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TOTO『KINGDOM OF DESIRE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1992年に4年ぶりのアルバムとして発表された彼らの8枚目のアルバムである。本アルバムはジェフ・ポーカロ在籍時の最後のアルバムであり、本アルバムの発表後にジェフが亡くなったということで、TOTOの終焉を感じさせることになったアルバムである。(現在でも、ジェフの名前をリスペクトして活動しているものの、'70'sから'80'sにかけてのヒットを連発していた頃と比べると随分とこぢんまりとしてしまった。)本アルバムは大作指向のアルバムであり、全12曲で70分に少し届かないという長尺のアルバムである。(LPの時代であれば、間違いなく2枚組になっていますね。)7分を越える曲が3曲あり、8曲は5分以上の曲となっている。

収録曲は以下の全12曲である。『Gypsy Train』『Don't Chain My Heart』『Never Enough』『How Many Times』『2 Hearts』『Wings Of Time』『She Knows The Devil』『The Other Side』『Only You』『Kick Down The Walls』『Kingdom Of Desire』『Jake To The Bone』。

この中からは次の4曲がシングル・カットされているが、特に大きなヒットとはなっていない。『Don't Chain My Heart』『Only You』『2 Hearts』『The Other Side』。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、『Don't Chain My Heart』『2 Hearts』『Wings Of Time』『Only You』『Kingdom Of Desire』という所をピックアップしておく。が、ラストの『Jake To The Bone』は7分を超えるインスト・ナンバーであり、他の曲とは別格と言うことで、じっくりと聴き込んで貰いたい曲である。

結成時からの中心人物であったジェフ・ポーカロの最後のアルバムということで、本アルバムを以てTOTOは終わったという声があるが、メンバー・チェンジが激しい彼らのことを考えたら、一つの時代が終わったことは事実であるが、「終わった」と言い切るのはどうかと思う所である。が、本アルバム以降('90's以降)も活動を続けていて、アルバムの方も発表しているが、今ひとつ元気がないように感じてしまうのは残念な所である。まあ、そういう後のことは置いておくとして、本アルバムは一つの区切りとなったアルバムであるので、以前のTOTOサウンドを聴いていれば、本アルバムまではしっかりと聴いておくべきである。(本アルバムの1つ前の「THE SEVENTH ONE」はしっかりと聴かれているようだが、本アルバムまではやっぱり聴くべきです。)

 

Kingdom Of Desire

Kingdom Of Desire

  • アーティスト: Toto
  • 出版社/メーカー: Columbia
  • 発売日: 2003/11/03
  • メディア: CD


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