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キューティーハニーTHE LIVE #10+苦言 [特撮]

今回は、前回お披露目となった剣持ユキのハニーフラッシュしたシスター・ユキのお披露目の物語でした。そこに、早見とユキのハニーに対する思いを込めた珍デートという展開で、楽しませてくれる物語であった。ただ、普通と違うところは、ユキはレズというキャラクターを発揮して、完全にストーカーになっているというのは、やっぱりこれも深夜枠ならではですね。

が、早見も早見で、ユキのストーカーになっている。が、早見は私立探偵ということを考えたら、趣味と実益を兼ねて、この職業を選んだというのは疑う余地は無いですね。

ハニーが苦戦して、勝てなかった渡に対して、シスター・ユキは簡単に迎撃してしまったということで、戦士としたらとてつもなく強い、ということになるが、愛しのハニーのためということを考えたら、いつもの能力以上の力を発揮したと考えておくべきでしょうね。

早見のストーカーとしての行動と、ユキのストーカーとしての行動は、全く同じという所がなかなか面白い。ということで、男女を問わず、恋い焦がれる相手に対する行動パターンというのは単純明快ということなんでしょうね。ただ、二人とも普通の人とは比べものにならないような重度のストーカーということで、人並み外れているということも忘れてはならず、その道の達人とバカは紙一重と言った所も忘れてはなりませんが...

それにしても、早見がユキを撮影したビデオを見た源さんが、簡単にぬいぐるみがおかしいと言うことに気づいたが、この人の正体は相当な人物のようである。例えば、インターポールの秘密捜査官であって、身分を隠してホームレスになっての潜入捜査をしているとか、組織内で何かトラブルを起こして飛び出したとか、何か大きな秘密がありますね。

今回は、他の作品についても苦言と共に述べておくことにする。(見ていて、あまりの体たらくにあきれ果ててしまった...)

まずは、もはや詐欺と言っても良いような番組タイトルの「セブンX」から。この物語では、タイトルになっているセブンXが最も不要なキャラとして登場しているが、今回は、この番組タイトルであればあまりにも酷すぎた。回想として一応セブンXは登場するものの、はっきり言って登場させなくても物語の進行には影響を与えないという所まで落ちている。物語の集結に向けて動き出したとは言っても、これはあまりにも酷すぎる。「番組タイトルに偽りあり」ということを堂々と言っているだけであり、だからこそこの作品は「失敗作だ」と言うのである。「セブン」の名前を外し、「怪奇大作戦」の新シリーズということにしたら、それなりの内容なのに、「セブン」の名前があることがこの作品の根本的なミスである。1話30分という放送枠がある以上、全体を通しての物語として描きたいとしても、各話においてもしっかりとキャラを立てることが出来ない以上、これは監督や脚本ではなくて、監修やシリーズ構成が大いなる勘違いをしているだけであり、ここが悪いということになる。最初から全12話で、しかも放送開始前にクランクアップしていた本作であるが、これを撮影しながら放送していたら、間違いなく苦情の山で即刻打ち切りとなるのも確実である。それを逃れるための製作体制だっただけで、こんなことをしていたら、間違いなく放送してくれるTV局はなくなるだけである。

次は、5人もいらないカラフルな奴らについて。赤が主人公ということで、ドラマを持ってくると言うのは分かる。(実際、「ダイナマン」や「バイオマン」でも赤の父親が鍵となりクライマックスに突入していた。)しかし、ゲキレンジャーは赤以外の4色はあまりにもキャラとしての魅力が無く、空気と変わらない存在である。一段と空気化が進むだけで、邪魔なだけである。スタート当初、3人にしたことで各キャラを掘り下げて描けるので、言い選択をしたと思ったが、理央とメレに比重を置いて描いていたことで、キャラの描写が不十分であり、駄作へと突き進んでいき、そこに新キャラで2人を追加しても、まともに人物描写が出来る訳がない。で、一段とキャラに魅力がない、空気化に拍車を掛けた。玩具を売るための年中行事がこうも物語を酷いものにしたという、典型的な「まんねり病」として、「駄作」として歴史に残る作品ですね。

残るもう一つは、何があったの?松元環季が良い表情をしていた見せていただけで、他には何も印象に残っていない。(こんなのを制作するのは、時間と資源の無駄遣いでしかない。)

ところで、「キューティーハニー THE LIVE」のDVD化ということが流れていたということで、一言。「ハニー」はそれなりに面白いものの、他の作品がレベルが低すぎるために良く見えている、という部分もある。(DVDがリリースされても、購入までは至らない。)また、他の3作はDVDにするのは資源の無駄遣いでしかない。(1つはこのままリリースしたら「詐欺」になるだけである。)

今や、TV放送後のパッケージ・ソフト(DVD)の販売まで含めて製作費の回収を考えているのは常識であるが、もう少し後に残る内容に出来ないのであれば、何の意味もない。すこしは「ケータイ刑事」(これだけは別格で、今やエンタメ精神をしっかりと持っていて楽しめるのはこれだけである。)を見習って、内容のある物を製作して貰いたい所である。

 

↓これがリリースされてもねぇ...(2話収録って、資源の無駄遣いでしかないですよ。特典映像を入れても、5話ぐらいは十分収録できるはず。)

キューティーハニー THE LIVE 1

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2008/03/25
  • メディア: DVD

↓早見&ユキを知るにはこれが役立つ?

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↓このシリーズは別格。

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX II

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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