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必殺スペシャル「大暴れ仕事人!横浜異人屋敷の決闘」 [ドラマ]

KBS京都の7日間連続放送も、中日・4日目となる元旦の放送はスペシャル第15弾の「大暴れ仕事人!横浜異人屋敷の決闘」。本放送は1990/1/3ということで、この時期はTVシリーズの放送がなく、年に2,3回のペースでスペシャルが製作されていた時期である。よって、正月に放送されるというのは恒例行事であった。こうなると、仕事人のメンバーは、主水を中心にしたお馴染みの顔ぶれが集うと言うことになる。で、政と加代にゲストが加わる形となっている。また、実在の人物である清河八郎を登場されているのが今回のポイントである。上岡龍太郎がナレーションを務め、豆知識を披露するような口調で語っている。

そして、今になって急にポイントとして注目される所が1つあって、それは桝添要一がちらっと登場していて、勝海舟を演じていると言う所である。この当時、後に大臣になるなんて、夢にも思わなかったことである。

物語は、攘夷倒幕の嵐が吹き荒れる幕末期。幕府は荒くれ浪士たちを集めて浪士組を結成する。主水も支度金50両を手にして浪士組に入る。(当時はこういうことのを「デューダする」と言ってましたが、は完全に死語ですね。)浪士組を率いていたのは北辰一刀流を極めた攘夷倒幕論者・清河八郎であった。清河は主水と意気投合して、主水に重要な役割を与える。で、人集めに走る。更には「お上の仕事」と言われて、横浜のある屋敷に泥棒に入ることを命じられ、集めた泥棒たちを使って泥棒に入らせる。が、底には罠が仕掛けられていた。幕府は反幕派の一挙壊滅を狙って浪士組を作らせていたのだった...

正月スペシャルと言うことで、当時は3時間枠で放送されたということで、本編の方も長く、144分という長尺である。(ちょっと冗長的な所が見受けられますけど...)ドンデンが仕込まれているとはいうものの、正月に相応しい「華」がもう少し欲しい所でもあった。ただ、主題歌として「荒野の果てに」が使われたというのが、「必殺ファン」にとっては嬉しいところでした。

 

必殺スペシャル・新春~大暴れ仕事人!横浜異人屋敷の決闘

  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
  • 発売日: 1994/12/17
  • メディア: ビデオ

↓これに収録されています。

必殺スペシャル 中巻

必殺スペシャル 中巻

  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD

↓「荒野の果てに」はこちらにあります。

必殺!The Hissatsu Sound

必殺!The Hissatsu Sound

  • アーティスト: TVサントラ, 川田とも子
  • 出版社/メーカー: キング
  • 発売日: 2000/08/23
  • メディア: CD


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