ケータイ刑事銭形海21話(2nd.8話・感想)+22話(2nd.9話)予告 [ケータイ刑事]
二段構成で記している「ケータイ刑事 銭形海」。放送後の最初は、いつものように簡単な感想と次回予告について思ったことを記しています。
が、まずは12月のTV誌の情報に関してから。12/29の放送(2nd.13話)に「終」マークがなかったことと、この物語のサブタイトルが「さよなら五代さん! ~恐怖の神経ガス殺人事件」となっていたということから、海・五代コンビはここで終わりとなり、新年になっても「銭形海」は続くということになる。しかも、今回の物語でその岡野さんの名前が出てきたことを考えると、新年になると岡野さんが復帰して海ちゃんとコンビを組んで、シリーズ初の「海・3rd.」に突入するのはもう間違いないでしょうね。(「泪」「雷」に続いて3作目の第3クール突入となるが、「サード」というのは初です。)その後、ひょっとしたら、マツが登場しての「4th.」ということで、シリーズ初の4クール目に突入ということもあり得るかも...???
今回の物語は、2nd.第8話「私を水族館に連れてって! ~シーパラ尾行大作戦」である。今回も前回に続いてサブタイトルに「○○事件」と言う文字がないが、「大作戦」と言ったら「スパイ大作戦」のような感じがして、楽しくなってきます。今回の物語は、やはり「愛・18話」が頭にあると言って間違いない。更に、この逆パターンとなった「舞・11話」や、リメイク+コラボとなった「泪・2nd.16話」も頭によぎるが、これらの要素もしっかりとありました。ただ、「愛・18話」と「泪・2nd.16話」のような絶体絶命のピンチ、という所が無かったですけど...
今回の物語の監督は三原光尋監督でしたが、これによって三原監督は田沢幸治監督に続いて2人目のTVシリーズ全6作で監督をしたことになりました。(しかし、田沢監督は「M2」の監督でもあるから、フルマークになりますけど... また、古厩智之監督が「海」で監督を務めれば、やはりTVシリーズ全6作の全てで監督をしたことになりますが、果たして登板はあるのか?)
冒頭で、五代さんが「尾行検定を受けた」と言うが、ここで岡野さんの名前が出てきて、検定会場であったということから、雷お姉ちゃまの名前も出てきたというのは、嬉しい所ですね。で、五代さんの話で「検定証の入ったこんな長いの」と言う所で出た岡野さんの警察手帳は「警部補」でしたね。→雷ちゃんとコンビを組んでいた時は警部補でしたが、「M2」で警部に昇進しましたが、戻って来たら、やっぱり警部補に降格されているのでしょうか?更に、現在、9998の資格を持っていると五代さんが話していましたが、これって、あまりにも凄すぎる!!!(だって、1日に1つずつ取っていっても、1万に達するには27年以上かかるのですから...)「銭形雷」では3級とか4級が多かったけど、「尾行検定8級」ということは、岡野さんは数を集めることに切り替えたのでしょうかねぇ?
