでAパート終了とならなかった所である。(時間的には約12分で、時間的にも問題はないんですけど...)で、第2の殺人が起こるが、あっさりとトリックを見抜いて「謎は解けたよ、ワトソンくん」でAパート終了、というのは悪くはないんですけど...

また、ちゃんが事件のトリックを説明するというのが殆ど無く、共犯者が全てを自白して、事件を説明するというのは、ある意味では新鮮だったものの、トリックを解いていくという楽しみがはぐらされたように感じてしまいました。

で、今回もまた「利き手が逆」ということでトリックを見抜いたちゃんだったが、こうも何度も集中して出てくるというのは、ちょっとどうかと...

ところで、海鳴家の多聞石は20億でかなり大きな物だったが、五代さんが給料6ヶ月分で買った多聞石の指輪もそれなりの大きさだったことを考えると、巡査部長の半年分の給料ではとても買えるような代物ではないと思うんですけど... →20億の多聞石は、五代さんのはだったが、多聞石は大きさだけでなくによっても価値が違う、と考えたら良いんでしょうか。(これならば、6ヶ月分の給料というのにも納得できます。)→五代さんが「幸せモード」を突き進んでいるが、13話では結局ふられて...ということになるだろうと思えば、「・2nd.」を思い出します...

次回・第20話(2nd.7話)の物語は「暗闇の殺人者! ~銭形海VS完全犯罪の男」です。(早いもので、通算では20の大台に突入と言うことになりますね。)これはシリーズで時々ある「VS」シリーズの物語のようで、複雑なトリックを用意していると予想できるが、ちょっと楽しみです。(詳しくは、月曜にUPされる公式HPで確認し、火曜日にUPする方でもう少し述べることにします。)

鑑識メモでは、さかなへんの漢字しりーずとして今回は「鱘」(ちょうざめ(機種依存文字のため、一応記しておくと、「魚」+「尋」))が出てきたが、「蝶鮫」とも記します。で、こんな漢字は普通は誰も知りません。ということで、そういう漢字を出してくるということで、今回の「鑑識メモ」は大ホームランでした。(ただ、柴田さんのオチはいつもの通りでしたけど...)

 

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