「A NIGHTMARE ON ELM STREET PART 2: FREDDY'S REVENGE」 [映画(洋画)]
表題の作品は1985年の映画「エルム街の悪夢2/フレディの復讐」である。前年のシリーズ第1作「エルム街の悪夢」に続くシリーズ第2作である。製作されたのは第1作の翌年であるが、物語の方は第1作から5年後という設定の続編である。また、本作からはフレディの表情も豊かになってきて、いよいよ人気が高くなっていくことになる。ただ、前作以上にツッコミ所がたくさんあって...
作品データを記しておくと、時間は86分、監督はジャック・ショルダー、脚本はデヴィッド・チャスキン、撮影はジャック・ヘイトキンとクリストファー・タフティ、音楽はクリストファー・ヤングである。そして出演は、マーク・パットン、キム・マイヤーズ、クルー・ギャラガー、ホープ・ラング、ロバート・イングランド、ロバート・ラスラー、マーシャル・ベル、シドニー・ウォルシュ、ブライアン・ウィマー、たちである。
かつて、フレディと戦ったナンシーが住んでいた家に引っ越してきたウォルシュ家。その長男・ジェシーは、この家に引っ越してきてから毎晩、悪夢に悩まされるようになった。そんな中、彼は前の住人であるナンシーの日記を押入れの中から発見する。日記を読んだジェシーは自分もナンシーと同じ世界に引き込まれると考えるようになっていく。そんな中、ジェシーはパブにいる所をクラブのコーチに見つかり、学校のロッカールームに連れ込まれる。が、フレディが現れるとコーチを惨殺し、フレディの爪がジェシーの右手に同化していく...
第1作では夢の中で現れたフレディが現実世界にも姿を現すようになり、恐怖の点では一段と怖くなっているのは良いのだが、こういうホラー作品であれば、やっぱり色々なヒロインの姿(殺される/立ち向かって行く、ということは関係ない)を見たいのが正直な所である。ジェシーの彼女がヒロインとしてジェシーを救うために立ち上がるのは良いのだが、ホラー作品のヒロインとしては何かと役不足という所が残念な所である。(ホラー作品としたらそれなりに面白いのだが、見る方のお楽しみが不足しているのが辛い所である。)が、後に続く作品を見る上では、見ておかなければならない作品でもある。が、1時間半に少し満たない時間の作品だから、見やすい作品でもあるので、(寝る前は外すとして)見ておきましょう。
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