キューティーハニーTHE LIVE #7 [特撮]
今回はお楽しみのコスプレはなく、残念だったが、ハニーとミキ(明と暗)の対比がよく出ている物語で、今後の方向性を伺い知ることが出来た物語でした。また、パンサークローについても、ここまでのおさらいと言ったことがあって、いよいよこの作品の持ち味が出ていきそうな展開でした。ということで、今回のBGMはソウル・ミュージックの名盤であるビリー・ポールのアルバム「明暗の闘争」にしてみました。
また、他の3本の現役ヒーロー作品の内容のなさ、クオリティの悪さと、本作の楽しく明るい所と存在価値のある所が上手い形での対比になっていたようにも感じられたが、この作品はやっぱり大化けしましたね。
源さんの情報網でパンサークローには4つの部門があり、ギャンブル部門と医療部門の2つが分かるが、残る2つは分からない。それにしても源さんの情報網は凄いですね。とは言っても、医療部門については早見が足を突っ込んだと言うこともありましたけど...(その部門のボスまで分かるというのはやっぱりただ者ではない源さんですけど。)で、名前だけ出た田中と烏川というのが残る2つの部門のボスなのでしょうが、果たして何をしているのでしょうか?→ギャンブルと医療は「娯楽」「健康」ということで生活に繋がる物であるが、それを考えると、組織を大きくしていくために必要な「教育」と、活きていく上で必要となる「食」に関係する部門があるということでしょうかねぇ?
今回は、前回のラストでミキが転校してくる所から始まる。白薔薇学園は見た感じだと名門校のような感じがするが、一体どういうルートで、どいういコネがあってミキが転校してくることになったのか、何か秘密がありそうだが、果たして描かれるでしょうか?
いきなり転校生をいじめようとして、いじめのターゲットになるミキ。が、やっぱり更生施設にいたことを思えば、随分と微笑ましいイジメでした。が、オッパイ掴みであっさりと負けを知った夏ちゃんの今後の方が怖かったりして...(そういえば、夏ちゃんを演じる小松愛はいじめ問題をテーマにした映画「問題のない私たち」にも出演していましたね。)
携帯電話の試供品によって、自分は織田信長だと思いこみ、町で暴れたうだつの上がらないセールスマン。日頃から鬱積したストレスがあったら、だれでもこのように爆発しそうなだけに、ちょっと怖い展開でした。ただ、小さな携帯の何処に剣のようになる仕掛けがあったのかは突っ込まないことにしますが...
ハニーとミキの出合は、窮地に陥った早見の救出劇だったということを考えれば、早見のスケベな根性も何かと役に立っているのですね。
底抜けに明るいハニーと、心を閉ざすミキ。明暗両極端なこのキャラクターがうち解けていくのには時間がかかるだろうが、これはドラマとして描こうとしたら色々と出来るだけの物がある。そういう方向に行くのも悪くはないのだが、本作にはそういう方向には走って貰いたくない、やはり深夜枠らしいコスプレを中心とした楽しい世界にして貰いたい所である。
次回は、パンサークローの第3の部門が明らかになっていくということになるようだが、白薔薇学園にも何か大きな秘密がありそう。
↓これを記したから...
↓本作主題歌
↓暴れたセールスマンからこういうことが思い出される...
ここ一番、決断ができる人できない人―人生の明暗を分ける反常識のススメ
- 作者: 弘兼 憲史
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2001/04
- メディア: 単行本
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