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キューティーハニーTHE LIVE #8 +不要キャラ存在作品2つ [特撮]

今回は深夜枠ならではのエロさ爆発の物語でした。そして、前回に整理されて説明されたパンサークローの3つ目の部門が動き出した物語でもあった。が、今回は色々と不満点があり、他の2つ(もうあと1つは取り上げるのも馬鹿馬鹿しいので無視。)の駄作の不満点と一緒に、簡単に述べることで済ませる。(せっかく、BGMを選んで述べるという作品に格上げしたのに、今回のようでは格下げです。→やっぱり「特撮」は氷河期に入っている。)

パンサークローの教育部門ということで、蛤学園という学校があり、ここは将来のパンサークローの人員を教育する学校だった。で、校長の烏川が指導している。が、気に入った生徒に対して個人授業をしているというところから、生徒の数はあんまりいないような感じがしたんですけど...

で、その個人授業がエロい、とにかくエロさ爆発である。(が、演技の方がまるでなっていない。そっち系の人なんでしょうが...)これは深夜枠ならではという所でもあるが、逆に言うと「エロ」だけであって、お芝居の方が完全に置き去りにされている。これが脇役だったらともかく、パンサークローの幹部としてハニーに対峙するというキャラクターなんだから、こんなことでは盛り上がる物語に水を差すだけである。(怪人体になってのアクションは良かったんですけどねぇ。)ということで、最近のTVドラマでも見られる演技力のない役者の起用がここにも現れている。尚、エロさだけで突き進むというのなら、サービス・カットが全然足りません。→一つだけ救い道がありますね。エロさで突っ走ることにして、台詞を殆ど無くしてしまえばいい

また、今回はハニーもそれなりにアクションを見せたものの、アクションの方ではミキがメインになっていたということで、EDもミキ・バージョンへ。これはこれで良いんだけど、どことなく「キューティーハニー」という感じが薄くなっていて...

初めて姿を現した剣持ユキ。顔見せと言うことで、ずれた感覚の持主という所を見せていたけれど、果たして今回の酷かった物語の救世主になれるか?

次に、タイトルが完全に間違っていて、40年前の名作に泥を塗っているだけの「ウルトラセブンX」。(相変わらず、セブンXの登場で物語が一段と酷くなるというパターンが続いている。)今回は映画「サイコ」のオマージュのつもりだったのでしょうが、「No man」「Notman」と振っておいて、最後が「Norman」というのはあまりにも見え見えのオチであり、酷いですね。(お子様だったら気づかないでしょうが、「セブン」世代の大人であれば、気づいて当たり前である。)最初の部分で気づかなくても、映画館・スカラ座にヒッチコック監督の「サイコ」と「めまい」のタイトルが出ていた所で、誰でもこのオチに気づくでしょう。(だから、「酷い」と言うのである。)それに、「Notman」(人間ではない)と解釈するなら、「Not man」と言うように、スペースに相当する部分が必要でしょう。

殺人は雷雨の夜にというのも、「サイコ」の有名なシャワーでの殺人シーンのつもりというのも分かるが、構成も酷いですね。小中監督は「銭形海」で1st.1話と2nd.2話で監督を務めたけれど、前者は可もなく不可もなし、後者は冴がなく、スランプ気味だと感じたが、やはりスランプなのか、今回もダメでした。→「サイコ」のネタを使うなら、パートカラーにするとか、もっと考えた演出をして貰いたい。こんな物語では、やはりゴミと同じでした。

主人公に魅力がないグループのゲキレンは、今回はそれをより強力に主張した物語であった。はっきり言ってミキだけいれば十分で、ゲキレン・メンバーは完全に蚊帳の外。(まあ、赤だけは一応必要でしたけど。)そもそも、ミキが戦士になっていたら、ここまでボロボロな物語に陥っていなかったでしょう。とにかく、赤+ミキのコンビで戦い、その他は不要ということを顕著に語る物語でした。で、この期に及んで、大葉健二を担ぎ出そうとしているが見え見えで...

ところで、キャラクター・ソングで7回ということは、これに+1があって、今回を含めてあと8回で終了ということなのでしょうか。(まだそんなにやるの?という感じがするだけですけど...)

今週は、現在の特撮作品が如何に酷いレベルに陥っているかが分かるものでした。この点では、現在を象徴する物語の連続でした。

 

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