「REAL GENIUS」 [映画(洋画)]
表題の作品は1985年の映画「天才アカデミー」であるこの作品は、日本では認めてられていない「飛び級」がベースにあるために、日本人にはアイデアだけでもコメディに感じられてしまうという所がある、コメディ作品であり、15歳で大学に入った天才少年の愛と冒険を面白おかしく描いた作品である。本作には、当時はまだ無名の存在だったヴァル・キルマーが出演しているという所が現在では注目点ともなっている。
作品データを記しておくと、時間は106分、製作はブライアン・グレイザー、製作総指揮はロバート・デイリー、監督はマーサ・クーリッジ、脚本はマーサ・クーリッジ、ニール・イズラエル、ピーター・トロクヴェイ、パット・プロフトの4人、撮影はヴィルモス・ジグモンド、音楽はトーマス・ニューマンである。そして出演は、ゲイブ・ジャレット、ヴァル・キルマー、ウィリアム・アザートン、ミシェル・メイリンク、パティ・ダーバンヴィル、ロバート・プレスコット、エド・ローター、デボラ・フォアマン、ディーン・デヴリン、たちである。
15歳の天才少年・ミッチは、パシフィック・テク工科大学のジェローム・ハサウェイ教授に認められて大学に入学する。寮に入った彼は、クリスとルームメイトになる。クリスは優秀な知能の持ち主だが、いつも馬鹿騒ぎをしている男であった。ハサウェイ教授の研究内容は、軍事産業から支援金を受けてのレーザー光線の研究であった。そんなミッチの寮生活にも慣れてきて、ジョーダンという女の子がモーションをかけてくる、というように学生生活を楽しんでいた。ある日、ミッチは髭男ラズロの後をつけていって地下に行き、彼はかつてこの大学の首席だった人物であること、70年代後半に自分の研究が人殺しにつながると知って隠遁生活に入った、ということを知る。それを知ったハサウェイ教授はクリスを追い出してしまう。そんな中で、ハサウェイ教授のレーザー光線の研究が完成する。クリスとミッチはその目的が殺人兵器だと知る...
前半は15歳の少年のキャンパス・ライフを面白おかしく描いているが、途中から大きく変わって、正義の味方風になるが、コメディとしてのノリは同じである。'80's作品らしい明るく楽しいところがあり、それなりに笑って楽しめる。'80'sのノリがお好きな方には抵抗なく入って行くことが出来るコメディ作品である。
DVDではなくてビデオです。↓
↓ヴァル・キルマー出演作をいくつか
ドアーズ:スペシャル・エディション (ユニバーサル・ザ・ベスト第8弾)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2007/09/13
- メディア: DVD
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