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蒼い瞳とニュアージュ [ドラマ]

今月は4本の新作が放送されるWOWOWのドラマW。最終週となる今回は、松岡圭祐原作の「蒼い瞳とニュアージュ」でした。(原作は、一応「完全版」の方です。)時間は114分ということで、今回の新作4本の中では最も短い時間であった。(1本目が少し長めだったが、他の3本はほぼ同じでしたけど...)

物語は、臨床心理士が爆弾事件と青酸カリ事件の犯人の内面を探っていく心理サスペンスである。(警察から強力を求められて、爆弾事件の方に絡んでいき、更に...ということになる。)

が、はっきり言って、今回は面白くなかった。(途中でアクビが出てきて、最後まで見たとはいうものの、という状況でした。)とにかく、主役の臨床心理士のキャラにどうしても拒否反応してしまうのである。しかも、最初に登場した所から拒否反応が始まったため、これは筆者とは相性が悪かったということになる。

その道の達人となると、(イメージの部分があるのだが)気むずかしい、わがまま、何処かで他人を見下している、というような印象があり、そういう雰囲気がいきなり出てきた。しかも、ギャル風のちゃらちゃらしたキャラであった(警察庁の刑事はカウンセリングの相手のことを考えて、と上手いこといっていましたけど...)時点で、筆者のシャッターは完全に降りた。よって、主人公に全く思い入れが出来なかった。(尚、演じた深田恭子の演技と言うことでは良かったということになる。)で、そうなると、ドラマを見ている筆者自身は、物語の中では事件の被害者でも加害者でもなく、全く無関係の単なる傍観者となるので、事件が進展しても、または進展しなくても、新たな事件が起ころうが、どうでもいいということになったのでした。

また、言動は違っているものの、外見上はどこかに「富豪刑事」という雰囲気があったことも、ここではマイナスに働いた。(「富豪刑事」は面白かったんですけど...)

今回4週に渡って放送された4本の作品の中で、筆者が一番面白かったと感じたのは、2本目の「孤独の歌声」(内山理名主演)でした。それから1本目の「長い長い殺人」もなかなか良かったですね。(この2本は再放送があったら、また見ても良いと思うものでした。)3本目の「結婚詐欺師」は騙すための口はそれなりに面白いのだが、一度見たらそれで十分というもので、今週のは再び見ようという気にはなれないものでした。

4週連続放送のクイズの方は、放送終了後に応募を行ったため、ここにはもう答えをメモする必要もないので、記しません。尚、プレゼントはBDレコーダー、原作本セット、500円分のQUOカードの3種類である。当たるのだったらBDレコーダーかQUOカードにして貰いたいところであるが、BS-iではなくてWOWOWだから当たらないでしょうね。(BS-iのプレゼントだけは、やたらと当たります。)尚、原作本セットが当たったら、本がダブってしまうことになっちゃうので...(まあ、古本屋さんに持っていけばいいか...)

 

↓原作はこれ

蒼い瞳とニュアージュ 完全版 (角川文庫 ま 26-201)

蒼い瞳とニュアージュ 完全版 (角川文庫 ま 26-201)

  • 作者: 松岡 圭祐
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: 文庫

↓これと被ったイメージが...

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  • 発売日: 2005/08/05
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  • 発売日: 2006/10/06
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