シーパラダイスを舞台にしたり、劇中でイルカが出てきたりするのは「海」らしい所であったが、平日としてもあまりにもお客さんがいなかったんですけど...(「恋日・3rd.11話」でもシーパラダイスは出てきたけど、その時は大勢のお客さんがいました。)
五代さんが「利き腕」の話をしていたが、この後の物語でもまた「利き腕」のことからトリックを見破ったという物語が出てくるなんてことはないでしょうね。(これが今回の物語を見て感じた不安点でもあります。)
今回は、「ケータイ刑事」シリーズではお馴染みのお約束もたっぷりと出てきました。警察手帳を間違えるというのも久しぶりでしたが、海ちゃんが五代さんのことを「パパ」と言うというのはちょっと懐かしさも感じました。本家四姉妹は五代さんのことを「パパ」と言ったり、自分を「五代の娘」と言っていましたからね。(これは五代さんが相棒だからこそです。)
10分過ぎまでは、事件と言うよりも五代さんと海ちゃんの(親子?)デートという感じだったが、海ちゃんが拉致されてから、ようやくということになったが、ここからは「愛・18話」でしたね。鬼塚&福本ではなくてボンゴレ兄弟だったが、同じキャストでもありましたからね。(「泪・2nd.16話」もそうであるが、この時は相棒は高村さん、拉致したのは「さそり」のコンビでした。)海ちゃんがメッセージを残すが、五代さんの珍推理でとんでもない方向へいく。柴田太郎さんの役回りを柴田束志さんがそのまま受け継いでいて、まともな推理をするというのもそのままでした。
で、「舞・11話」の要素と言ったら、海ちゃんがドイルくんばりに子供っぽい所を見せた所がそうだったし、「泪・2nd.16話」の要素と言ったら、「うどんを食べたい」(要するに食べ物ネタ)と言ったところがそうでしたね。
何だかんだで、「麻薬取引」が出てこない形で物語が進んで行くが、取引相手がようやく登場!五代さんが尾行を失敗するきっかけになったバスガイドだったというのは、やってくれました。(演じたのが「零・1st.10話」(ゴ様の物語)以来となる中島陽子さんでした。)
そしてそして、五代さんの「純な心で愛を説く。…熱血刑事・五代潤」と言う五代さんのあの台詞が再び登場!(考えたら、ここにも「おそ松くん」の「シェー!」が入っていたんですね。ということは、「海・2nd.」で「シェー!」を多発する五代さんは、全く進歩していないということにもなる。)但し、「愛・18話」の時と、最後の部分(「そこら辺の親父と一緒にすると…」)は変わっていました。だけど、あの時のように豆は撒かなかったですが。(「愛・18話」は丁度節分の時期でもありましたからね...)
そして、柴田さんは柴田さんで「雷・1st.26話」で使った玩具のパトカーを使っていました。(やはり、柴田さんの鑑識七つ道具の一つとして、あの鑑識ボックスの中に入っているのでしょうね。)
今回の物語では、謎解きが無かったので、海ちゃんの「謎は解けたよ、ワトソンくん」と言う台詞はちょっと浮いてしまった感じがしたが、これはまあお約束ですから、許しましょう。
ボンゴレ兄弟は海ちゃんが、バスガイドとその一行(麻薬の取引グループ)は五代さんと柴田さんが捉えたが、五代&柴田コンビはロープで捉えたが、大人数(10人いました)の場合は、泪ちゃんの網がやっぱり効果的ですよね。(実際、「泪・2nd.15話」では一度に11人を捉えた泪ちゃんですから、大人数を逮捕した実績もあります。)
物語の方は、いつもの事件を解決していく、というものではなくて、海&五代の休日(親子)デート日記という感じで、いつものパターンは「お休み」でした。こういう物語が続くと辛いが、たまにはいいものである。また、海ちゃんのキャラが子供っぽい所と大人っぽい所の両方が出ていた所はよかったのだが、基本部分の海ちゃんのキャラが随分と明るいものになっているのは、海ちゃんも壊れてきたというように解釈しておきます。
次回・第22話(2nd.9話)の物語は「恋愛泥棒現る! ~謎の怪盗予告事件」です。ゲストは星野真里さんということで、「M2」に出演して「また出たい」と言っていたことが実現となりました。次回予告を見た範囲では、予告状を送りつけたり、カウントダウンしている所で停電で真っ暗になるというように、「怪人○面相」の物語のように感じました。ということは、あの怪人さんに弟(星野真里さんということだったら妹ということになりますけど)がいたということなのでしょうか?しかし、ボームズと銀田一は登場しないようですが...(詳しくは、月曜にUPされる公式HPで確認し、火曜日にUPする方でもう少し述べることにします。)
鑑識メモは、「さかなへんの漢字」シリーズであるが、「鮫」と言ったらやっぱり「ジョーズ」ネタになってしまうというのはお約束なんでしょうね。
↓今回は「愛・18話」がやっぱりベースです。(そして「泪・2nd.16話」と「舞・11話」)
↓岡野さん登場のものはこちら
↓「尾行」ということで
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